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各駅停車タイプの「はやぶさ」号に乗る
【はやぶさ24号
八戸13:07→盛岡13:44】
「はやぶさ」号というと、物凄く「速い」というイメージ。
実際、その通りで最高速度320㎞/hの列車を対象に「はやぶさ」と名付けられ、速達料金も設定され、全席指定で、自由席の設定はない。
しかし、各駅に停車する地域に密着した列車もある。
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■八戸駅から乗車
この列車は、新青森駅始発東京行きの
列車である。
途中盛岡で「こまち」号と連結する列車である。
盛岡までは各駅停車の便である。
各駅に停車するのは概ね2時間に1本程度である。
また、「はやぶさ」号はこの区間であれば
空席利用ができる。
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■「はやぶさ」号は色々
乗車した列車のように、盛岡以北を
各駅停車になるタイプ。
仙台以北を各駅停車になるタイプ、
新青森駅以北を各駅停車になるタイプまである。
一番速い列車は盛岡駅での
「こまち」号との連結開放がないタイプで
全区間通過運転をし、
なおかつ上野駅を通過する列車だ。
共通して言えるのは、東京へ乗り入れる
「はやぶさ」号は大宮ー仙台間はノンストップだ。
■小さい駅にもこまめに停車
二戸・いわて沼宮内にも停車するが
ほとんどお客さんは乗って来なかった。
そういうわけで、それほど車内は
混んでおらず窓側に座ることができた。
盛岡駅以北を走る列車は、
ほとんどが「はやぶさ」号であるが
早朝・深夜には「はやて」号の設定もある。
懐かしい列車名称だ。
■整備新幹線区間を高性能車両が走る
この区間はほとんどがトンネルで
なかなか、車窓を楽しめるような区間ではない。
また、この区間は整備新幹線として
建設された区間なので並行在来線の
東北本線は、第3セクター鉄道に移管された。
岩手県内はいわて銀河鉄道・
青森県内は青い森鉄道となっている。
ただ、キュンパスではこれらの区間も
乗車することができる。
整備新幹線は、最高速度260km/hで
設計されていてE5系という
300㎞/h以上で走ることのできる
性能であっても260km/hに抑えられる。
性能面から言うと、宝の持ち腐れと
いったところだ。
ただ、北海道新幹線札幌開業に合わせて
これらの区間の最高速度を上げる投資を
行うようで所要時間の短縮を目指すようだ。
【まとめ】
・盛岡駅以北の列車は比較的すいている
・盛岡駅以北の新幹線は整備新幹線である
・「はやぶさ」号と言えど途中駅から
各駅停車になるのがある
・今後、整備新幹線区間も高速化される予定