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主体的・能動的であれ(ドラクエ・パワプロ・ウイイレ編)#50
はじめに(まともな親と毒親の姿勢の違い)
「ゲームは遊び方次第で良いものになるのですよ」
ということを、カウンセリングの話の流れで話すことがあります。
「子供がゲームばかりやっていて大丈夫なのでしょうか?」
というお悩みですね。
だいたいそういうクライアントさんは、子供時代にゲームに極端に触れていない方が多いです。
単純に興味がなかった、
という方や、
親に完全に禁止されていた方、
が多いです。
しかし、私のクライアントさんは人間ができている方が多いので、自分があまり触れてこなかったことやわからないことに関して、むやみやたらに否定しないのですよね。
ちゃんといろいろな人の意見を聞いてから、子供への対応を考えようと思える素晴らしい方たちです。
一方毒親は、基本的に自分が知らないものや興味のないものに関して、
「知ろうともせず即否定」
ですから、ドえらい違いですよね。
前置きはこのあたりにしておいて、さっそく本題です。
ゲームと言っても、数も多いですし、ジャンルも様々ありますし、タイトルにあるように、3つに厳選しました(ひとつひとつのゲームの内容についての基本的な情報は割愛します)。
個人的にはかなりライトに書きましたが、わかる方とはカウンセリングでガッツリ話しましょう。
ドラクエで得たもの
まず最初にドラクエ(ドラゴンクエスト)です。
私は1983年生まれで現在41歳で、1986年の3歳の時にドラクエ1が発売されましたが、隣の家の同い年の友達の家にソフトがあったため、記憶が正しければ友達と一緒に4歳くらいからやっていました。
文字や数字や言葉を覚え、
買い物の基礎を学び、
レベル上げ等でコツコツやることの大切さを学び、
ストーリーから人生における様々な教訓を学び…
等は、
「ドラクエでいろいろなことを学びました」ということを書いている人の多くが書いていますし、当たり前のこと過ぎるかなと思いますので、ここでは詳しく書きません。
できるだけ他の人が書いていないことを書けたらと思います。
(本音としては、上記のことを掘り下げて書きたいですが)
暗算力
まず「暗算力」が鍛えられたかなと思います。
こちらが与えたダメージのポイントを足していく暗算(モンスターの最大HPからこちらが与えたポイントを引いていく暗算)です。
小さい頃は今よりかなりきっちりした性格でしたので、なんとなくの計算ではなくて、「あと何ポイントだ」みたいに頭の中できっちり計算していました。
昔のドラクエはモンスターのHPが今ほどそんなに大きな数字ではなかったので、幼稚園とか小学校低学年の時でも十分暗算できました。
攻略本のモンスター一覧を見ることが好きで、モンスターのHPは基本暗記していました。
まったく暗記する必要はないですけれど。
それと、暗算なんてできなくて良いと思います、はい。
小さい頃は少し有利に働くものなのかな程度の能力かと思います。
FF(ファイナルファンタジー)もやっていましたが、こちらは数字が大き過ぎてさすがに暗算は無理でしたし、やろうとも思わなかったですね。
そろばんをやっていた人はできるのかしら。
速読力
次に「速読力」です。
メッセージスピードの設定ができますが、小さい時から一番速いスピードに設定して読んでいました。
親に「それ本当に読めてるの?」とよく言われていましたが、読めていたと思います。
というか、読めるようになっていったのかと思います。
私は速読力は不要だと思っている派ですが、そこまで真剣に読もうと思っていない文章、あるいは大雑把にでもなんとなく読めれば良いような文章等を速読できるのは無駄ではない能力かなと思います。
パワプロで得たもの
次はパワプロです。
パワプロというのは、『実況パワフルプロ野球』という野球ゲームのことです。
野球では主にセカンドやショートを多く守っていましたが、状況に応じて動きがかなり変わるポジションということもあり、
試合前日等に、
試合前のイメトレというか、
試合勘を取り戻すというか、
思考面のウォーミングアップというか、
あらゆる意味合いでやっていました。
もちろん基本的には無意識でできるくらい体が覚えていますから、試合で動きを大きく間違えることはないですが、なんとなく試合前に、それがたとえゲームであっても、一試合通してやることによって安心を得ていたと思います。
というか意図して安心を得ていたと思います。
野球ゲームを、試合前のイメトレや試合勘を取り戻すためにやる人がどれくらいいるでしょうか?
と思って検索してみたら、何人か出てきましたので、意外といるのではないかと思います。
ウイイレで得たもの
最後にウイイレです。
ウイイレというのは『ウイニングイレブン』(サッカーゲーム)のことですが、これもパワプロと同様にイメトレとしてやっていました。
サッカーは習っていたわけではないですので、昼休みや体育の授業やスポーツ祭等でしかやることはないですが、ゲームは大いに役立ったと思っています。
私は基本FWだったのですが、高校の時のスポーツ祭(未経験者のみ出場可)でゴールを量産できたのは、ゲームのおかげと言っても過言ではないです。
自分の中にある狭いプレーイメージを破壊するためにやっていました。
ゴールまでの道筋をいかにたくさんイメージしておけるか、ということを意識してやっていました。
ゲームはリアルの場ではなかなか試したり挑戦しにくいことを簡単に安全にできることが良いですよね。
ゲームでできることはリアルでもできるかも、という視点をもってやっていました。
野球もサッカーもいずれにおいても、ゲームでは俯瞰した視点でやることができます。
リアルの場(グランド)では経験できない視点です。
特にサッカーにおいては大事な視点かと思います。
オフサイドになるギリギリのところで飛び出さずに我慢して、それで決めたゴールは格別でした。
サッカー未経験者がオフサイドを意識してポジションをとるなんてなかなかできないと思いますし、そんな練習を実際にできる機会なんてほぼないですし、これは完全にゲームのおかげです。
ファミコン時代のゲームで得たもの
総じて、ファミコン時代のゲームは基本的に理不尽でした。
ドラクエに関しては2がひどかったですね。
わかる人にはわかると思います。
リメイク版では修正されてますけども。
クソゲーや無理ゲーと言われるようなものが多くあったと思います。
そのおかげで、どうやったらクリアできるかといった思考力や、ストレス耐性や、忍耐力はめっちゃついたと思います。
最近のゲームは基本甘々だと思います(老害発言ですかね)。
ゲームの内容以前に、簡単にバグったり、データが飛びましたからね。
そりゃあいろいろな力がつきますわよ。
ゲームにどう向き合うか
以上のような感じで、主体的・能動的にゲームをやるのなら、ゲームは良いものになると思います。
ゲームそれ自体が悪いわけではないのです。
ゲームをどう活かすか、どう役立てるか、そういったこと次第で良いものにも悪いものにも変わるのです。
これがこの記事で一番言いたかったことです。
今回はたまたまゲームを例にしただけであって、他のことにも言えることですけどね。
「暗算とか速読とかどうでも良くないですか?」
そんな風に思った方、いると思います。
はい、そんな何を得られるかという中身については正直どうでも良いのです。
暗算とか速読なんてことはあくまでも一例です。
主体的・能動的にやるのなら、何かしら得られるものがあるのですよ、と言いたいのですからね。
私と同じように何か意図をもってやっているお子さんたちはきっといるかと思います。
そうでないなら、こんな風に主体的・能動的にゲームを使っている人がいる、ということを教えてあげても良いかもしれません。
とにかく、主体的に、能動的に、です。
受動的におこなって、ゲームに遊ばれている感覚では得るものは少ないでしょう。
といろいろ書きましたが、ゲームをやる際に、べつに私はこんなこと(主体的・能動的にやろうということ)を常に100%意識してやっていませんからね。
基本的にはただただ純粋にゲームを楽しんでいます(した)。
ただし、たった少しだけでも(10%だけでも)意識するだけで、まったく意識しないでやった場合と、得られるものの質・量の両面で、かなりの差が生まれるということは覚えておいてください。
どんなことにおいても、そこから何かを得ようというのなら、
受動的では得られるものは少ないですよ、
表面的なものだけになってしまいますよ、
よって成長は難しいですよ、
ということを覚えておいてください。
自分から何かを掴みに行く姿勢が人を成長させますからね。
これはカウンセリングにおいても同じことが言えると思います。
雑談的な
自分の中にあるプレーイメージの破壊という点で言えば、ウイイレよりもエキサイトステージの方が遥かに影響力大でした。
超人的なプレーができるからです。
これをリアルでできたら…と考えること自体に相当な意味があったと思います。
また、エキサイトステージではダイレクトプレーの大切さやセンタリングを合わせる技術の大切さを教えられました。
私は短距離派で体力がそんなにある方ではなかったので、いかに体力を温存して、ここぞという時だけすっと動いて点を取れるか、を考えていました(守備もちゃんとしていましたよ!)。
そのためのヒントを得られたと思っています。
ゲームとは全然関係ないですが、ヘディングができるようになるとプレーの幅が広がりますよ。
私は背が低いですが、未経験者だけの試合では、みんなヘディングができないので、背が高い人相手でも普通に競り勝ちます。
競り勝つというか、ヘディングができないと頭の高さに来たボールを見送るしかなくなるので、競らずとも(フリーで)ヘディングでシュートなりパスができるのです。
中学時代、私が陸上部なのにもかかわらず、何度もセンタリングを上げてくれてヘディングの練習に付き合ってくれたサッカー部の人たちに感謝です。
この場を借りて感謝いたします。
次にドラクエについてですが、多くの方が好んでいる「職業システム」があまり好きではありません。
最終的に各キャラの個性がなくなるからです。
みんな同じ呪文や特技が使えるようになってしまうからです。
まあ私が個性をなくさないようにプレイすれば良いだけなのですけどね。
そういった面で、6と7は若干アレでしたが。
若干アレなだけで、普通に5周くらいしてますけどね。
DS版とかスマホ版とか全部やっています。
個人的には4が好きです。
無理矢理カウンセリングっぽい話に繋げますが、みんな違って良いのです。
月並みな言葉ですが、本当にそう思います。
クライアントさんの多くは、必死でみんなと同じになろうとしているのですが、そんなことしなくても良いのですよね。
私はその人にしかない魅力を見つけたいです。
というか簡単に見つかりますけどね。
ということで、最近かなり忙しいのですが、10のスマホ版が出てしまったので仕方なくやることになりました。
こんな時に勘弁していただきたいものです。
次こそは前回の記事の続きを書く予定です。
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