たつぼん

バスケ大好き 千葉ジェッツとアースフレンズ東京Zを愛している

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マガジン

  • アスフレ観戦記

    プロバスケチーム「アースフレンズ東京Z」(アスフレ)について、ファン目線で感じたことを書いた記事を紹介する

最近の記事

アスフレ観戦記『23-24シーズンの総括』

アースフレンズ東京Z(アスフレ)の23-24シーズンが終わりました。結果はご存知でしょうが、今回はそこに至る過程を私の目線で振り返ってみます。 1.春は別れの季節秋春シーズン制のBリーグにとって、春は別れの季節です。シーズン終了に伴う移籍、引退、契約満了等によって、多くの選手やスタッフが所属していたチームから離れていきます。 アスフレは、その最たる例と言って良いでしょう。ここ4~5年は、フロントが選手やコーチを一気に放出する『解体』を繰り返しているからです。春が終われば、

    • アスフレ観戦記『請田の涙』

      10月18日現在、アースフレンズ東京Z(アスフレ)の23-24シーズンは、2節(4試合)が終了しています。ここまでのチーム得点王は、外国籍選手でもなく、B1から移籍してきた井手拓実でもなく、ルーキーの請田祐哉です。今回は、請田の凄さについて語っていきます。 1.公開練習私が請田を初めて見たのは、8月に行われた公開練習です。身長173cm、体重67kg。バスケ選手としては小さすぎる体躯。第一印象では、チーム得点王どころか、プレータイムをすぐに貰えるとは全く思えなかったです。

      • アスフレ観戦記『23-24季へのオフシーズン』

        アースフレンズ東京Z(アスフレ)の22-23シーズンは、14勝46敗でB2最下位。残念ながら降格が決まり、B3の舞台から再建を始めることになりました。今回は、このオフシーズンを振り返りながら、アスフレが描いた再建プランを探ってみます。 1.GM変更再建にあたり最も重要な役職は、チームビルディングの構想・主導を行うゼネラルマネージャー(GM)です。アスフレでは、クラブの代表取締役社長である山野勝行が、その役職を長年担ってきました。 GMとしての山野代表は、過程よりも結果を重

        • アスフレ観戦記『公開練習(23-24季)』

          2023年8月21日、アースフレンズ東京Z(アスフレ)の公開練習がありました。今回は、その振り返りです。 1.ファン減った?公開練習が行われた場所は、蒲田にある某体育館。そこのコートサイドにパイプ椅子が並べられており、ファンは座って見学ができました。 運営スタッフ曰く、ファン側の参加者はだいたい40人。あくまでも体感の比較なのですが、昨シーズンよりも大きく減少した気がします。今回のロスターにはルーキーが多いこともあって、選手推しのファンが例年よりもかなり少ないのかもしれま

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        • アスフレ観戦記
          38本

        記事

          アスフレ観戦記『22-23季の総括』

          アースフレンズ東京Z(アスフレ)の22-23シーズンが終わりました。結果はご存知でしょうが、そこに至る過程を振り返ってみましょう。 0.前日譚:山野代表がもたらした闇『解体』 習慣的にNBAをご覧になる方なら、お馴染みのチームビルディング。チームをゼロベースでつくり直すために、主力選手を一気に放出することがそう呼ばれています。 少なくとも私が見てきた4年間、アスフレのチームビルディングは、まさにこれの繰り返し。運営会社の代表、及び、チーム編成も担っていた山野勝行(山野代表

          アスフレ観戦記『22-23季の総括』

          アスフレ観戦記『奈良遠征』

          アースフレンズ東京Z(アスフレ)の第25節は、アウェイでバンビシャス奈良との対戦。ちょうど残留ライン上にいる奈良とのゲーム差は『3』。連勝すれば、残留の可能性を残せる重要な戦い。私は、居ても立っても居られず、現地での観戦を決意しました。 ◎Gama1宇都直輝やクリスチャン・ジェームス等、タレント豊かなアウトサイドが強みである奈良。レジナルド・ベクトン(レジー)とイシュマエル・レーン(イシュ)、重量級ビッグマンによるインサイドが強みであるアスフレ。先にどちらの強みが活きるのか

          アスフレ観戦記『奈良遠征』

          アスフレ観戦記『2月度MVP』

          今シーズンは、毎月書いてきたアースフレンズ東京Z(アスフレ)の観戦記。2月度は、色々と忙しかったため、ちょっと横着。試合内容は省いて、話題を個人的に選んだ月間MVPに絞りました。 ☑月間MVP : 城宝匡史 a.k.a『JO様』2/6~7、ホームで行われた香川ファイブアローズとの戦い。Game2は、城宝のクラッチショットが決まり、アスフレが逃げ切りに成功。ヒーロー賞 (MVP)に選ばれた城宝は、観客の前で以下のように発言をしました。 「調子が良いのでバスを下さい」 城宝は

          アスフレ観戦記『2月度MVP』

          アスフレ観戦記『良い変化のあった1月度』

          12月度が終了した時点における、アースフレンズ東京Z(アスフレ)の成績は、5勝23敗。降格争い戦線からは完全に弾かれ、最下位の1人旅となっていました。残り32試合、このまま起伏なく、バッドエンドを迎えるのか。はたまた、奇跡を起こして、ハッピーエンドに到達するか。あとがない1月度を振り返ってみましょう。 第16節:ハードワーカーの帰還第16節の対戦相手は、アルティーリ千葉。強豪との戦いを前に、もう何度目か分からないロスター変更がありました。 イシュは、アスフレに以前所属して

          アスフレ観戦記『良い変化のあった1月度』

          アスフレ観戦記『22年12月度』

          11月度が終わった時、アースフレンズ東京Z(アスフレ)の順位は、3勝14敗でB2最下位。降格が、気配を感じるくらい近くまで迫っていました。 ただ、幸いなことに、12月度は下位チームとの戦いが多かったです。勝ち越して、降格争い戦線に復帰できたのか。はたまた、負け越して、逆に遠のいたのか。生き残りを掛けた1ヶ月間を振り返ってみましょう。 第10節:本当の敗因第10節の対戦相手は、福島ファイヤーボンズ。今シーズンは大型補強を行い、本格的にB1昇格を狙っています。しかし、シーズン

          アスフレ観戦記『22年12月度』

          アスフレ観戦記『22年11月度』

          アースフレンズ東京Z(アスフレ)の11月度を振り返ります。皆さんは、11月度をどのように評価していますか? 第6節:希望の光10月度の成績は、東地区最下位の2勝7敗。降格が薄っすらと見え始めたからか、フロントはオンコートに大きなテコ入れを実施。新たな体制で巻き返しを図りました。 新体制の初陣は、西地区の長崎ヴェルカが相手。B3から最短でB1昇格を目指している強豪であり、力試しとしては持って来い・・・だったのですが、何と新規契約のアディソンを含む主力3人が欠場。新体制ではな

          アスフレ観戦記『22年11月度』

          アスフレ観戦記『22年10月度』

          アースフレンズ東京Z(アスフレ)の22-23シーズンが始まってから、早1ヶ月が過ぎました。今回は、ここまでの戦いを振り返りってみます。 第1節:強烈なバックコートDuo開幕戦の相手は、山形ワイヴァンズ。継続性を持ったチームビルディングを実施し、ライコビッチ体制3年目。成熟期を迎えたチームです。 一方のアスフレは、山形とは正反対のチームビルディング。毎年のように解体を選択し、今シーズンもロスターはがらっと変わっています。この日のスタメンは、何と全員が新規契約選手でした。

          アスフレ観戦記『22年10月度』

          アスフレ観戦記『22-23季に向けたオフシーズン』

          アースフレンズ東京Z(アスフレ)の22-23シーズンが、いよいよ始まります。このオフシーズン、彼らがどんな準備をしてきたのか。振り返ってみましょう。 1.右肩下がりと疲弊皆さんご存知の通り、Bリーグ開幕以降、アスフレの成績は右肩下がりです。運営会社の代表でもあり、オンコートの編成も担っている山野さんは、その改善策として、毎年のようにチームを解体。様々な方法を試し、再建を図っていました。 しかし、成績が示すように、改善の兆しは一切ありません。『勝ち負けが全てじゃない』とは言

          アスフレ観戦記『22-23季に向けたオフシーズン』

          アスフレ観戦記『21-22シーズン総括』

          『第二創業』 『東頭体制の解体』 『ウーゴ体制でリビルド』 アースフレンズ東京Z(アスフレ)が変化を大体的に打ち出した21-22シーズンが終了しました。実際に何が変わったのか。シーズンを振り返りながら、共に考えてみませんか。 1.育成型クラブの構築「新B1に向け、第二創業期始まる」 アスフレの代表取締役社長・山野さんによる宣言によって、今シーズンはスタートしました。右肩下がりの現状から脱却するため、第二創業と銘打った改革に踏み切ったのです。 改革のメインは、新たなクラブ

          アスフレ観戦記『21-22シーズン総括』

          アスフレ観戦記 「シーズン前半の総括」

          アースフレンズ東京Z(アスフレ)の21-22シーズンは、早いもので30試合が終了。成績は『5勝25敗』。リビルドの道中は、厳しいものとなっています。 今回の観戦記は、シーズン前半の総括。彼らの紡いだ物語を振り返ってみましょう。 ☑ シーズンオフ『解体→リビルド』20-21シーズン終了後、アスフレは真っ暗闇の中にあった東頭体制を遂に解体。スペイン人のウーゴ・ロペスを新しいHCに迎え、“もう何度目か分からない”リビルドを選択しました。 もちろん、HCだけでなく、ロスターにも

          アスフレ観戦記 「シーズン前半の総括」

          アスフレ観戦記~決算と新B1~

          23点差の大・大・大惨敗を喫したホーム開幕戦。試合後に、山野代表はこんな宣言をしました。 次の大きな舞台とは、俗に言う『新B1』。もはやB2のドアマットチーム(※)として定着してしまったアースフレンズ東京Z(アスフレ)が、新B1へ行けるのかどうか。 いつもの観戦記とはちょっと趣向を変えて、今回はアスフレの未来とお金の話。 (※)ドアマットチーム:弱小チームのこと。ドアマットの如く、相手に踏みつけられるという比喩。 1.新B1とは?まずは、新B1について改めて確認するこ

          アスフレ観戦記~決算と新B1~

          アスフレ観戦記「vs愛媛」

          前回の勝利はいつだったか、なかなか思い出せません。この日に観測された月食と同じくらい、現地観戦の勝利は稀有なものになってしまいました。 今回は、アスフレが今シーズン初勝利を上げた『第8節 vs愛媛』についてお話します。 第1Q "go to guy"0勝13敗のアスフレと、3勝10敗の愛媛。互いに立て直しの契機と考えているはずの戦い。序盤に目立ったのは、愛媛ディフェンスの”緩さ”でした。 ボールマンに対するインテンシティの低さ。リムプロテクトに入るべきヘルプの不在。ゾー

          アスフレ観戦記「vs愛媛」