山川美々子

川崎市在住の会社員。本を作る仕事に携わり15年ほど。ほぼ毎日リモートワーク。小4女子、小1女子の母。次女が小学校へ行かなくなりました。娘と家族にとって最善の方法を試行錯誤中。絵本、映画、公園、ビールが好き。お腹がすきやすく、涙もろい。毎日何かを探しています。

山川美々子

川崎市在住の会社員。本を作る仕事に携わり15年ほど。ほぼ毎日リモートワーク。小4女子、小1女子の母。次女が小学校へ行かなくなりました。娘と家族にとって最善の方法を試行錯誤中。絵本、映画、公園、ビールが好き。お腹がすきやすく、涙もろい。毎日何かを探しています。

最近の記事

不登校日記⑦「気持ちを伝えたい」と思える相手に出会うこと?

こんにちは。山川美々子です。 次女の学校嫌いの理由の1つに、こだわりの強さがあると思っています。 ひらがなや漢字などの文字の練習をするとき、こだわりの強さが邪魔をして、本当に疲弊してしまうようなのです。 私からすると、「読めればいいじゃん」「漢字ドリルの空欄が埋まっていればいいじゃん」と思うのですが、次女にとってはそうはいきません。 お手本をなぞる線ははみ出してはいけないし、自分の思ったような線の長さ、太さ、角度で書けないと速攻ですべてを消し去り、イチからやり直します。

    • 不登校日記⑥11か月ぶりのランドセル

      小1の5月からが不登校だった次女が、4月から2年生になった。そして5日前、約11か月ぶりにランドセルを背負って登校した。 正直なところ、こんな日がこんな形でやって来るとは想像もしていなかった。思わず熱いものがこみ上げてくる(そもそも、娘が小学1年生の5月という早すぎる時期から、完全不登校になるなんてことも想像だにしていなかったのだが……)。 この1年は長かったようであっという間だった。母子ともに、疲弊することもあった。1年間を振り返って、娘は変わったのか変わらなかったのか

      • 不登校日記⑤~不登校児の夏休みを振り返って

        こんにちは。山川美々子です。 小1の次女が、学校へ行かなくなってからの日々をつづっています。 夏休み、終わってみれば…… 夏休みが始まるのが憂鬱な次女のことについては、以前の記事(↓)で書きました。毎日イレギュラーなイベントが続く夏休みは、次女にとって不安でしかなかったようでした。 でも終わってみれば、夏休みは、母親である私にとって思ったほど憂鬱なものではありませんでした。 夏休みが始まる前は、予定されているイベントについて次女に話すと、「あれはイヤだ」「これはやりた

        • 不登校日記④~憂鬱な夏休み 水族館編~

          こんにちは。山川美々子です。 小1の次女が、学校へ行かなくなってからの日々をつづっています。 少し時間がたってしまいましたが、この記事では次女と過ごした今年の夏休みを振り返りたいと思います。 次女の憂鬱な夏休み 夏休みが始まるのが憂鬱な次女のことについては、前回の記事(↓)で書きました。毎日イレギュラーなイベントが続く夏休みは、次女にとって不安でしかなかったようです。でも、無理はさせないようにとは思いながらも、夏休み中いくつかのイベントに参加することを次女と約束したので

          不登校日記③~憂鬱な夏休み 計画編~

          こんにちは。山川美々子です。 小1の次女が、学校へ行かなくなってからの日々をつづっています。 少し時間がたってしまいましたが、この記事では次女と過ごした今年の夏休みを振り返りたいと思います。 憂鬱な夏休みのはじまり 小学生に限らず大人も、夏期休暇を楽しみにしている人は多いことでしょう。我が家も例外ではなく、7月に入ったころには、夫や長女、私自身もワクワク・ソワソワしていました。プールやおまつり、家族旅行、実家への帰省……。みんなうかれています。 でも、次女だけは違いま

          不登校日記③~憂鬱な夏休み 計画編~

          怒りをコントロールする方法って?

          こんにちは。山川美々子です。 最近、次女と1冊の絵本を読みました。 『ムカムカ ドッカーン!』(ミレイユ・ダランセ 作/ふしみ みさを 訳/パイインターナショナル 刊)という絵本です。 我が家の次女は、いわゆるかんしゃく持ちで、自分の怒りをコントロールするのが苦手なところがあります。この絵本がSNSで紹介されているのをみて、思わず手に取ったのでした。 あらすじ 外でいやなことが起きてばかりのロベールは、すごく不機嫌で家に帰ってきます。そのうえ、お父さんにも注意されて、

          怒りをコントロールする方法って?

          不登校日記②~焦りは禁物、だったのにの巻~

          こんにちは。山川美々子です。 小1の次女が、学校へ行かなくなってからの日々をつづっています。 次のステップへと、急いでしまった後悔 アサガオをきっかけに、ほぼ毎日放課後に学校へ行き、先生と一緒に過ごせるようになった次女。私は次のステップへ…と急いでしまっていました。 次女は絵を描いたり、工作をするのが好きです。 スケッチブックに絵を描いたり、折り紙でイヌやクリを作ったりするときは、集中して作業しています。私が驚いたのは、トイレットペーパーの芯を使った人形を何個も何個

          不登校日記②~焦りは禁物、だったのにの巻~

          不登校日記①~アサガオの巻~

          こんにちは。山川美々子です。 小1の次女が、学校へ行かなくなってからの日々をつづっています。 5月中旬ごろから、学校へ行かなくなった次女。 初めのころ私は、何かきっかけがあれば、また学校へ行けるようになるのではと思い、あれこれ考えては次女にやらせようとしていました。 アサガオをきっかけに 多くの小学校でも同じだと思いますが、次女の通う小学校でも、生活科の授業の一環としてアサガオを育てることになっていました。 次女は、草花がとても好きです。 私はよく、パンジーやマリ

          不登校日記①~アサガオの巻~

          あなたのへたなところがすき

          こんにちは。山川美々子です。 先日、出会った絵本で、ぐっときた作品があります。 『へたなんよ』(ひこ・田中 文/はまの ゆか 絵/光村教育図書 刊行)という絵本です。 あらすじ ネネちゃんのおばあちゃんは耳が遠くて「聞くのが下手」。ほかにも針に糸を通すのが下手だったり、いろんなことが下手です。ネネちゃんにも友だちにも、それぞれ「下手」があります。 みんなそれぞれに下手なところがあるけれど、それらを優しく語り、でもそんなところが好きといってくれる。とてもあたたかい気持ち

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          さがしもの

          探しものをしている私を見て次女が… いつも「あれがない」「これはどこに置いたっけ?」などと、探しものをしている忘れっぽい私。 今日もまた探していました。 友人に送りたい書類というか冊子を梱包しようとしていたところでした。 「今日は雨だから、何かビニールの袋に入れてから封筒にいれよう。」 そう思い立ち、ビニール製の透明のラッピング袋に冊子を投入。あとはマスキングテープで封をしたいな、、そう思ってマスキングテープを探していました。 文房具を入れてある棚から、いくつかのマス

          さがしもの

          「学校、行かない!」と告げられ…

          こんにちは。山川美々子と申します。ペンネームです。 川崎市在住の会社員で、本を作る仕事に携わっています。夫と娘が二人(小4と小1)。最近は、ほぼ毎日リモートワークです。 今年の4月、下の娘が小学校に入学しました。姉妹2人合わせて8年間過ごした保育園生活がようやく終わるー!!と、ちょっとした達成感に浸っていたところ。……次女は、小学校に行かなくなってしまいました。 次女に「学校に行きたくない、行かない」と宣言されてから、あれやこれやを試し、ジタバタしてみましたが、何も解決

          「学校、行かない!」と告げられ…