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エッセイ

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#読書記録

僕の世界観や人生観を変えた小説・3選

僕の世界観や人生観を変えた小説・3選

一般的な教養書を読んで知識を得るのとは違い、小説は知識よりも人生観や世界観に影響を与えると思う。
良い小説は世界の見え方を変えるのだ。

というわけで今回は僕の世界観や人生観を変えた小説を3つご紹介。

オーバーストーリー木や森は生きている、というのを心のレベルで理解した1冊。
テーマは森林破壊への警鐘なのだけど、それ以上に感じるものが多い一冊であった。

タイタンの妖女
有名なSF小説。
自由と

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僕の子育ての指針となっている本・2冊

僕の子育ての指針となっている本・2冊

子育ては難しい。正解が無いからだ。
世の中には子育てのノウハウが溢れていて、どれを選択すればいいのかわからなくなる。

あれもこれもやらなきゃいけない、と思って混乱してしまい、それが子育てのストレスになってしまうこともある。

ストレスにならないようにするためには、自分の中でやるべきことを絞り込むことが重要だと思う。
というわけで、僕が個人的に子育てをするにあたり非常に参考になった2冊をご紹介。現

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僕の人生を変えた3冊

僕の人生を変えた3冊

こういうタイトルの記事ってよく見かけるが、「人生を変えた」という言葉がどうも曖昧なのである。

例えば、「その本を読んで、今の仕事を変えて自分のやりたいことを始めるようになった」というようないわゆる"行動"が伴う人生の変化も考えられるし、世界観が変わるのも人生が変わったと言えるだろう。

ついては、この記事では具体的にどのように人生が変わったかをお伝えしながら、僕の人生が変わった3冊をご紹介したい

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読む前に「信頼出来る本」を見分ける方法

読む前に「信頼出来る本」を見分ける方法

今回は、僕が本の内容を

以前書いた記事で、「信頼できる情報源は本である」という事を書いた。

しかし、当然のことではあるが、全ての本が信頼出来るわけではない。
さすがに"ウソ"や"デマ"が書かれている本は数少ないだろうが、その人の「思い込み」が書かれているような本はある。

ある個人の「意見」とはある問題に対する個人の考えなのであって、その人の「思い込み」である事もあり得る。

その人の意見に賛

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〜読書のやり方〜 僕の読み方、妻の読み方

〜読書のやり方〜 僕の読み方、妻の読み方

僕はこの数年すっかり活字中毒になっている。一冊読めば次々に本を読んで、本棚に本が溜まっていく。

妻は僕ほど本を読まないが、たまに本を買ってきたり僕の本棚から気になるものを取って読んだりしている。

僕の読み方と妻の読み方。僕ら夫婦は読書のやり方が違う。どちらが良いのか、というのは正直わからないけど、たまに妻の読書の仕方の方が効率が良いような気がしてしまう。

そんな気になる妻の読書のやり方をご紹

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大人になったら「月に○冊本を読んでます」ってあまり言わない方がいいと考える

大人になったら「月に○冊本を読んでます」ってあまり言わない方がいいと考える

大学生の頃、とにかく映画が好きだった。

純粋に好きだったこともあるけれど、どれだけたくさんの映画を見たか、というのをある意味ステータスにしていた自覚は今になってある。

数だけで言えば、僕は30数年生きてきた中で3000を越える映画を見ていると思う。

しかし、その中で強く記憶に残り、僕の人生に影響を与えた映画は両手で数えられるほどしかない。

ある程度年齢を重ねてしまうと、作品に触れた数という

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読んだ本の内容を自分の知識にするためのアウトプット

読んだ本の内容を自分の知識にするためのアウトプット

大学生のころ、とにかく家で映画を見たり本を読んだりするのが好きだった。
数だけで言えば何千という本や映画に触れてきているにも関わらず、その内容を正確に覚えているのは100あるかないかぐらいだ。さらに半分以上の本や映画は見た覚えはあるけど内容は一切覚えていない。

もちろん、映画や本は"その作品に触れている瞬間の幸福感や満足感"があれば、幸福な時間を過ごしたという意味で決して無駄な時間ではなかった。

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"学び"のための、僕の本の読み方

"学び"のための、僕の本の読み方

「本を読む」

この事について僕が心がけている事はただ一つ。

特定の人、特定のジャンルに限らずいろんな本を読む

非常にシンプルだが、これだけである。

本を読む事の大きなメリットはなんだろうか?

きっと多くの人が、
本を読む事で頭が良くなる
と、考えている。

知識が増え、見識を広め、語彙も豊富になる。
本を読むことで新しい事を知ることも出来るし、何か前に進むきっかけになる事もある。

もし

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