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【寛容が肝要❗②】

『寛容が肝要!』(シャレか?)

『天国言葉』 のなかに 『ゆるします』とあります。

『ゆるすということ』 は、

人生における必須の修練です。

ゆるしは 『愛』 でもあります。

ゆるすことで救われます。

名著 『ゆるすということ』(ジェラルド・G・ジャンポルスキー著 大内 博=訳 サンマーク文庫) 

の表紙にこう書かれています。

――ゆるすことで、私たちは自由になります。

――ゆるしによって、自分の本当の姿がわかります。

――ゆるしは癒しをもたらします。

――ゆるしは自分も他人も癒します。

世界的ベストセラー『神との対話』の著者、ニール・ドナルド・ウォルシュは、

『ゆるすということ』(サンマーク文庫)

の序文(推薦文)で、こう述べています。(8頁~10頁)

「 私たちはみんな人間で、

まちがいは犯すし、

人を傷つけたり、

わがままだったり、

不親切だったり、

無神経だったりすることもあると、

ジェリーは知っているのです。

エゴと格闘し、

怖れと闘い、

愛のためにもがくとはどんなことか。

おおらかでありたいと願いながら小さなことにこだわったり、

優しくしたいのに人を傷つけたり、

賢明であろうとしながら愚かな行動をとってしまうとき、

どれほど深い失望を味わうか――ジェリーはよく知っています。

(中略)

ゆるしは、

あなたとみんなの人生に、

想像しうるかぎり最高に深い、

変容をもたらします。

ゆるしはすべてを変えるのです、

たった一晩で!

そこがわくわくするところです――何でも変えてしまうのですから。

ゆるしは、

悲しみのあるところに 歓びを、

争いのあるところに平和を、

怒りのあるところに喜びをもたらします。

さらに、

本当の自分を取り戻させてくれます。」

ニール・ドナルド・ウォルシュは、

『ゆるすということ』

 の大切さを熱く語っています。

『生き方を変えるヒーリング・センター』
(Center for Attitudinal Healing)
の設立者で、

国際的に有名な精神医学者であるジャンポルスキー氏は、

『ゆるすということ』 のプロローグで次のように述べています。(19頁~28頁)

「 人間は、自分が 『学びたい』 と思っていることを、

人に教えるものではないでしょうか。

私が最も学びたいのは、

『ゆるし』

 です。

この本は、まさにそのために書きました。

私自身のために書いたといってもいいかもしれません。

本書を書くことで、

裁く気持ちが苦しみをもたらすことを思い出し、

ゆるすことで自由になりたいと思ったのです。

(中略)

――ゆるすことで、私たちは自由になります。

自分を責める心の戦争に『待った』 がかかります。

怒りや非難の悪循環から抜け出せます。

――ゆるしによって、自分の本当の姿がわかります。

ゆるしたとき、私たちの本質は愛なのだと、体験できるのです。

――ゆるしは癒しをもたらします。

あらゆる人々、

そして生きとし生けるもののすべてとひとつなのだと、

体験できます。

――ゆるしは自分も他人も癒します。

ゆるせば自分を見る目が変わり、

他人を見る目が変わります。

世界観が変わります。

四六時中の心の葛藤に、終止符を打てます。

世界中の誰もが恨みを手放したらどんなに平和になるか、

想像してみてください。

人種や宗教の違いのために何百年も続けてきた戦争をやめ、

お互いの傷を忘れることができたら、

どんな世界が生まれるでしょうか。

(中略)

◆心安らかに生きる。

ただそれだけを目標にしてもいい。」

人生において 

『ゆるすということ』 

の重要性がよくわかります。

では、どうしたらゆるせるようになるのでしょうか?

同書の78頁でジャンポルスキー氏は、こう述べています。

「 『自分や他人を責める代わりに、
愛に身をゆだねる』 という、

新しい価値観を取り入れるのです。

そのためには、

人間観そのものを変えることです。

エゴは、

私たちを肉体だけの存在と思っています。

『私たちはスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿だ』 

とは考えません。

自分を単なる肉体ではなく、

永遠のスピリチュアルな存在と見なせるようになれば、

ゆるしの大切さは簡単にわかります。」

私たちの本質は肉体ではなく、

スピリットであるという自覚を持つことが大切です。

自分のなかの最高の真実にゆだねることから始めましょう。

さらにジャンポルスキー氏は、

同書92頁~93頁でこう述べています。

「 『何を考え、何を信じるかで人生が決まるということを、忘れてはなりません。』

なぜゆるすのかといえば、

自分を過去から自由にするためです。

他人への恨みつらみから、

自分を自由にするためです。」

『ゆるすということ』 は自分のためです。

過去への囚われから、

自身を解き放つためです。

同書エピローグでジャンポルスキー氏は、

結論をこう述べています。(149頁~150頁)

「 一人ひとりがゆるすことによって、

愛をさえぎる障害を取りのぞくことができれば、

私たちは想像できないほどの喜びと平和と幸せを味わうでしょう。

ゆるしは、

神と愛と幸せに続く橋です。

ゆるしという橋を渡れば、

罪悪感、責める気持ち、恥じる気持ちに、

別れを告げることができます。

ゆるしは、

『愛とは怖れを手放すことだ』

と教えます。

ゆるしはあなたの周りを清らかにし、

心と魂を浄化します。

ゆるすことで、

聖なるものすべてとつながることができるのです。

ゆるしによって、

私たちは自分たちより偉大な存在とつながり、

想像や理解を超えた存在と 絆を結べます。

そして、生命の神秘に、

安らかな心で向きあえるのです。

ゆるしは、

私たちがこの地球に生をうけた目的を達成する第一歩です。

愛だけを教えなさい。

私たちの本質は、

愛なのだから。」

『ゆるすということ』 は、

『人知の及ぶところではない偉大な存在』

 と繋がるための必須条件です。

ゆるすことで、

自身の本当の姿が愛であるとわかります。

ジャンポルスキー氏は、同書巻末に自身の詩を掲載しています。(150頁~158頁)

「 ゆるすということ

ゆるすことは

幸せになるための処方箋

ゆるさないことは

苦しむための処方箋

(中略)

ゆるしとは

怖れに満ちた過去に

こだわりつづけるのをやめること

ゆるしとは

古傷を引っかいて

血を流しつづけるのをやめること

ゆるしとは

過去の影に惑わされることなく

いまこの瞬間に

百パーセント生き

百パーセント愛すること

(中略)

ゆるしとは

過去に何をした人でも

すべての人のなかに

神の光を見ること

ゆるしとは、相手のためだけでなく

自分自身のためであり

自分が犯したまちがいのためであり

くすぶりつづけている罪悪感と

自分を恥じる気持ちのためである

(中略)

ゆるしは心の扉を開け

感情をスピリットと一体にし

すべての人と一体にし

すべての人を神と一体にする

ゆるすのに

早すぎることはない

遅すぎることもない

(中略)

私は心から信じている

一人ひとりが

自分を含めてすべての人を

完全にゆるせるようになったとき

世界は本当に平和になるということを」

幸せをつかむ鍵は 『ゆるし』 です。

『ゆるし』 は心のやすらぎを得る唯一の手段です。

(結論)

『ゆるしの修行』 を成し遂げましょう!

『ゆるすということ』(著者 G・G・ジャンポルスキー 訳者 大内博 サンマーク文庫)

『神との対話』(著者 ニール・ドナルド・ウォルシュ 訳者 吉田利子 サンマーク出版)




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