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蛸文(たこふみ)の読書記録

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僕の読書記録です。月に3〜4冊ぐらいのペースで更新してます。
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2024年12月の記事一覧

【悪事の心理学】不正に対して行動出来ずに後悔したことのある人へ

【悪事の心理学】不正に対して行動出来ずに後悔したことのある人へ

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆☆

〜不正を前に人は行動出来るのか?〜例えば、あなたの職場の同僚や上司が何か不正を行おうとしている。それに気づいたあなたは、その不正を告発することは出来るだろうか?

例えば、街を歩いている時に、見知らぬ女性が男性に腕を引かれて無理矢理連れていかれようとしている。その場に居合わせたあなたは女性を助けようと行動を起こすだろうか?

目の前で起こるいじめやハラスメント

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【読むだけですっきりわかる日本史】歴史苦手な人にはこういうのでいい。こういうのがいい。

【読むだけですっきりわかる日本史】歴史苦手な人にはこういうのでいい。こういうのがいい。

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆☆

〜学び直し、入門書に最適〜以前読んだ「一気に学び直す日本史」が、かなりレベルの高い一冊であったため、僕の中で歴史に対する苦手意識を生んでしまったところだが、負けじと苦手分野である歴史をちゃんと学び直そうと本書を手に取ってみた。

一言で言うと「ちょうどよかった」一冊である。
300数ページの文庫本に縄文時代から昭和の時代まで濃縮された1冊。なんとなく聞き覚えの

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【「ずるい攻撃」をする人たち】被害者にも攻撃者にもならないために

【「ずるい攻撃」をする人たち】被害者にも攻撃者にもならないために

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆

〜ずるい攻撃とは?〜本書で語られる「ずるい攻撃」とは、
・既読スルーをされる
・大事な情報の連絡をもらえなかった
・嫌味を言われたのに「冗談だよ」と誤魔化される
・表では笑顔だが、裏で悪口を吹聴される
といったもの。つまりは、「目に見えにくくわかりづらい、遠回しな攻撃」のことを広義で「ずるい攻撃」と定義している。
なぜ「ずるい」のかというと、一見すると自分に対し

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