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【本日の格言⑥】『365日のWonder:ブラウン先生の格言ノート』より

*2024.07.14(日)~20(土)を「格言ウィーク」でお送りします*

過去5回の格言はこちら↓↓でした。

みなさんは、世界中でベストセラーになった『Wonder ワンダー』という
小説をご存知でしょうか。

オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。全ての人に読んで欲しい、心ふるえる感動作。

ほるぷ出版「Wonder ワンダー」より引用

2015.07.17に、日本では発売されました。
つまり、先日、発売10年目に突入しました…!!

たななこんぶも図書館で借りて読みました。
連作も読みました。
そして、このシリーズの3作品目『365日のWonder:ブラウン先生の格言ノート』は、借りるのではなく、購入しました。

それほど、この『Wonder ワンダー』は、心を揺さぶられた、大事な読書経験の一つです。

購入した『365日のWonder:ブラウン先生の格言ノート』は、
1日1格言、という構成がメインとなっています。

早速今日の日付【7/19】のページを開いてみましょう!

Tomorrow to fresh woods, and pastures new.
                                                   ーJohn Milton
[明日は新たな森へ。新たな牧場へ。]
                                                   ージョン・ミルトン

『365日のWonder:ブラウン先生の格言ノート』より引用

詳しく調べてみました。。


❓どんな人?
・・・1608年生まれ、1674年没。イギリスの詩人。
❓代表的な作品は?
・・・『失楽園』。ジャンルは叙事詩(※)。旧約聖書『創世記』をもとにして書かれている。
※叙事詩とは・・・叙情詩・劇詩とともに詩の三大部門の一。歴史的事件、英雄の事跡、神話などを題材に、民族または国民共同の意識を仮託した長大な韻文。(デジタル大辞泉より引用)
❓時代背景は?
・・・イギリス、ピューリタン革命(1642〜1649年)の頃。別名、清教徒革命。宗教の自由を求めて、絶対王政を倒した。つまり、国王チャールズ1世を倒し、クロムウェルの時代になった。このクロムウェルの秘書役を務めたのが、ミルトンである。だから、ミルトンはピューリタン革命支持者。『失楽園』はピューリタン文学とも言われる。

※格言は『失楽園』の中の一節。


一言感想。

詩だから解釈が難しい、が本音。時代背景を手がかりにすると、革命を起こす人を支持しているのだから、今回の格言も、革命と類似しているといえるだろう。国王の時代じゃないよ、国王を倒しに行くんだよ、そのためには行動するんだよ。こんな感じかな?
これを一個人に置き換えると、固執しているその考え方(例:終身雇用)、時代遅れだよ、終身雇用ではやっていけないんだよ、そのためには転職活動も普通にアリだよ、行動しよう。こんな感じかな?
自分にとっての革命は自分で起こさなきゃ、ですね。明日は変えることができるってね。
胸に手を当てて考えると、自分が古い考え方を手放せないでいるのなら、それは勇気を出していないからでしょうね。


みなさんにも、自分にとっての古い考え方はありますか?

お気軽にコメント・スキ、お願いします🙇


たななこんぶ

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