ラーメンと遠慮体質
近所に行きつけのラーメン屋がある。いつも料理を担当してくれる妻が数日不在にしているため夕食を自力で用意しなければならないのだが、自分は自分のために料理できないタイプだ。その日も冷凍食品で済ませようと思ったが、洗い物をサボっており、冷食を温める皿が足りなくて、どうしても洗い物をしたくなくて、そのラーメン屋に逃げた。こうやって文字にすると自堕落すぎて泣きそうになる。いやたまたまこの日がそんな感じだっただけで常日頃そういうわけではないんだよ、と自己弁護を書き添えておく。哀れな男のた