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高田泉
2021年7月28日 12:01
今朝めずらしく娘が号泣した保育園に行こうと階段を降りてるとき急に顔を歪ませてポロポロと泣きやがて絶叫なにがそうさせたのか聞いても泣くばかり抱き寄せ落ち着いたところでいろいろ聞いてみる「一緒に階段降りたかったの?」「抱っこしてほしかったの?」「寂しかったの?」「なにか嫌だったの?」ふと思いついて「プールが嫌なの?」すると深く
2021年7月7日 07:21
心の中を見てほしかった此処にいるって表現したかった海や花や生き物を描くとたいてい人に喜ばれたけどわたしが表現したかったのは心の中でそれじゃなかった心の中をさらけ出してかき集めたから本にしてそしたら なんと命が芽生えたそばで眠るこの子の眼にはまだ見ぬ世界がたくさんあってわたしもまだまだ見てない世界を一緒に見に行こうと思う描きたいものが
2021年7月2日 07:17
初めて来たのに懐かしくなる古びた細い道を行く行けば行くほど懐かしくってまだ見ぬ景色も恋しく想う道の途中で行き先示す優しい人が教えてくれる君がもともと居た場所はずっと昔から君を待ってる怖がらなくていいんだからそのまま真っ直ぐ進みなさい忘れっぱなしの記憶が覗く古本持って古着にサンダルそこはいつか来たはずの海カモメが自由に飛び立つ海辺わたしはそ
2021年7月2日 07:14
ありきたりだけどこれまで巡り合った沢山の別れと出会いの流れの延長線上に今があるんだと思うなるようになる駄目なものは駄目だし捩曲げようとするのは欲望でもし必要なら自然と繋がったままだと思うから焦ることも残念がることもないのかも思い返してみてあの時のことは、このためだったんだと気づいた時また誰かと出会って別れることがあっても寂しいだけじゃない
2021年7月2日 07:09
昨日の夜、夢を見たわたしは高校生で友達と下校してたんだ朝雨が降ったのか傘を持って歩いてる道路は濡れていたけど空は晴れて気持ち良かったふと通り過ぎたお店の前で野良犬が二匹いた強そうな野良犬が弱そうな野良犬の首に咬みついていた弱そうな犬の首は血で真っ赤に染まってた咄嗟にわたしは持ってた傘でその強そうな野良犬に向かって振り上げたするとその野
2021年6月27日 06:09
蝶々はたましいをのせてひらひらと舞うお気に入りの音楽を聴きながら歩くと空も草花もアスファルトさえも天国のように光る蝶々がわたしに近づいてくる歩くのとおんなじリズムでひらひらと舞うああ そうか世界を美しいと思った心に寄り添っているんだ家からお線香のにおいがしてくる優しい澄んだにおいその家の周りをひらひらと蝶々が舞うああ そうか亡くなった人が会いにき
2021年6月22日 05:40
朝日も夕日も目に見えないもの大きな存在からのサインわたしも昨日受け取ったそのまま進みなさい応援してるからそう言われた気がしたおおきなおおきなひろいひろい目に見えない存在からYESそう言われた気がしたあなたもサインを受け取った?きっと受け取ったYESそのままで行きなさいそのままで生きなさい
2021年6月21日 10:07
ある作家がエッセイのあとがきで「自分に自信がないのは自分だけだと思っていた」と書いていた有名で才能あふれる彼女がまさか自信がないなんて驚いたそして思ったわたしも自信がないわたしも自信がないことをわかってる人はどれだけいるだろうわたしは人が好きだから誰かに会えただけでうれしいからいつも元気で明るいだから自信がないなんて気づか
2021年6月21日 06:46
今日は一年で一番日照時間が長い日パワーが切り替わる日でもあるという昨夜ワイングラスの水滴をライトにかざすと新しい世界が見えたそれは夕暮れのような朝焼けのような眩しくて神聖な世界きっとこんなふうにいつだって日常のなかに新しい世界があって気づいた人だけがそこへ行ける古い荷物を手放して新しい世界へきっとこんな
2021年6月9日 13:12
ユーミンのこの歌を聴くとあの子を思い出すあまりにもぴったりすぎて苦しくなる若くして死んでしまったあの子あまりにも若すぎたそう言うのは簡単すぎる全うしたのよわたしはわたしで精一杯生きたのよあの子にかわってそう言いたいひこうき雲なのにいつもイメージするのは紙ひこうきあの子を想うと空に飛んでゆく真っ白な紙ひこうきを想う飛んでそのまま空
2021年6月8日 12:50
寝不足でも疲れてもないのに海に行くと眠くなるそれはもう強烈な睡魔海は胎内にいた頃を思い出すという泣いたあとみたい泳いだあとみたいとにかくだるくて眠いそれがとても心地いいわたしはううんだれもがただただ生きているだけで誰かを幸せにしている胎内にいた時からずっと今でもこれからも生きているだけで誰かを幸せにしているよだから大