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自分の中にある「ダメ」を受け入れる


自分の中にどれだけの「ダメ」があっただろう。

そして、その「ダメ」をどれだけ受け入れてきたのだろう。

生まれて、学校で過ごして、社会に出て、というプロセスの中で、ルールってたくさんあると思います。校則みたいな分かりやすく明確なルールもあれば、親や周りの人から教わる暗黙のルール(ある意味他人の価値観)を私達は無意識に持って生きています。

まるで法律のようにたくさん抱えられたルールは自分に無意識に働きかけてきます。

何かを「してはいけない」と思ったり、逆に「しなければいけない」と思ったり、こうした考えもルールから生まれるもの。これは「してはダメ」とか「しなきゃダメ」なんかに置き換えられます。

そうした自分に対する「ダメ」というメッセージは、行動に制限を生んだり、何かルール違反してしまった時に「私はダメだ」というダメージを生んだり何かにつけて苦しみや辛さを生みます。


私は、そんな思いがあることをコーチングを通して知りました。


「自分の中には『ダメ』がありすぎる」

と途方にくれました。でも、そうしてコーチングを受けなかったら、その苦しみの理由にも気づけずに、「何故か上手くいかない」と思い続けていたことでしょう。


今日、クライアントさんとのセッションで、そうしたクライアントさんの「ダメ」に触れて、自分自身がその方にお伝えしたことを今日は書こうと思います(クライアントさんからの許可はもらっています)


私の理想と「ダメ」


約1年半前に起業した時の私のコーチとしての理想は、いつも明るく楽しく、スマートなコーチ。だから、落ち込むのも良くないと思っていたし、ちょっと旦那とケンカしても、「コーチとしてこんな私はダメなのではないか?」と疑問に思っていました。

「コーチ」のイメージって私の中で「生き方が完璧」だと思っていて、だから毅然と振る舞えるのだと。この思い込みはなかなか消えることが無かった。私にとってはなんとなく、周りのコーチたちの発信や振る舞いが、「良い」方向に向けて書かれているように見えたからだと思う。


コーチは自分の仕事を楽しみながら、豊かに生きる。それが全てなように見えていた。だから、そうできていない自分にモヤモヤを感じて、結局私はライフコーチなのに、こんなにイライラしてしまっているのか、と、自分のネガティブな感情を敏感に察知し続けていました。



そうやって自分のなかに「これはダメ」っていう気持ちがあることに気づきました。



元気でいなきゃダメ、ずっと暇にしていてはダメ、効率よく動かないとダメ。




ダメって思うからこそ辛くって、「本当はそれでもOKなんだよ」って思えたらどれだけ楽だろうと思いました。

でもOKってどうしたら言えるのかさえ分からなかったのです。



OKって思おうとしても心の底から許可できていないんだもの。

そりゃあ辛いよ。もっとゆるっとしてもいいのに。



今ならそう声をかけられると思いますが、そのゆるっとする方法が分からなくて当時の私は困っていたのだと思います。



自分の中の「ダメ」ルールを自覚すると、楽になる。

そんなこんなで私の場合、かなり葛藤しました。


どうしたら、自分の中のダメは消えるのか。書き換えるような気持ちで、ダメと言ったらOKと言い直してみたりもしました。

でも、「ダメと言ってはダメ」という規制をかけているような気分にもなって余計疲れました。




そうやって自分の中で、最終的に感じたのが、「ダメ」って思っていることを自覚するだけでいいんじゃない?ということ。

「自分ではこれをダメって思っているんだね、まぁそれでもいいんだけどね。そのダメを破ってみたらどうなるんだろうね」

ダメって思っているということは、破ったあかつきには死にますくらいの気持ちになっていたりする。だけど破っても世の中は変わらないし、自分もそんなに損しない、むしろ自由になれて幸せだって自覚できたら、それでOKだな、と思ったのです。


そう思ってから、自分の自由になった世界に目が行くようになってきました。目が行くようになると、自由な世界がイメージできるようになるので、ダメが段々と緩和されてきました。


ダメなルールを突きつけられてきた原因に気づくともちろん反応するし、一時的に守らねば、という意識も働くのですが、自分一人の世界では、かなり自由になっていると思います。


自分の中のダメは無限にあるかもしれない。でも、受け入れられる自分になったら、楽になれる。


そんなシェアをしていると、クライアントさんから「自分の中のダメってかなり無限にありそうじゃないですか?」と言われました。


本当にそのとおりだと思います。正直私が自分に対して気づいているだけでめっちゃあります。ダメが自分を邪魔していることに気づくと、連鎖的に「ダメ」が溢れ出して片っ端からダメだと思っていた自分に気づいて途方にくれました。

そして確かに、一個ずつ最初はそのダメを受け入れて、「塵も積もれば、、、、」と思ってやってきたと思います。



ただ、そうやって数を重ねていくうちに、許可が降りるスピードが早くなるときが来ます。いつ、とは言えませんが、根本的にもっとゆるく生きてても大丈夫と思えると、ダメのルールが自然と外れていくときが来ます。

その時には、自分の気持ちに素直になれて、自然と豊かになっています。


そうして気づくと、「そういえば今さらっとやったことも昔の自分だったらダメって言ってたかも!」とあとから気づくくらいにまでゆるっとできていたり。


自分の想いをこうしてnoteに書くことによって、ネガティブなことを書いちゃダメと思っていたことが、自分の経験がネガティブだっていいじゃないと思えています。



そしてそんなこと言いつつも、ダメって思っていること、まだまだいっぱいあります。だけど、そのダメもあっていいよって思っているから、私は今日もお気楽に生きています。




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【自己紹介】
逗子に住むライフコーチ。自由を目指して独立し、フリーでコーチとして活動しています。趣味は日本茶と水引のハンドメイド。逗子と鎌倉の自然の中を散歩すること。言葉とデザインで伝えるお手伝いもはじめました。セッションでヒアリングしながら降りてきたイメージをもとに言葉やデザインを組み上げて行きます。


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