読書ノート(110日目)
さて、今日もこちらの本の紹介です。
著者の米田さんは元P&Gの執行役員で
CMK(Consumer Marketing Knowledge)部門
のヘッドを務めていらっしゃった人物。
P&Gのマーケティング戦略をデータで検証して
成功の確度を高めていく、そのための秘訣を
知ることができればと思って読んでいます。
今日からは前回紹介した
P&Gでの問題解決の枠組みである
ダブルダイヤモンドプロセスのうち
「絞り込み」についてです。
今回はP&Gの問題解決の流れの
ダブルダイヤモンドプロセスでの
「現状理解」「仮説出し」に続く
「絞り込み」についてでした。
何かの問題解決をしようとした際に、
つい最初の方に直感的に思いついた
「HOW(解決策)に飛びついてしまう」
という「結論ジャンプ」になりがち
というのは、
日頃から僕自身の戒めとして
注意しているつもりでした。
今回の学びの中でも特に大きかったのは、
サクセス・クライテリアを事前に定め、
それを満たしていない場合は、
仮説出しや現状理解からやり直すべき。
というのは、結論ジャンプを防ぐ方法
として、凄く有効だなと感じました。
つい、直感的に思いついたアイデアや
解決策にとらわれてしまい、
「現状で代案は無いから
何もしないよりも何かした方が良い」
といった理由で実行に移してしまい、
事前に予測できた目標未達の悲しい結果を
未然に回避することができそうです。
本書では、今回の5回の読書ノートでは
紹介しきれないほどの具体的な事例も
多数紹介されていますので
もしご興味あれば、ぜひお手に取って
読んで頂けたらと思います。
ということで、今日はこの辺で!
それではまた―!😉