まさかこんなところに「完璧主義」
毎年行われる、感度の高い人が涙を流すほどの季節イベントってなぁ〜んだ。
はい。花粉症ですね。
昨日辺りから涙と鼻水が止まりません。
1〜2年前は、今よりもコロナに対する意識が強かったですね。
公共の場で鼻をすすると、とても白い目で見られていました。
違う意味でも辛かったです。
20代の熱心な営業マン時代。
1日300件。
オフィスで新規の顧客獲得のため、電話に明け暮れていた時も容赦なかったです。
基本、鼻の穴は必ず片方は詰まっています。
話し始めると、次第にもう片方も詰まってくるのです。
テレアポでこれはとんでもない状態なのです。
ではまず一度、鼻を手でつまんで息ができないようにしてください。
そして一言。
「キレてないっすよ」と。
どうでしょう。
モノマネ芸人の長州小力さんみたいになりませんでしたか?
隣の席には可愛い主婦のバイトさんが座っていて、恥ずかしい。
反対には圧が強めの上司で、怒られないか不安。
すると、上司から一言。
「お前、お客さんを馬鹿にしてないか?」
「全くしてないっすよ!」と、長州小力の声で反論。
そんな営業マン時代でした。
心理学博士の小林正観さんは、
花粉症は完璧主義の人に現れると言われていました。
何事も「まぁ、いっか」くらいがちょうど良いのだと。
それを講演会で聞いていた、ある花粉症の男性は実践してみます。
すると毎年300箱ティッシュを使い切っていたのが、今年は10分の1の30箱で済んだのです。
彼は正観さんに報告に行きます。
「来年は完璧に抑え込んでやりますよ」
正観さんは
「完璧主義ですね(笑)」
僕も完璧主義だったかもしれません。
肩に力が入っていたのかもしれません。
心なしか息を吐きながら全身を脱力すると、ちょっと鼻の通りが良くなります。
花粉症が辛いときは、完璧主義になっている証拠かもしれませんね。
何事もほどほどにやっていきましょ。
ではまた。