『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』を読んでPart1
はじめに
みなさんは、時間術に関する本を読んだことがあるでしょうか。ご自宅で何か作業や家事をされる際に、「この時間を他に充てたい」と考えるのはおそらく人の常でしょう。
本書は、社員の中でも特に仕事が速いとされるトップ5%の方々と、その他の95%の方々を比較し、5%の方々はどう時間を使って作業スピードを速めているのか、作業が自然に速くなるようにどんな工夫をしているのかがわかる良本です。
本書で得られる知識
仕事が速い人、仕事ができるといわれている人の仕事術がわかる
誰でも応用可能な、効率的な仕事術がわかる
明日から仕事を速めるために、何をまねればいいのかがわかる
引用本はこちら
本書は現在kindleにて、アマゾンプライム会員限定で無料配信されています。ぜひ、気になった方は読んでみてください。
1.参考になったこと
本書の構成は、社員のトップ5%のさまざまな「時間術」を
実は逆効果な時間術
トップ5%しかやらない意外な時間術
に分けて紹介している。
また、トップ5%社員の時間配分に少しでも近づくための
”ちょいスイッチABC”というテクニックが紹介されています。
私が読んだ中で、結構面白いなと思ったのは、
トップ5%社員が行う習慣・行動には
ショートカットキーよりも、辞書登録機能を駆使する
ローリスク・ローリターンを積み重ね、失敗に慣れ、成功よりも「継続力」を大切にする
やる気がそがれるような行動・習慣を排除する
机の上に飲み物は置かない
があることです。
「どういうこと??」と問い掛けたい習慣を、仕事が速い人は身につけている、というのだ。この習慣を身につけている理由は、本書を読んで確かめていただきたいが、この行動にはすべて理由があり、仕事が速くなるのも納得する。
特に「辞書登録機能」はパソコンだけでなく、スマホでも可能ですので、誰でも使ってほしい機能なんですよね。ご存じない方は調べてみた方がいいです。ビジネスメールに大いに役立つ機能ですよ。
2.「情報」は「洞察」にしてこそ生きる
トップ社員は「情報」を「洞察」に変えています。
どういうことかと言いますと、「具体的な話から、教訓をえたり、他の知識とどう関連しているのかを見出すこと」を、情報→洞察と言います。
「自分の経験から学ぶこと」や「人の失敗から学ぶこと」も、これにあたります。
この説明だけでは、分かりづらいので、例えるなら、
「絶対に手術で失敗しない外科医が、手術ミスをしてしまった」という場合に、
・「手術でミスはあっちゃいけないよね」と考える
・「人は時には失敗する」と考える
…方々がいらっしゃると思います。2つ目の文は、教訓という「洞察」を得ています。
ただもし、「失敗は改善されてこそ人類は進歩する」という価値観をもっている方なら、
・「ミスはあっちゃいけないけど、2度とこんな失敗が起きないように、
どんな改善をしていくのか、病院側が説明してこそ誠実な対応だよね。ミスがあったから逃げるてしまうのは、一番もったいない。」
といった洞察が得られます。
このように、得た情報から、自分の知識や経験を引っ張り出し、
「今自分のやるべきこととどう重なるか」
「そこから学べることはあるか」
「自分が同じ立場だったら何をするか」
そういった、自分に生かす意識で、情報は洞察へと磨かれていくのではないでしょうか。
こんな習慣を、身につけることで、知識は自分の糧となり、人を動かす力にもなる。人を動かさなければならない、すごい社員だからこそ、この洞察力が、必要だと感じてらっしゃるのではないでしょうか。
おわりに
本書は、かなり応用が利く本ですので、多くの方に読んでいただきたいと思います。また今度本書で感想を書くかもしれません。Part2をお楽しみに。
ではこれにて、、
引用
・AI分析でわかった トップ5%社員の時間術