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2023年6月の記事一覧

陰陽化を解くことの衝撃

一方に張り付いていると、もう一方しか見ることができず、どこかに張り付いていると、そこからの景色しか見ることができません。何かに気がつき理解するとき、小さな統合が起こっています。張り付いていたものから自由になり、見えなかったものが見えます。

16塔で星に飛び出すとき、陰陽化を解いています。何かにどこかに張り付いていたのが剥がれ落ち、どこにも何にも触れることができず、主体が消えます。自分と言うのは、

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体験とは立方体の頂点を獲得するためのもの

あらゆる体験が立方体の頂点を獲得するためのもので、暗闇になりよくわからないものを手探りで探し出し確認するように、必要な体験をしていきます。意味のないものなど存在しないというのは、あらゆる体験が、この頂点を獲得するためにあるからだと言えます。暗闇に吸い込まれるように、逆らえない運命に取り組むことになるように、やりたくないこと、苦手なことに手を伸ばすのは、暗闇になっている頂点を獲得するためです。心地の

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力を抜く

疲れると眠くなり、具合が悪くなると誰かに甘えたくなる、というのは、4の数字が表すもので、個人が弱くなり力が抜けることで、個人を越えたものに回帰することができます。思いっきり気持ちよく身体を動かした日はぐっすり眠れ、精神的に充実した日も気持ちよく眠れるように、5の放出ができればできるほど、4のチャージが大量にできるわけですが、思い切り悪く、誰かにやらされているような気持ちで、なんでこんなことしてるん

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素直さ

知っていることに照合する前の一瞬の感情反応は、大人になるにつれ無視されがちになります。知識や体験が増えると共に、新規の体験を既知のものに当てはめ、「こう考えるべき」に当てはめ、貴重な真新しい体験を封印してしまいがちになります。どうすべきか、どう振舞うべきかによって封印された感情は、何をするときにも影に隠れて影響し、たとえばたった一度体験した怒りによって、すべてを斜めに見ることにもなります。ひねくれ

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心の反映としての日常

あたりまえのことですが、夢の体験と起きている日常生活は切っても切り離せないものです。イエソドとマルクトの間に断絶があったとしても、目に見える物質世界であるマルクトは、気の領域のであるイエソドが先にあることで成り立ちます。「心が変わると現実が変わる」というのは、気持ちを切り替え、考え方を変えようと努力し、いつも快適であることを意識するとか、起きているときの努力よりも、夢を通してエーテル体そのもので気

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生霊とエーテル体

生霊は生きた人の霊で、つまり生きている人のエーテル体と言えますが、生霊を飛ばすこととヒーリングやリーディングに違いがあるとするなら、どの振動数の部分を扱うかなのかもしれません。ですが身体をリーディングあるいはヒーリングをするとき、物質肉体に限りなく近い部分を見るので、見られた方はぞわっとしたり温かさを感じたりするものです。このぞわっとしたり温かさを感じたりする層は、生霊という言葉で想像する層と同じ

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13について

11力では10を否定する力が働き、常識や良識、倫理など、社会や環境から与えられたものに疑問を持ち否定的な気持ちを抱きます。「あれもこれも自分ではなかったんだ」という姿勢は11らしいものです。次の12では、吊られた男が手足を拘束され身動きできない状態になるように、どこにもいない、なにもできない自分を目の当たりにし、わずかな光を探すように静かに深く自分の中に閉じこもり、そのうち天上にしっかり足を着ける

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7に詳しくなる

7に支配されると、落差と葛藤によって、否定的なものを見つけては苛立ち焦り、どうしたらいいかわからず、自分で決めることができないので、いつでも周囲の影響によって自分の立ち位置を決めます。そしてそれを自分らしさで自分の決断だと感じるものです。また7の落差は上下関係を生み出すので、誰かより自分が上で、自分より誰かが上だという発想に捉われます。「この人はすごいから、この人の話は聞こう。だけどこの人は低俗だ

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部分から全体へ

恒星から下りてきた存在が肉体に宿ることで、肉体に火がともり、肉体の持つ癖こだわりに息が吹き込まれます。時間の流れに乗る肉体には、過去から蓄積され、意味をなくし形骸化したものが眠っており、恒星に存在の根拠を置く本質的自己が下りて来ることで、眠っていたものは意味を持ち、つまり生命力が引き出されます。

本質的自己は、肉体の持つ癖こだわりを理解していき、資質を掘り起こし生かしながら目的を達成しようとしま

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