MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた⑤:内発的動機づけは「〇〇性」と「〇〇感」(+フロー状態を生む3条件とは)
読書ノート(90日目)
さて、本日もこちらの本から
紹介していきたいと思います。
本書では、ビジネススクールでMBA修了
する際に必読と言われる50冊を1冊に
要約してまとめて紹介してくれている。
最近の言葉で表現するならば
「ファスト読書」と呼べるビジネス書
大きな章は以下の6つ
①戦略
②顧客とイノベーション
③起業と新規事業
④マーケティング
⑤リーダーシップと組織
⑥人
これらを5回に分けて
簡単ずつでも紹介できればと
思っています。
さて今日は⑥人について
こちらの本を紹介してみます。
モチベーションに関する理論は
多々ありますが、
内発的動機づけや自己効力感
と言えばエドワード・デシ!
そんな考えが僕の中にありました。
ということで、今日は改めて
エドワード・デシの著書についてです。
社員が内発的動機づけによって
仕事をしている状態が幸せなのだとすると
今の自社の社員の一体どれくらいが
内発的動機づけで仕事をしているのか?
それを見える化できたらと考えています。
内発的動機づけは
「自律性」と「有能感」の両立が肝心
ということなので、
これらを確認できる質問を用意して
従業員サーベイで測り、数値化をしたら
何かの傾向が見えるかも…
などということを妄想していました。
人は誰からも指図されず
自分で行動を選べるとき、
イキイキと行動する
というのは、言い換えると
ジョブクラフティングなのでしょう。
でも、内発的動機づけを個人任せにせず
組織として、社員の内発的動機を
うまく引き出すにはどんな施策が有効か?
という問いはどうすれば解決できそうか…
これは自社のサーベイや人事施策のデータ
があるので、内発的動機づけが高い組織と
そうでない組織に共通する特徴を
比較することで明らかにできそうです。
あくまで現時点での仮説ですが、
自律性と有能感が高い組織の特徴って
・目標の意味付けを自分で解釈できていて
・心理的安全性が高く、提案がしやすくて
・仕事の量や質に、適度なストレスがある
といった感じなのかなと…
あれ、これってフロー状態を生む条件にも
近いかもしれないですね…!
いやー、この分野も奥が深い…!
でも、人事領域に深入りしていくと、
経営視点で目の前の業績をいかに
生み出すか?という戦略・戦術との
整合性も気になり始めてしまいます。
経営戦略を実現するための人事戦略
という主従関係のスタンスは大切に。
でも、人事なので社員1人1人が
できるだけ幸せに仕事ができるように…
これら2つを両立できたら最高だなぁ
などとモヤモヤ考えながら
日曜日の夜を過ごしています。
それではまた明日ー!😉
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