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定時先生!本編 目次

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#教師のバトン  がテーマの小説。本編のみの目次です。
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#先生

定時先生!第45話 規律を与えるには

本編目次 第1話 ブラックなんでしょ  中島がソフトボール部副顧問として着任した当時、N…

武耕治郎
2年前
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定時先生!第44話 怒声

 体育館の床は、無数の生徒の頭でびっしりと埋められ、まるで黒い絨毯で覆われているかのよう…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第42話 彼女

本編目次 第1話 ブラックなんでしょ  画面を埋め尽くす数字が、下から上へと流れていく。…

武耕治郎
3年前

定時先生!第41話 煎餅

本編目次 第1話 ブラックなんでしょ  3月も中旬に差し掛かり、春がそこかしこに芽吹き始…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第40話 放送室

本編目次 第1話 ブラックなんでしょ 『ー放送は以上です。残りの問いに取り組みな…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第39話 負のリレー

本編目次 第1話 ブラックなんでしょ 「彼、大丈夫かな」  背後からの唐突な声に…

武耕治郎
3年前

定時先生!第38話 初任なんだから

本編目次 第1話 ブラックなんでしょ  遠藤は口を開けたまま、北沢を見つめていた。数拍の間の後、北沢がいつもと変わらぬ明るい調子で続けた。 「ごめん、急に変なこと言って。効率的にやるのは間違いなく良いことだよな。俺、今日も早めに帰ろうかな。と言っても定時1時間ぐらい過ぎてるけど」  思考停止状態の遠藤だったが、素早くアルコールを手指にすりこむ北沢の手元を眺めながら、徐々に我に返っていく。何か言葉をかけねばと、考えを巡らせたが浮かばない。思案するうち、北沢はトイレを去っ

定時先生!第37話 辞めてぇわ

本編目次   第1話 ブラックなんでしょ 17時30分 職員男子トイレ  「着席…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第36話 隣のレーン

本編目次  第1話ブラックなんでしょ 「チャイムと同時に制限時間1分で漢字小テスト。もちろ…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第1話 ブラックなんでしょ

本編目次  便座に座ると、鋭い冷たさが背中まで伝った。5月も下旬だが、ここのところの長雨…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第2話 桜

本編目次  第1話 ブラックなんでしょ  採用試験合格後、遠藤は夢を叶えた自分を心の底か…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第3話 面接

本編目次  第1話 ブラックなんでしょ  職員玄関に入ると、外の陽気が嘘のようにひんやり…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第4話 4月から

本編目次  第1話 ブラックなんでしょ 「1年生の担任をお願いします」 「…はい、わかりま…

武耕治郎
3年前
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定時先生!第6話 予想外

本編目次  第1話 ブラックなんでしょ  4月1日、出勤初日の午後、校長室に呼ばれた遠藤は、着任前面接の時と全く同じ位置に座った。「実は」と切り出した校長の声がささやくほど小さいことから、遠藤は瞬時に朗報ではないことを悟った。 「遠藤さんには陸上部をお願いしたんだけども、訳あってね、テニスの顧問をお願いできないかっていうお願いなんですよ。ソフトテニスね。」  陸上部顧問のつもりでいた遠藤は面食らった。表情を引きつらせながら、考えを巡らせた。ソフトテニスの経験はない。正