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不登校日記①~アサガオの巻~

こんにちは。山川美々子です。

小1の次女が、学校へ行かなくなってからの日々をつづっています。

5月中旬ごろから、学校へ行かなくなった次女。
初めのころ私は、何かきっかけがあれば、また学校へ行けるようになるのではと思い、あれこれ考えては次女にやらせようとしていました。

アサガオをきっかけに

多くの小学校でも同じだと思いますが、次女の通う小学校でも、生活科の授業の一環としてアサガオを育てることになっていました。

次女は、草花がとても好きです。

私はよく、パンジーやマリーゴールドなどの鉢植えを買ってきては、我が家の小さな庭を飾ろうとするのですが、だいたい水やりをさぼってしまいます(笑)。そんな私をしり目に、次女は毎日黙々と水やりをやってくれ、最後までお世話してくれるのです。

また、次女が2歳ぐらいのときには、公園の花壇に咲いている花にいたく感動して「ママにあげる!」と、引っこ抜こうとしていて肝を冷やしたこともありました(笑)。

そんな草花好きの次女なので、アサガオがきっかけとなり、学校に足が向くようになればいいなと思ったのでした。

「アサガオの種まきにいかない?」と誘うと、案外あっさりと「行く」という返事が返ってきて、ほっとする私。

そして、ある日の放課後。
先生と一緒にアサガオの種をまいて、お水をあげて…。うんうん、いい感じ。そう思いました。

家に帰ってからも「アサガオ、芽が出たかな?」と気にする次女。
「みんなのは芽が出てるのに、わたしのはまだ出てこないから、早く出てほしいな」そんなふうに、心配そうにそれでいてワクワクした顔をしていました。

次女が学校に行きたくない理由は、「担任の先生がこわいから」。
「ほかの子を怒っていると、自分も怒られている気分になる」とのこと。

私自身が担任の先生と話した感じでは、多少ぶっきらぼうな物言いをする方だなという印象はありましたが、特段厳しすぎる先生には見えませんでした。個別にゆっくり、先生と関わっていくことで担任の先生に慣れてくれればいいなと考えたのでした。

その後も、2日に1回ぐらいは水やりに行き、先生にも加わってもらって一緒に過ごしました。

芽が出た!

先生の問いかけに対して、次女がはきはき答えることはあまりありませんでしたが、うなずいたり、2、3個言葉を発したり、最後は手を振って「バイバイ」と帰って来れるようになりました。

定期的にアサガオを見に行き、先生と一緒に過ごせるようになった次女を見て、私は次のステップへ…と急いでしまっていました。

(つづく)


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