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怒る基準

おはようございます!
 
私はあまり怒ることがありません。
 
心の中で怒ることはありますが、
声に出して怒ることはほとんどありません。
 
怒っている人をみると憂鬱になるし、
怒ると心が疲れるからです。
 
ですから、怒る基準が
自分の中でなくなってしまいました。
 
それはそれで、困ったことです。
 

 
元外交官の田中均さんが怒っていました。
 
何を怒っていたかというと、
今回の日米共同声明に対してです。
 
アメリカによりすぎた声明だ
と怒っているのです。
 
アメリカは国力が弱まり、
同盟国に安全保障を任せようとしていて、
対中国に関してそれを日本に任せ、
それを日本は受け入れてしまったと見立て、
それは日本を戦場にしかねない
危険な行為だとしていました。
 
日中関係に関していえば、
日本は外交活動が少なすぎる
と怒っていました。
 
アメリカは、
中国と外交活動を活発に行いつつ、
安全保障活動も活発にしているのに、
日本は外交活動を疎かにしたままで
安全保障だけを突出させていて
危険であるとしています。
 
動画を見ていると、
田中均さんが怒気を含み、時には嘆息し、
舌打ちまでしているのではないか
と思われます。
 
アメリカの歓待ぶりが気持ち悪い
とテレビを見ていて思いましたが、
そこまでのことなのかと、
初めて知りました。
 

 
こうした、怒る基準を持っている人は
私にとって道しるべです。
 
医療でいえば、大島伸一先生です。
 
昔のことになりますが、
介護保険を不正に手にしたコムスン事件で、
大島先生は怒り心頭で、
その時もそこまで怒るべきことなのか
と背筋が伸びました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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