2023年に買ってよかったワイン達
どうも、丹治です
2022年の12月以前は1000円以上のワインを購入したことがなかったため、今年は実質ワイン1年生でした。しかし、人には恵まれ、殆どの人が飲めないようなワインをたくさん飲む機会もあり、貴重な一年になりました。
そんな私が2023年購入してよかったワイン達を紹介しようと思います。
※専門的なテイスティングコメントは殆ど記載していません。そして美味しくなかったワインは省いてます。
☆スパークリング部門
フェリスタス(3000円前後)
金箔入りスパークリングワイン。
フェリタス=幸福であり、
誕プレのほか新年を祝うお酒として最適。
くどくない甘さが好印象でした。
金箔が泡によって舞うイメージだったけど、
グラス次第ではそこまで、、、なので、
そこは安いから、ということで許容しましょう。
apero S(2000円前半)
お米は静岡産の山田錦を利用、ブルゴーニュ産のワイン酵母で発酵、さらに瓶内二次発酵(シャンパーニュと同じ製法)も行っているスパークリング日本酒。
アルコール度数も12%と普段の日本酒やワインより低く、食前酒やお酒が強くない人でも飲みやすいリピートしたい一本。
ヴィノスやまざき店頭で購入可能。
☆赤ワイン部門
デビルズ・コーナー(3000円前後)
オーストラリア/タスマニア島の赤ワイン。
ライトでジューシーなピノ・ノワール。
ワインの師匠いわく、
「このレベルが3000円以下はやべえ」とのこと。
クリアなChambolle Musigny(※) という感じ。
(※)ブルゴーニュの女性的なワインをつくることで有名
カサーレ・ヴェッキオ(2000円前後)
イタリア、アブルッツォ州のフルボディ。
モンテプルチアーノ種からつくられ、1つのぶどうの樹にできる果実を制限することで超濃厚なブドウをつくりあげることが特徴。一家に1本あれば宅飲みが成立してしまうほどのポテンシャル。
エスプリ・ド・パヴィ(3000~4000円)
フランス、サンテミリオンの格付け最上級に位置するシャトー・パヴィのサードワイン。
まだ10年も熟成していないですが、すでに飲み頃。上層は大したことないが、3杯目、4杯目辺りになると1万円超えのワインと遜色ないクオリティに大変身。
誰かに振る舞うとなるとばらつきが酷いので評価が分かれるかもですが、1人飲みでは至高のワイン。
BARDA(3000~4000円)
アルゼンチン南部、パタゴニアのピノ・ノワール。
生産者はスーパートスカーナ
『サッシカイア』を生み出したボデガ。
→購入すると2万円超えます。
■冷涼で低降水量、十分な乾燥。
■フィロキセラフリー
■カビ害と無縁
このようにブドウ栽培に適したテロワールを持つパタゴニア。ここから生まれるピノ・ノワールはタスマニアやニュージーランドのようにシンプルでクリーン。ただし、開栓してから30分は置いておくことをおすすめします。
有機栽培を進めるあまり、キャップシールもなくし、コルクだけという徹底ぶり。大好き。
BENT(1000円前後)
アメリカ、カルフォルニア州のフルボディ。
常温でコップに注いでガブガブどうぞ。
the アメリカカベソーと言わんばかりの超濃厚ワインで、イタリア人がアメリカで赤ワインつくったらこうなっちゃうのもまあ頷けます笑
余談ですがアメリカで人気のブレッド&バターの生みの親です。
L.Sandrone Dolcetto(3000円前後)
イタリア、ピエモンテ州、神の雫にて12使徒にも出てきた生産者、Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)が手掛ける Dolcetto d'Alba DOC。
ドルチェットと言うと、個人的に酸が低く、タンニンが強く、プラム香がある印象があります。
ただ、このワインはプラム香控えめで酸も十分、なめらかなタンニン、フレッシュで綺麗なドルチェットとかなり毛色が異なる印象です。
イータリーで購入すると4000円、ネッビオーロに至っては6000円の超えるのがタルタルーガで購入すると1500円も安く購入できるのはバグなので言いふらさないように。
2500円でコレは買いでしか無いです。
稀にwine@ebisuでこの生産者のネッビオーロが試飲できるときがあります。
あー、アレステ飲んでみたいなぁ、、、
プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ
PRODUTTORI DEL BARBARESCO
世界一団結力のある協同組合がつくる高品質バルバレスコ。
よしなにさせていただいている酒屋のスタッフ曰く「バランスの良いバルバレスコ。入門に最適。」
バルバレスコ1つとっても熟成向け、樽が強い、フルーティーなどバリエーションが豊かで好みが見つけにくいです。ただ、協同組合のバルバレスコはバランスが良く知名度が高いため、
「プロドゥットゥーリよりフルーティがいい」
のように基準として利用できます。
バルバレスコ初めましての人は
安物に妥協せずにこれを購入してください。
☆白ワイン部門
コノスル ゲヴュルツトラミネール(千円前後)
白ワインコスパ最強ワイン殿堂入り。
1000円以下の白ワインなら間違いなく推し。
ライチとマスカットの香りが特徴で、
キンキンに冷やして提供したい。
マウイブラン(1000~2000円)
まさかのパイナップルワイン🍍
リカマン現地でなら1500円で購入できるかも。
普通に飲んでも美味しく、
開栓後一週間経ってても美味しい。
そしてそして、料理酒としても優秀で、
酢豚に使うのがめちゃくちゃおすすめ。
ル ジェ ド シャトー・ギロー(2000円前後)
ソーテルヌの格付けワイン、
シャトーギローの辛口白ワイン。
ソーテルヌと言うと極甘口のイメージですが、辛口を少数生産しているシャトーがあり、中でもギローは安くて美味しいです。
ラグランジュの辛口白などは還元香が強いです、ギローは、開けたてから美味しく飲めるのが利点です。そしてこのクォリティが2000円で購入できるのも優秀です。唯一のデメリットは店頭で出会うことが殆ど無いこと🥺
☆ロゼワイン部門
カーサ ヴィニコラ サルトーリ(1500円前後)
Fira Rosa Casa Vinicola SARTORI
コスパ、ウケ、味どれもよかったロゼワイン。
ヴェネト州のコルヴィーナ100%で
ボルドー品種にあるうっすらピーマン香と酸味があらゆる食事に馴染んでくれます。
☆甘口ワイン部門
テ・マニア(3000円前後)
ニュージーランド/ネルソン
有名な生産者のようです。
氷結ブドウを利用したリースリング。
アルコール度数が9%と軽く、
さらっとした液体ですが裏腹に、
綺麗な酸と馴染みの良い甘みのハーモニーが素敵。
ヴィノスやまざきで購入可能。
プティ・ギロー(フルボトルで4000円前後)
フランスのソーテルヌの格付け1級、
シャトー・ギローのセカンドワイン。
そして、ソーテルヌのコスパワインの正解。
シャトー・ギローはメドック、ソーテルヌの格付けシャトーの中ではじめて有機栽培を実践したことでも有名。
ファーストラベルのハーフボトルが5000円に対し、
セカンドラベルはハーフで2500円。
フルボトルで4、5000円と比較的手に取りやすい。