マガジンのカバー画像

スピリチュアル

522
運営しているクリエイター

#全惑星意識

何を対象化するか

惑星意識は物質を対象化し、全惑星意識は感情体を対象化します。点だけでは、それが何かわからないので、点は対象物を作り出し、そこに線を作ることで、鏡を見るように理解します。つまり意識が生まれます。惑星意識が物質を鏡にするのは、たとえば起こる出来事を見て、「私ってこんな事したかったっけ?」「私ってこんな人なんだ」「また癖が出ちゃった」などと気づきを得るということです。全惑星意識が鏡にする感情体とは、たと

もっとみる

階層を実感する

全惑星意識の人が惑星意識の人たちに支えられて生きていることはなく、昨日の話の続きになりますが、全惑星意識が意識を射出する先は恒星で、恒星意識によって存在が維持されます。つまりナイトはキングの意識を垣間見、クイーンによってキングと繋がっています。これを言い換えると、大地母神から生まれる馬を通して恒星意識に従うのがナイトで全惑星意識です。恒星意識と大地母神は、オールドワイズマンとグレートマザーで、その

もっとみる

部分から全部になるための「わかる」

占星術講座を受けている人が、「占星術は、わかった!と思っても、別の時にはわからなくなったりする。」と言っていました。これは大事なことです。

肉体感覚や物質的現実を頼りに生きているところに、占星術のような象徴解釈を必要とする意味や生命力の世界が入ってくると、こんな感じで「わかった」と「わからない」を行ったり来たりします。象徴解釈は過去に依存せず、学んだことは知っていることにはならず、原因と結果とい

もっとみる

物質の目には見えない月

恒星太陽(点)、惑星を内包した太陽(線)、惑星を統合した全惑星意識(点)、惑星に自己同一化した惑星意識(線)、すべての月を統合したエーテル体(点)、目に見える一つだけの月(線)、という順番で分割が進むと考えると、恒星太陽と全惑星意識、そして月を統合したエーテル体が共鳴します。18月のカードが表す「月」というのは、目に見える物質の月ではなく、この月を統合したエーテル体のことを言っています。地球という

もっとみる

惑星を統合した全惑星意識

惑星を統合した全惑星意識とは、月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星の7つを、他者や環境に押しつけず自分のものにすることだと言えます。立方体の8つの頂点のうち7つを回収すると、残りの1つは自分と言う小さな個人が手にすることができず、別の力が働いて立方体が維持されているのだとわかります。つまり小さな個人が一人で生きることはできないということです。

土星までの天体のみ自分のものにできるというのは、今

もっとみる

脱ぎ捨てた衣類はどうなるのか

着込んだ前世記憶は、今ここでの癖とこだわりを作り出しますが、着込んだ衣類を一枚一枚対象化し脱ぎ捨てると、17星のカードの女性のように素っ裸になります。裸でないと恒星に回帰することができないということです。では、この脱ぎ捨てた衣類はどうなるかというと、一切合切消えてなくなるわけではなく、一枚一枚がまるで人格を持ったかのように独自に動き出します。よくわかりませんが、そうなっているように見えます。

もっとみる

全惑星意識と世界情勢

この世界は宇宙の反映です。そして小さな個人もまた宇宙の反映です。太陽系を身体にし、惑星をすべて自分のものにしている全惑星意識は、自分自身のことを他者や環境に押しつけないことは当たり前ですが、宇宙の反映である世界を自分自身と見なします。世界の隅々にまで意識が行き渡り、世界について知らないことはないと言えます。

たとえば「政治や経済には疎いんです。」ということはまずあり得ません。日々情報収集して詳し

もっとみる

前世を思い出すこと

私のエジプト時代の記憶に、「生ではなく死を創った」というのがあります。要するに陰陽に二極化し、肉体を持つことになるきっかけを創ったということです。ということは反対に、分割したものを統合できることになります。というわけで、分割と統合に詳しい私には、灰色の人とのお別れの記憶があり、統合のための仕事をしていることになります。

前世記憶というのは思い出したとき、「これは前世だ」とはっきりわかります。なぜ

もっとみる

恒星回帰と自己責任

恒星に回帰すると、当たり前のことですが、もう誰のせいにも、何かのせいにもできなくなります。地上で生きることの窮屈さは実感しやすいものですが、地上で生きることの気楽さには、案外無自覚なものです。

会社や組織で働いていれば、最終的な責任を負うのは経営者です。「何かあれば、辞めてしまえばいいだけ」と考えられなくもないし、「夫が、妻が、親がこんなんだから、私は自由ではない」と言ってしまえば、自分は何もし

もっとみる

夢を解釈できる意識

夢を解釈するのは全惑星意識です。全惑星意識がわずかでも働かない限り、夢を理解することはできません。夢を思い出し、追体験し、夢について考えても、さっぱりわからないなら、全惑星意識が働いていません。トイレでボーっとしてると、なぜか夢の意味がわかるなら、トイレに入っているときだけ、全惑星意識だということです。

まったく別のことに集中しているのに、不意に夢を思い出し、「そういうことか」とわかる場合もある

もっとみる
全惑星意識獲得のために

全惑星意識獲得のために

夢の話。家に帰ると、母を逮捕するために警察が突入してきて、母は警官を一人殺し、それを見た父は、見るに見かねて母を諭していました。父は、母が殺人を重ねていることを知りつつ、見て見ぬふりをしてきましたが、もういい加減にしろ、と。カーテンが開き、扉が開き、その先にある庭には、乱雑に無数の墓があり、それを認識した瞬間、階層が一つ上がり、庭に対応する二階のベランダには、子供たちが3×7の配列で21人、体育座

もっとみる
専門家的サトリ

専門家的サトリ

ジョン・C・リリーの言う「専門家的サトリ」とは、ある分野において熟練した人が到達する意識状態ですが、私がよく例として挙げるのは、飲食店のフロアスタッフです。熟練したフロアスタッフは、肉の目が見ていなくても、肉の耳が聞いていなくても、店の隅々まで手に取るようにわかります。この意識状態が「専門家的サトリ」で、全惑星意識状態に等しいものです。

この「専門家的サトリ」の意識状態を維持できるのが、洗練され

もっとみる
惑星と恒星と全惑星意識

惑星と恒星と全惑星意識

夢は信念体系を用いて構成されていますが、その信念体系を否定する必要はないです。信念体系の箱は大小重なり、右の壁を見て、目を凝らせば、より大きな箱の右の壁が見えてきます。それが夢を解釈するということです。

CDよりもレコードの方がかっこいいとか、犬よりも猫が好きとか、それは肉体を持った私の癖やこだわりだからと、脱ぎ捨てようとしなくてもいいですね。その嗜好という信念体系を使って、その人らしい世界が構

もっとみる
メタトロンキューブ

メタトロンキューブ

瞑想にメタトロンキューブを使うという話を聞きました。
メタトロンキューブはよく目にしますが、あまり詳細に考えたことがなかったので、ちょっと見てみました。
これは惑星を統合した全惑星意識の、さらに上位の、私が洗練された全惑星意識と呼んでいるものです。
で、おそらく瞑想に使うことで、覚醒を目的としているのではないかと思います。
つまり全惑星意識=覚醒です。

占星術とタロットカードに馴染んでいると、「

もっとみる