読書ノート(87日目)
さて、今日もこちらの本を
紹介していきたいと思います。
本書では、ビジネススクールでMBA修了
する際に必読と言われる50冊を1冊に
要約してまとめて紹介してくれている。
最近の言葉で表現するならば
「ファスト読書」と呼べるビジネス書
大きな章は以下の6つ
①戦略
②顧客とイノベーション
③起業と新規事業
④マーケティング
⑤リーダーシップと組織
⑥人
これらを5回に分けて
簡単ずつでも紹介できればと
思っています。
さて今日は②顧客とイノベーションに
ついて、個人的に興味深かった1冊です
マーケティングの世界でキャズムというと
主に、新商品やサービスが普及する際に
初期市場からメインストリームに移るときに
スムーズには普及せず、深い溝や大きな谷を
越える必要がある
というキャズム理論が有名かと思います
本書では、
・なぜキャズムが発生するのか?
・どうすればキャズムを越えられるのか?
という疑問に答えてくれる、そんな内容です
話題になった新商品や新サービスが
世の中に広く普及するかどうか
そのヒントになりそうなのが
このキャズム理論かなと思いました。
アーリー・アダプターはリスクを好み、
アーリー・マジョリティは安全性を好む。
非常に分かりやすくて納得感がありました
キャズムを越えるために
「お金はかかっても何とかしたい」という
顧客や市場を見つけ、
そこで徹底的に普及させるというのも
解決策として明快で興味深かったです。
ちょうど先日、社外セミナーで
電通の阿佐見 綾香さんが出演された
ヒットをつくる「調べ方」についての
公演に参加しました。
その中でも、新規事業であればこそ、
顧客がお金を払ってでも解決したいと
思う痛みのニーズ「Pain」を見つけよ。
あったら良いな程度の「Gain」のニーズ
では、ニーズはあっても意外とお金には
ならないことが多いということを教わり、
PainとGainの視点でニーズを分けて考える
というヒントを得たばかりでした。
詳しくは
こちらの本に紹介されているようです
ということで、長年、積読していて
もやもやしていたキャズム理論の要点を
僅か6ページと超短時間で知ることができ
何だか凄く得した気分です。笑
ということで、今日はこの辺で。
次回は③起業と新規事業についてを
紹介したいと思います。
それではまたー!😉