夢を解釈できる意識
夢を解釈するのは全惑星意識です。全惑星意識がわずかでも働かない限り、夢を理解することはできません。夢を思い出し、追体験し、夢について考えても、さっぱりわからないなら、全惑星意識が働いていません。トイレでボーっとしてると、なぜか夢の意味がわかるなら、トイレに入っているときだけ、全惑星意識だということです。
まったく別のことに集中しているのに、不意に夢を思い出し、「そういうことか」とわかる場合もあるはずです。専門家的サトリと呼ばれる意識状態は、集中した冴えた意識状態で、これも全惑星意識です。今まで夢について考えることができていたのに、なぜか考えることすら難しく、まったくピンと来なくなることもあるでしょう。なんとなく夢の意味がわかるぞ、となってきたなら、全惑星意識が働き始めた証拠です。
ボーっとして、リラックスして、個人が静かになったところで、全惑星意識が獲得できていなければ、個人を越えたものを見て覚えることはできても、それを理解することはできません。そして全惑星意識を獲得しても、肉体を持った自分を乗りこなすことは、わりに慣れ切らないもので、「なんだかなー」と思いながら付き合っているうちに、恒星意識が浸透していきます。
思考は身体に無関心で、というより何にも無関心です。これは非常に救われる思いがするな、と思いながら目が覚めました。