
20240218-0226 三色吉水神(岩沼市)、向山(仙台市)、秋保(仙台市)、八幡(多賀城市) #風景誤読
友達ととある神社を参拝してきた。
ある日の観察日記⑰
久しぶりに会う学生時代の友人と遊ぶ約束を交わした。
その子とは学生以来の再会に等しかった。
お互いに近況報告もかねて日ごろの悩みや仕事先のことなどを話しつつ、ドライブをしながら束の間の学生時代を取り戻したような一日であった。
1.待ち合わせ時間に遅れて友達を困らせてしまう
最近の私は、なぜか朝に軽い貧血を起こしてしまう。
(よって、起きるまでに時間がかかってしまう。。(´・ω・)。)
”今日は友達と遊ぶ日だ~~!”と心の中では飛び起きてフル活動で動いているのに、身体がいうことをきかない。(言い訳か。。?)
やっとこさ起きたものの起きてから家のことをのんびりしてしまう。そんなことをしていると案の定、遅刻した。
”ごめん。遅れます。”
と急いで友達にメッセージを送る。
”了解(汗汗)気を付けてきてね(汗)”
と、友達から返信が。
急いで待ち合わせ場所にバスでむかう。
”ついたよ~いまどこかな?”
”ごめん~本屋にいた。いまから向かうね!”
本屋で時間をつぶしながら待ってくれていたようだ。いろいろと申し訳ない。
2.友人の運転でドライブへ
車のなかでは今日いくところの話題で盛り上がりつつ、友人のハイテクな軽自動車にビックリしていたら目的地にいつの間にか到着していた。
「この車、軽なのにすごい静かだね~私の家の軽なんて、少しの段差があるだけでガタガタいうのに~。この道路、前に家の軽で運転したらふとした時に舌を噛みそうになったんだよ~」(わたし)
「え~…(@_@。そんなことある?
舌を噛むなんて、嫌だな~。。
そういえばこの辺に最近
新しい温泉ができたらしいよ~」
(友人)
仙台方面から山形方面へ繋がっている”西道路”を今はしっていた。
「でもこの辺(錦が丘)ってなんか、
高級なイメージがある~…(偏見)」
「たしかに~でも、いい温泉だったよ~。
今日行く温泉の倍の料金だったけれど~(汗)」
今日の帰りは友達ととある温泉にも
行く予定をしているのだ。
(ワクワクがとまらない)
✽
”ス――”という言葉のように、滑らかに
走る車に乗りながらのんびりと景色を堪能しているといつの間にか目的地に到着していた。
「ついたよ~」
3.金蛇水神社に到着
はじめて訪れたここの神社は何かの施設のような普段行く神社の雰囲気とは違うような空間であった。
「ここはオシャレな雑貨とか
お店があるんだよ~」
たしかに敷地内に入って早々、近代的なデザインを目にする。

ほんとうに、ここは神社なのだろうか。
自然豊かな森の中にあるという私の固定概念が穏やかに崩れていく。
「しかし…ここの神社もすっかり
変わりすぎて原型がないじゃん。
めちゃくちゃ立派になりすぎて
ビビるのだが…」
このあたりが地元である友人によると
改装前はいたって普通の
緑豊かな中に佇む神社だったそう。
(今と比べ物にならないくらいに地味めだったとか)
二人でのんびり神社を散策しながら
参拝をしたり滝を見たり
鯉を見ては”あの鯉はでかい”という話で盛り上がった。
4.愛宕神社へむかう
次の目的地は
『愛宕神社(虚空像山 大満寺)』である。
ここは”トンボ玉おみくじ”や世界の平和を祈って建てられた祈禱碑(裏面には大トトロ)などがある。
最初に知ったきっかけは
追廻地区を調べているある日のことである。
追廻地区には由緒正しき神社も存在しており、太古の時代”仙台”という名前の由来ともなった仏像が周辺の神社に分院された。
そのなかに追廻地区の神社も含まれていた。
仙台の名前の由来
青葉城に千躰の仏像が祀られていたことから
”千躰→せんだい”になったのではという説がある。(諸説あり)
青葉城は今の”東北大植物園”内の
とある一角に一時期、存在していた。
当時はここから太平洋が見えたことから
伊達政宗はこの地から仙台を俯瞰して眺めては
先のことも考えていたとか。
*
お昼は神社併設の喫茶店へ。
私はアツアツの”うどん”を。
友達はホカホカの”カレー”をいただく。
味噌こんにゃくを二人で分け合いながら
まったりとやさしい時間に浸る。
.。o○
どれもおいしすぎて、心も体も温かなものに包まれた幸せなひとときであった。
*
喫茶店をあとにした私たちはつい、
顔を見合わせて同じことを考えていた。
『このあと、どうする(どこにいく)?』
最終目的地の温泉に行くには早すぎるし…
(時刻はまだお昼である)
だからといってこのあとどこに行く予定もしていなかった。
だが、さすがしっかり者の友人だ。
このあと行きたいところがあるらしい。
さすがすぎるよ ありがとう~ (*´ω`*)
5.つかの間の秋保
ご飯を食べたからか、友達の運転がスムーズだからか(?)、眠気に勝てない。
”この辺(秋保)は、よく行ったりする?”
という友達の質問に最初はちゃんと答えていたはずなのだが、気が付いたら眠ってしまっていた。
『ついたよ~』
という友達のやさしい声で目が覚める。
うっかり眠ってしまった。。。(´-ω-`)
”やっぱり、勝負には勝ちたいからね!!”
という友達が案内してくれたところは秋保神社である。
穏やかな姿しか見たことがない友達が勝ちたいものもが何か気になるが、ひとまず一緒に境内へ。
6.つかのまの夏を味わう
入って早々、沢山の風鈴がお出迎えしていた。夏にしか聞いたことのないこの音色に癒されつつ、冬に聴く面白さにも浸った。

どうやら、ここには友達の推しがいるらしい。
名前は「やまとたける」。
(まるで芸能人みたいだ…)
なにの神様なんだろう。今度調べてみるか。
ここでもしっかりと参拝したあと、互いに自由行動へと移った。
私はまず、お手洗いへ。
7.ふと面白いものに出会う
ふふふ…。
トイレの外観に自民党のポスター、、、(笑)

この区画に政治のポスターがあるのが初めてだ。
なんだか色々と考えると笑いが堪えきれない。
(ちゃんと男性用トイレに
男性のポスターが掲示されている)
8.温泉に向かう
お手洗いを終えると、友達が待っていた。
のんびりと合流だ。
そろそろ温泉にいく時間かもね、ということで
のんびりと温泉へと向かった。
温泉先はここから少し離れた、多賀城にある。
最近私が見つけたところで人工のラジン温泉が名所らしい。
私は1回だけ訪れたことがあるが、ラジン温泉に気が付かなくて入りそびれていた。
今日はそのリベンジもかねて日ごろの疲れを癒してきた。
食後には温泉併設の食堂へ
食堂でのんびり話をしつつ
”ラジン温泉すごい汗出るね~
肌がツルツルだよ~”
という友達の嬉しそうな表情に和みながら
ふと、ご飯の話へ。
✽
時間も時間なのでここで夕ご飯を食べることに。
私は”カレー”を、友達は”かつ丼”をいただいた。
”かつ丼なんて滅多に食べないし、今日は楽しすぎた記念に。”と話しながら食べていた友達の表情はとても幸せそうだった。
.。o○(ほんとに、今日はいろいろな意味で贅沢をしている気分だ)
✽
私のカレーはというと、予想以上に辛かった。イラストでしか見たことのないカレーの容器にルーが入っていて、ルー専用のスプーンも付属していた。
水もついてくるなんて、親切すぎる…と思いつつ食べ進めていくと、口の中が燃えるように熱くなってきた。辛いからだ。

食べ終わるころには水がある安心感とともに学生時代の感覚が蘇り、心も温かくなる。
バイトと作家活動の両立の生活で
いつの間にか失われつつあったやわらかくて温かいやさしい感情。
前回の滴々メンバーとの青葉山散歩にしかり…
そのような機会に恵まれているささやかなひとときがとてつもない贅沢に思えてくる今日この頃。
今度はどこで温かいやさしさに出会えるかな。
↑前回の滴々メンバーとの散歩
✳
また後日、温泉に行ってきた。
いつ来ても心身ともに癒されポカポカした。
お風呂のあと休憩がてら自販機で飲み物を買う。
「今日の気分は牛乳かなっ…。)
食堂で寛ぎながらのんびりと牛乳を飲み、温泉の余韻に浸る。
“気持ちよかった〜…”
ふと、牛乳瓶のフタを凝視する。
『……ふふっ笑…。』

(おいしい 牛乳)
ダジャレをふいに見つけては
笑いが堪えきれない。
微笑むように笑いながら “おいしい牛乳” をいただく。
新たなオアシスを見つけた1日であった。
参照:https://youtu.be/-5LUhCBZ5hU?si=g7RKi4Gps2v708NT
(音楽のような楽しい気持ち…♬〜♪…♫)
[りな]