【外面のパワーと内面のパワー】
【外面のパワーと内面のパワー】
自己から生まれてくるパワーには、
二種類あります。
一つは、
外面のパワー(金銭・地位・名誉・出世・権力・肩書・評判など)です。
もう一つのパワーは、
内面のパワー(スピリチュアリティに根ざしたパワー)です。
これこそ、真実のパワーです。
このパワーは、永遠に生き続けます。
これについて、
ウエルビーイング分野の第一人者で、
世界中の皇室や政財界トップリーダーたちのメンターを務める “ スピリチュアル界の巨星 ” ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』(訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中で、こう述べています。(57頁〜59頁)
「自己から生まれてくるパワーには二種類あります。
ひとつは、名声、大金、立派な肩書を得ることから生まれる外面のパワーです。
このパワーはモノ、状況、人間関係によって生じるのでおびただしい数にのぼりますが、
いずれ消え去っていくものです。
自分が価値ある存在かどうかも、
すべてこの虚しいパワーを手に入れているかどうかで判断することになります。
もうひとつのパワーは内面から生まれ、
物質ではなくスピリチュアリティに根ざしています。
この真実のパワーはけっして失われることはなく、
肉体が消滅したあとも永遠に生き続けているのです。
あなたの個性は、
本来の自己に耳を傾けることからつくられ、
あなたのパワーはスピリットという内面の基準から生まれてきます。
モノ、状況、地位、金銭などの外面的基準は関係なくなります。
そうなると、あなたの個性は明確になり、
外部の要因には影響を受けなくなります。
自己の意識が外部から影響を受けなくなれば、
批判や賞賛にも平然としていられるようになります。
人はみな『すべて』である知性の流れに連なっているので、
全員が平等であることにも気づきます。
自分が誰かに劣っているわけでも、
すぐれているわけでもないことを理解するのです。
迷いがなくなるので、
人に頼み込んだり、
泣きついたり、
説得したりする必要はありません。
内面の基準を手に入れている人は、
ほんの少ししかいません。
多くの人の心にはエゴが存在していて、
内面の基準から送られてくるメッセージをぼやけさせてしまうのです。
思考が外部のものごと(お金の不安、仕事のストレス、人間関係のトラブル)に影響を受けてしまうと、
スピリチュアリティの進化は妨げられ、
いつの間にかわたしたちの目は、
本来の目的とは反対の方向に向けられてしまうのです。
この状況を克服するのに、
とりわけ効果的な方法がふたつあります。
瞑想することと、
意識的に心のなかの対話を訓練することです。
心のなかの対話を前向きなものにしていけば、
わたしたちは適切な方向に向かうことができるようになり、
シンクロニシティが起こる環境が生まれ、
魂はますます成長していくようになります。
自己のパワーを、築きあげることができるのです。」
外面のパワーは、
すべて虚しいものです。
いずれ消え去っていくものです。
一方、内面のパワーは、
永久に不滅です。
なぜなら、
スピリチュアリティに根ざしているからです。
本来の自己に耳を傾けましょう。
個性を明確に打ち出し、
スピリチュアリティを進化・向上させましょう。
そのためには、
瞑想することが一番大切です。
瞑想して、内なる声を聴きましょう。
同時に、
心のなかの対話を前向きなものにしていく訓練をしましょう。
そうすれば、
私たちは適切な方向に向かうことができるようになります。
魂はますます成長していくようになります。
共に精進して、
本当の自己のパワーを築き上げていきましょう❗
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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