【ブックレビュー】365日、絶好調で超ハッピーになれる言葉
どうも、Wasaです。
今回読んだ(聴いた)本はこちら。
「365日、絶好調で超ハッピーになれる言葉」
著者:Testosterone
皆さんも、Xで見かけたことはありませんか?
Testosteroneという男を。
そう、筋トレをやたらと進めてきつつも優しい言葉と共に肯定感を高めてくれるメッセージを発信し続けているあの人です。
今回はそんなTestosteroneさんが、Twitterの頃から投稿していた内容の中でも特に良いものを抜粋したと思われる本書についてレビューしていきます。
本書は、1冊を通して何かを伝える、というわけではなくSNSへの投稿をそのまままとめたような内容となっています。
その為、本当に少しの隙間時間でもちょっと目を通して内容にふれることができます。
1日1ページだけ読む、みたいな形もありかもしれない。
どれも、前向きになれる一言や生きる上で気持ちが軽くなるようなメッセージなので気分を上げて1日をスタートさせるにはうってつけなんじゃないかなと思いました。
内容の大半は、
・SNSや人とのかかわり方
・メンタル不調への対応
・筋肉への愛
みたいなことが綴られています。(多分、著者的に3つ目が特に大事)
その中でも、Wasa個人が特に印象に残ってる内容を3つご紹介しますね。
1つ目は「人の数だけ正義がある」ということです。
ここでは、他人と揉めやすい人は次のことを意識すると良いとのことでした。
・自分が間違ってるかもという意識
・世の中には絶対これが正しいというものはない
・正解は一つじゃない
これに関しては僕も本当に同意で、共感しかないという感じです。
意見が対立する場合は大抵、自分の方が正しいという先入観がつきまとうもの。
もちろんそれ自体は仕方のないことだし、相手の意見が一般的ではなかったり自分が納得しがたいものであることも多々あるでしょう。
でも自分の意見を貫く前に、1回立ち止まってさっきのことを思い返してみてください。
そして、相手に敬意と思いやりをもって寄り添う気持ちを持ってみましょう。
そうすると、同じ自分の思いを伝える場合でも伝え方が少し変わると思います。
最近はあまり見れていないけど、僕はアニメや漫画が好きです。
勧善懲悪、みたいなものもわかりやすくて良いのですがどちらかというとそれぞれの正義が見える、みたいなものが好きです。
自分の中で、その代表が「ガンダム」かなと。
これはまさに、双方の中での正義があり思想がありそれが対立することで衝突が生まれます。
まぁ現実で起きてる戦争とかもそうですよね。
この辺の話は突っ込むとセンシティブな内容なので、ここではとにかく正義や正解は1つじゃないよってことだけ伝わったら嬉しいです。
2つ目は「泣かない赤ちゃんはミルクをもらえない」というものです。
これは何が言いたいのかというと
・嫌なことは嫌だという
・欲しいものはほしいという
といった、思っていることはしっかりと伝えましょうということです。
1つ目では相手への理解と謙虚さについての内容でしたが、それをするがあまり自分自身の要求を「伝えない」ではないということですね。
本書では、「他者を思いやるのは大切だけど、それを自分にも向けた方がいい」ということが書かれていました。
自分が間違っていたと思える場合は、素直に受け入れたらいいと思うんですけど。
ただ、自己犠牲ばかりで人に搾取されるのは違うと僕は思います。
他者貢献というのも大事だけど、それは自分が幸せであることが前提です。
寄付や慈善事業といったものも、まずは自身の生活に余裕を持ち自分自身の幸福度が高まってから始めて行うものだと僕は思います。
皆に優しくすることは大切ですが、その皆の中にちゃんと自分も含んであげましょうね。
最後、3つ目は「他人よりも自分を変える方がコスパが良い」
・人は変えられない。
・人が変わるときというのは、本人が変わりたいと自ら望んだとき。
・それは周囲でどうこうできるものではない。
そんなことが本書では書かれていました。
結局のところ、相手に何かを求めて相手を変えようとすることに努力するのは徒労に終わることが多いんですよね。
だったら、受け止め方や考え方。はたまた行動そのものといった形で自分が変わる方が楽だし成功確率も高いと思います。
例えばメディアでよく見るものだと、家事の分担。
夫婦の場合はどちらがどうやるのか。
多人数の家族の場合は誰が何をやるのか。
求めても相手がやってくれない。どうしたらやってくれるのか。
みたいなのすごいよく見かけるんですけど。
いや、気持ちもわかるんですけど。
んでまぁ思ってることがあるなら、ちゃんと伝えて話し合うことも大切だと思う。
こうしてもらえたら助かる、嬉しい、と。
ただ、だからといって改善されるかと言われるとそこはまた別の話。
だったら自分がこうすることで誰かが気持ちよく過ごせる。その結果、自分もこういった生活ができる、みたいに捉え方を変える方が早いし気持ちも楽なんですよね。
他者に期待するから求めてしまうし、見返りがあると思うからそれがないときにいら立ってしまう。
元より「そういう人」と割り切って、その事実を理解した上で自分がどう行動するかを決めると楽になります。
仕事でもそう。嫌な人がいる、関わりたくない人がいる。
それはもう仕方のないことです。だって目の前にそれがあるのは事実なので。
で、その人に変わってもらおうとかどうしたら考えが伝わるのか、みたいなのを悩んだところで疲れるだけです。
だったら、自分が変わった方が早いです。
その最たるは転職しちゃえばいいってことになると思うし。
嫌な人がいる場所にとどまり続けることを選んでいるのは自分自身なので。
ただ、急に転職もそれはそれで難しいとは思う。
なので、その嫌な人と関わりを減らすにはどうしたらいいか、もしくは自分が嫌だなと思うことを言われない為にはどういう接し方をしたらいいか、という自分でコントロールできることに注力する方が建設的だと思います。
結局は受け止め方次第的な感じ。
というわけでいかがだったでしょうか。
今回ご紹介した内容はほんの一部で、まだまだ学びに繋がることやちょっと元気がもらえるようなことが本書ではいっぱい書かれています。
あと筋肉への愛。
切り口や文章がフランクで読みやすいので、元気がほしいという人は是非読んでみてください。
ではまた。
Wasa