力を抜く

疲れると眠くなり、具合が悪くなると誰かに甘えたくなる、というのは、4の数字が表すもので、個人が弱くなり力が抜けることで、個人を越えたものに回帰することができます。思いっきり気持ちよく身体を動かした日はぐっすり眠れ、精神的に充実した日も気持ちよく眠れるように、5の放出ができればできるほど、4のチャージが大量にできるわけですが、思い切り悪く、誰かにやらされているような気持ちで、なんでこんなことしてるんだろう、と思いながら過ごしたなら、5の放出がギクシャクして、疲れているのに眠れず、個人を越えた意識に身を投げることができないことにもなりそうです。

精を出し、気を使い、元気がなくなっていくとき、気が漏れないようにと力が入り、小さな自分あるいは肉体に閉じこもっていくと、個人を越えた意識に身を投げることができません。おそらく「こうしなければ」「こうあるべき」が先行すると、力が入っていきます。疲れたら力が抜けるものですが、逆に力を入れる訓練をしてきた場合、「疲れているのに眠れない」ということになります。 いざという時こそ力を抜いた方がよいのは、個人を越えた力を発揮できるからです。

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