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#差別
【差別と悪意番外編】フォロワーさんに紹介してもらった
俺のエッセイの中でも特に高めの閲覧数を誇る「差別と悪意」シリーズ。反響が高いかわりに俺のメンタルも相当削られるが、フォロワーさんたちの支えがあってひと段落を迎えることができた。
上に紹介した記事が、ずっと俺を励まし続けてくれた仲間が書いてくれたものである。また、彼を中心に俺と同じような境遇の方が集まってくれて、今ではグループLINEまでできている。本当にありがたい。
今回は、記事を書いて
差別と悪意最終回 現状
前回の記事で、スタッフの横暴によって施設Cを辞めざるを得なかったと書いた。ところがそのことが原因で、施設Cがある市のブラックリストにも載ってしまったらしかった。
もっとも、今回のブラックリスト入りは頷けなくもない。前回、施設Bを表向き「体調不良」という理由で辞めている。今回の施設Cも同様に表向き「体調不良」で辞めた。しかし今度は半年と保たずでの体調不良である。「こいつは入れても体調不良ですぐ辞
【差別と悪意】最終章③ 役立たず事件
今回はいきなりだが、タイトルにもある役立たず事件について書いていく。
施設Cに入社して数ヶ月経った頃だった。俺たちがやっていた作業の責任者を務める男性スタッフが外出した。その時は10人くらいの利用者でひとつの作業をやっていたのだが、男性スタッフはその中の1人にだけ詳しい段取りを伝えていった。その利用者はメンバーの中で一番のベテランだった。だが、問題は起こった。彼女がパニックを起こしてしまった
【差別と悪意】最終章② 施設を辞めるまで
前回、「やっと見つけた施設を半年も経たずに辞めることになった」と書いた。どうやら記事の発表順が悪かったらしく、フォロワーさんから「ブラックリストの影響があったんですね」とコメントをいただいた。しかし、今回施設Cを辞めるに至った理由はそれではない。少なくとも俺はそう思っている。そこで今回は、施設を辞めるに至った原因を書いていく。
① 施設長が恩着せがましい これが最初のきっかけだった。施設Cでは
【差別と悪意】最終章① 新しい施設に通うまで
久しぶりにNさんに会えてメンタルが回復したので、今がチャンスと思ってこの連載を完結させる決断をした。
前回のあらすじ 施設Bの施設長が権力を乱用し始めた。俺だけにキツく当たるようになり、猫の手も借りたいような状況であるのにも拘らず、一気に3人のスタッフを辞めさせた。その横暴に耐えかねて施設Bを辞めるという決断をしたところ、施設長が「ドラゴンをブラックリストに載せてやる」と言っていたという噂を聞
差別と悪意第2回③ 施設B編完結 施設長ご乱心
前々回、そして前回と書いてきた施設Bの信じられないスタッフや環境の話題も、今回でいよいよ完結である。この連載エッセイ「差別と悪意」については通常のエッセイとは別でリスト化してあるので、気になる方はリストからこれまでを振り返ってみてください。
今回のタイトル、決して誇張ではない。本当に施設長のご乱心としか思えないような事件がたくさん起こった。前回のあらすじとともに読んで頂こうと思う。
前回のあ
差別と悪意第2回② Nさんの登場と地獄の入り口
おかげさまで前回の連載(こちら)も結構な反響があった。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、このチャンスを逃す手はないと思うので、一気に書いてしまおうと思う。
それともうひとつ。俺の方針として、「一つの施設について書く場合は一回を分割する」というものがある。だから第2回と銘打っている間は、施設Bのことしか書かない。疑問に思った方もいたようなので書いておきました。
それでは、今回も信じ
連載エッセイ「差別と悪意」第2回①
はじめに前回の記事(こちら)を書き終わった時は、しばらくこの連載は更新するまいと思っていた。しかし俺は思ったより単純な性格のようだ。フォロワーさんに記事を紹介してもらい、また別のフォロワーさんからはコメントを頂いた。そうなると急にメンタルが元気になって、また書こうと思えたわけだ。前述のフォロワーさんにお礼申し上げます。
今回も重い話になるが、最後まで読んでもらえたなら嬉しい。
プロローグ 前回
【ドラゴンのエッセイ】無知と差別
ずっと考えていることがある。
俺の障がいの原因である「脳性麻痺」という病気は、まだまだ世間に認知されていない。「麻痺」という言葉は例えばポケモンなどで聞いたことのある人は多いのではと思うが、俺の障がいはそれとは全く違うものと言っていい。
俺の障がいがどういうものかについては、今回のテーマとは少しずれるのでまた別記事で書くとしよう。今回問題にしたいのは「認識不足による差別」である。
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