マルチタスクは仕事が出来る証明ではない 本当の事実
最近、自分の中で流行りのタスク管理の話です
実話仕事が出来る人ほど『マルチタスク(パラレル処理)は効率が悪い』と言います
これには私も同意で、付随業務は役職が上がるにつれて増えます
これは経験と実績は有り、それにより評価されて、権力の範囲が広がるからですね
用は本業以外にも考えて行動しろよとの事なんですが、勿論今まで通りの本業にもクオリティを要求されつつタスクがいきなり増える訳ですよ
しかも『部下の面倒を見る』ってタスクが一つ増えるわけではないんですよね
部下の数だけタスクは増えるんですよ
そうですよね?部下の育成やフォローをしなければならないのだから
そう考えると人が見れる最大の人数が5人なので、単純に5倍ですよね
そう考えるとマルチタスクを出来ている風な人って言うのは出来ていると錯覚していて
ただ自走できるくらいの実力者揃いの部下達で、ただその上に乗っかっている状態です
恐らく部下達に心からは慕われて無いでしょう
出来ている気になっている状態ですからね
ではどうしたらマルチタスクをこなせるのか
それこそ以前の記事で取り上げたタスク管理の育成です
タスク管理ができる部下育成を行えば必然的に少ないコミュニケーションで最大限の効率化ができます
また必要なコミュニケーションによりフィードバックも行えるので上司としては安心感、部下からは承認を適度に受けれるので信頼関係をきちんとした距離を取りつつ確保できます
自分はきちんとやっていると思っている人
もちろん、業務内容的に問題なく回っている可能性もあります
ただ『最大効率』ではないと思います
組織とは本来分業して効率化を測るものです
現在支障が無いからではなく、用意された業務プラスアルファ付加価値を付けなければあなたやその部下達はあくまでも現状維持止まりです
少なくとも経営者や取締役一同はそう考えるでしょう
ではどうしたらいいか?
組織の指揮を出来た気にならず、タスク管理育成をしましょう
自然に報告が上がり、組織の全体像が見える様になってきたら強みも見えて来ます
その強みをもって業務の幅を利かせたり、利益率の向上や改善活動など行えばパーフェクトと言っても過言ではありません
何をもって組織と呼ぶのか
それは1+1=2以上の効果が出て初めて組織と呼べます
工数をただ並べて人員を当てるのではなく
ひとの組み合わせでこそ本当の利益が出せると思います
明日から部下の持ち味や弱点の補完をして、この上司の元で良かったと思ってもらいましょう!