tata❀

某地方自治体勤務/2022.10.12 第1子23w死産/2023.9.9第2子出産/婦人科系持病あり/死産を経て妊娠に至った心境や経緯を綴ります*

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某地方自治体勤務/2022.10.12 第1子23w死産/2023.9.9第2子出産/婦人科系持病あり/死産を経て妊娠に至った心境や経緯を綴ります*

最近の記事

第2子妊娠中に救急車で運ばれた話

不安を抱えながら過ごしていた第2子の妊娠中。 実は一度救急車で運ばれたことがあります。 妊娠が発覚したころに現れるつわりの症状は、 1人目も2人目の食べづわりだったのと 横になっていないと気持ち悪い症状だけで、 自分の中では辛かったものの 一般的な妊婦さんのつわり症状の中では 比較的軽いものだったと思われるのですが、 つわりがおさまってきた妊娠4ヶ月頃から 突然めまいや吐き気に襲われる症状が起き始めました。 少しの時間身体を横にしていれば治まるのですが いつ起きるか分から

    • 第2子妊娠中の不安と変化

      第1子の死産によりうつ状態となり、病気休暇をもらっていたとき、 第2子の妊娠が発覚しました。 以前にも記載しましたが、 第2子の妊娠が発覚した時、 嬉しさはあまり抱かなかったのが正直なところです。 子宮内膜症でも妊娠できたという【安堵】と また同じことが起きたらどうしようという【不安】 この2つの気持ちを同時に感じたことを今でも覚えています。 そして、不安な気持ちは、 9月9日に出産するまで ずっとずっと持ち続けながら過ごしました。 不育症の検査を受けて、服薬を始め

      • 不育症検査を受けた話

        今日は、不育症検査を行った時のことをお話しします。 私は、第一子を子宮内胎児死亡により死産となり、23週でお別れしました。 後から調べているうちに知りましたが、 当時かかっていた病院では、亡くなった胎児の染色体検査を 薦められることも、検査があることも教えてもらっておらず 原因不明なまま退院し、それっきりになっていました。 その後、子宮内膜症の改善のため通っていた鍼灸院で これまでの経緯をお伝えした時に 不育症検査は行ったか聞かれました。 当時の私は、恥ずかしながら 聞か

        • 子宮内膜症のこと

          今日は私の持病についてお話します。 以前にも記載したことがあるのですが、 私は子宮内膜症の一種であるチョコレート嚢胞という婦人科系疾患があります。 発覚したのは、一人目の子を妊娠する前のことです。 生理不順を理由に妊娠を疑い、産婦人科を受診した時 人生ではじめて内診を行ったことで発覚しました。 このチョコレート嚢胞というのは、 本来なら生理が来た時に体外に排出される血液などが 何故か卵巣に溜まってしまい、 ドロドロとした塊がチョコレートのようであることから この名がついて

          産後休暇と仕事復帰への不安②

          ※前回記事の続きになりますので、①からご覧ください。 死産後、産後休暇をもらい復職について考える長い時間をもらいました。 結果的に4か月休職した後復職したのですが、 復職することを決められた最大の理由は また妊娠できたから です。 休職して3か月半を過ぎたころ、 生理が来ないことから検査薬を使用してみると 陽性反応が出たのです。 正直妊娠が分かったときはうれしさよりも安堵という感じでした。 というのも、一人目の子を妊娠する前に 婦人科系の持病があることが分かりました

          産後休暇と仕事復帰への不安②

          出産しました

          更新が久しぶりになりました。 先月、長女を出産しました。 予定日より早かったですが、 母子ともに健康です。 産声を聴けたとき、 自然と涙が溢れました。 そして昨日。 長男の一周忌を迎えました。 いろんなことでバタバタしており しばらく更新ができていませんでしたが、 昨年の死産の経験から 今回の出産に至るまでの とても濃密な1年の日々を またゆっくり更新していきます*

          出産しました

          産後休暇と仕事復帰への不安①

          子宮内胎児死亡の宣告から火葬まで約1週間。 怒涛のように過ぎましたが、 色んな手続きを終えてから考えなければならないことは沢山ありました。 その1つが仕事です。 やらなければならないことは一通り終えましたが、 心も身体もまだまだ仕事ができる状態にはありませんでした。 変に気を遣われるのもしんどいし、 妊娠していることを同期などにも伝えていたので、 そのことを直接話題に出されたとき、 自分の口から死産したことを伝えるのはあまりにもしんどく思えて、 誰にも会いたくない気持ちしか

          産後休暇と仕事復帰への不安①

          火葬の日

          あまり寝られないまま迎えた火葬の日の朝。 すがすがしいくらいにきれいに晴れていました。 最期の瞬間くらい、少しでもましな母の姿でいたくて お化粧とアイロンで身支度を整える。 準備を終えて、出発するまでは 赤ちゃんにずっと話しかけていました。 本当の最期がもうすぐ来ると思うと、 どうしたって涙があふれてしょうがなかったです。 火葬場につくと、 朝一番だからか他の予約はなかったようでした。 夫以外の誰にも会いたくなかったですし、 なにより、かわいそうと思われるのが嫌だったので

          火葬の日

          退院日と最期の夜

          入院4日目。 朝から健診を受け、熱が引き体調も問題なかったので 予定通り午前中に退院できることに。 やっとおうちに帰れる。それがすごくうれしかったです。 夫にすぐに連絡し迎えに来てもらいましたが、 お医者さんと看護師さんと受付の方で疎通ができていなかったのか、 一緒に帰ると伝えていた赤ちゃんの準備ができていなかったり 退院の手続きは受付だけでいいと言われていたのに、 入院していたフロアの看護師にも説明がいると言われたり。 最後の最後に、ん?と思うようなことが続いて少し嫌な気

          退院日と最期の夜

          入院3日目 死産の原因と死産届

          お産を終えて、入院3日目。 ほとんど寝ていなかったので、気づいたら朝だったという感じ。 前日高熱が出続け、朝になっても熱が下がりきっていなかったので この日は退院できないことに。 早く家に帰りたい気持ちでいっぱいでしたが、 体調が回復するまでは仕方なかったです。 夫が病院に来てから、 今回の死産についての説明をお医者さんからしてもらいました。 赤ちゃんの大きさから、 出産日の1週間ほど前から心臓は止まっていた可能性が高い。 外見からわかる染色体異常はない。 胎盤剥離やへ

          入院3日目 死産の原因と死産届

          入院2日目 お産の日

          入院2日目。 お産の日です。 朝から陣痛促進剤を投与。 強制的に陣痛を起こすというのを身体が拒否するのか 投与する時点でとても痛い。 朝から聞こえてくる産声にまた複雑な気持ちになって 勝手に涙が流れてくる。 そんなとき、私の担当助産師から 「私も臨月で死産を経験しているの。 辛さは比べられるものではないけど、少しは気持ちが理解できる」 と声をかけられた。 週数で比べられるものではないけれど、 経験した人でなければわからない感情を知っている人がいる。 その人が私の担当を

          入院2日目 お産の日

          入院1日目

          翌日。 まだ気持ちもなにも整理はついていませんでした。 それでも、職場と両親にだけはLINEで連絡をしました。 失礼だとは思ったけど、誰とも話したくなかった。 誰かの声を聞いたら、泣いてしまうと思った。 朝から入院と言われていたので、診療時間に病院へ。 夫が送ってくれましたが、道中会話はありません。 私も夫も、泣かないことに必死でした。 病院に着いてからがまた地獄でした。 待機場所が、一般の人たちと一緒だったのです。 これから出産を控える妊婦さん。 出産を終え、健診にきて

          入院1日目

          子宮内胎児死亡と発覚した日

          その時は、本当に突然訪れました。 21週5日。 いつも通り健診に行きました。 このときは、元気に動いていて成長も週数通り。 発達に遅れがないことも医師から言われ安心していました。 この日から3日後、食後に腹痛がありました。 出血などはなく横になってれば休まるかなと思い、 あまり気に留めず安静に過ごしていました。 翌日も朝少し腹痛がありましたが、 午前中にはおさまったので食べすぎかなと あまり気に留めていませんでした。 週数的にまだあまり強い胎動を感じることが少なかったの

          子宮内胎児死亡と発覚した日

          noteはじめました*

          はじめまして、tataです。 私は、昨年10月に23週で死産を経験しました。 その後幸運にも2人目を授かることができ、現在36週です。 経験するまで知りませんでしたが、 死産は、お産です。 にもかかわらず、戸籍にはのりません。 1人目の子がいた証はどこにも残りません。 経験してから、1年程が経ち 当時を冷静に思い返すことができるようになってきたので、 ここに記録として、1人目の子が確かにいた証として 思いを綴っていきたいと思います。 死産になるお産は、全体の2%と言われ

          noteはじめました*