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気持ちのバランス
けっこう前ですが、チャイルドスポンサーシップを始めてみたことについてご報告しました。
世界にいるまだまだ自力では貧しくて生活がままならない子供に経済的援助をする募金活動です。
10年以上、始めてみたいと思いつつも、なぜか踏み切れなかった毎月の4,500円。安定のない生活で始まってしまったケチ。
自分を守ってしまう浅ましさを誤魔化して一生懸命絵を描いてきました。(最近になり、頑張る方向性が全然違っていたことに気づいたことについてはまた書きます…)
チャイルドスポンサーシップはこちら
チャイルドスポンサーシップ
支援、援助、という言葉に引っかかってしまった前回。引っかかる時点でどうなの?ですが、引っかかってしまったからには気持ちを追求しなきゃいけません。
なぜ引っかかったかというと、あなたを支援します。という言い方が、あまりにも上から目線じゃないか?ということでした。
突然もやもやと湧き上がる自分への疑念。
どうしたものかとチャイルドスポンサーシップのホームページを眺めていたところ、基本理念に答えが書いてありました。
(早くも見つけてしまってたわけですが、いかにも考え続けてたという演出みたいに期間が空いてしまってすみません)
基本理念
私たちはキリスト教精神に基づいて活動します
私たちは貧しい人々のために献身します
私たちはすべての人を価値あるものとします
私たちは仕えるものです
私たちはパートナーです
私たちはすぐに対応します
「私たちは仕えるものです」
という一文が心にスーと入ってきました。
チャイルドスポンサーシップはキリスト教の理念を基に設立されたらしく、愛して仕える相手はその場合神であり、神の御子である子供たちに仕えることになりますね。
僕はどんな人とも平等、対等でいたいと思います。
仏教思想が僕の中に深く根付いているからかもしれません。
仕えるというとまるで下につくみたいなイメージがありますが、僕が感じるのは、自分の行動と言葉のバランスがとれたということでした。
平等な気持ちで支援するという言い方だと、「裕福なわたしが大変な状況下のあなたを支援する」構造はイメージとして変わりません。
それが仕えると言い換えるだけで、支援と仕えるの間に自分の心を置くイメージになり、バランスがとれたように感じました。
手紙のやりとりができるシステムなので、こんど心を落ち着かせて書いてみたいと思います。
一歩ずつ前進!
こちらの絵は枯山水からイメージをいただいてます。これから研究発展させて、自分なりの祈りや日々の想いを砂の一個一個に捧げられるよう制作に向かえる題材にできたらと考えています。
気持ちのバランスを日々修正していくこと
チャイルドスポンサーだけでなく、日常さまざまな事柄にしても同様なことが言えると思います。
ほんの少しの引っかかりが、不信、苛立ち、無力感など負の感情に繋がっていき、大事になってしまいます。
引っかかりを敏感に感じて、小事のうちに一つ一つ拾い上げて、自身と向かい合うことです。
問題と解決を自分の気持ちや言葉にして、小さな自信を積み重ねていくことで、大きな目標に確実な一歩を踏み出せるのではないかと思います。