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「フレーミング効果」を日常に生かす

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「フレーミング効果」の生かし方について考えながら書いていきたいと思います。

自分の認識や意思決定のクセについて考える良い機会になると思いますので、ぜひ、のんびり目を通していってみてください。

目次は、以下の通りです。


フレーミング効果とは?

今回、話題に挙げているフレーミング効果。

何となく耳にしたこともある方も多いのではないでしょうか。

フレーミング効果について、調べてみるとこのような記述がありました。

フレーミング効果(Framing Effect)とは、同じ意味を持つ情報であっても、焦点の当て方によって、人はまったく別の意思決定を行うという認知バイアスのことである。
情報のどこにフレームを当てはめるかによって、意思決定が異なることからフレーミング効果と呼ばれる。このようなバイアスが生じるのは人々が損失回避の傾向があることに起因している。損失に焦点を当てるような選択肢は選択されにくい。

みずほ証券×一橋大学ファイナンス用語集より引用

ざっくりいってしまえば、「同じ意味を持つ情報も焦点の当て方によって、印象やその後の判断が変わってくる」と言えると思います。

例えば、栄養ドリンク。

「タウリン1000mg配合!」と言い方と「タウリン1g配合!」という言い方は同じの量ですが、より細かい単位の方に焦点を当てることで何だかいっぱい入っているような印象を受けます。


また、フレーミング効果は損失を避けるような選択をしやすくなるという特徴もあるようです。

例えば、「このチャレンジは成功率90%です!」という言い方と「このチャレンジは10人に1人の人が失敗しています。」では、前者のような伝え方の方が、チャレンジに前向きに取り組む人が多くなるようです


こうして改めてみてみるとフレーミング効果は何だか不思議ですが、なんとなく身に覚えがあることも多いように思います。

それはおそらく、いたるところでフレーミング効果やそれに似たようなことを目にしたり、耳にしたりしてきたからではないでしょうか。

すなわち、意識していないだけでフレーミング効果を使ったり、フレーミング効果の影響を受けたりしているとも言えます。

日常に溢れているなら、せっかくですから、良い形で生かしたいところです。



日常でどうやって生かしていくか?

フレーミング効果も詳しくみていけば、色々なバリエーションや研究があるようです。

そのあたりは、専門家の方々に預けるとして、私は自分なりにどんな風に日常に生かせそうかを考えてみたいと思います。

私が考えた活用の仕方は、

・意思決定の際に自分の背中を押す
・買い物をする時に広告に影響を受けすぎないようにする
・伝える時の言葉選び

私なりに考えたフレーミング効果の生かし方

の3点です。

それぞれについて簡単に書いていきます。

・意思決定の際に自分の背中を押す

自分がやってみたいことに対して、二の足を踏んでいる時や自分で自分を励ます時にフレーミング効果が役立ちそうだと思いました。

特にネガティブな情報や視点になってしまっているときは、「見方を変えて、意思決定に影響を与える」というフレーミング効果の特徴が役立つと思います。

「やったことがないから失敗するかもしれない」と考えている場合は、「やってみたら、成功するかもしれない」とシンプルに捉え直せば、印象は大きく変わります。

状況が変わるわけではないですが、心持ちは良い方向に向かうと思います。

ある程度考えた事柄なら「楽観視ばかりしてリスクに目を向けない」ということはないでしょうし、「自分のやってみたいこと」に対して踏み出すきっかけとしては悪くないのではないでしょうか。



・買い物をする時に広告に影響を受けすぎないようにする

買い物をするときに、私たちは少なからず、広告の影響を受けます。

ただ、フレーミング効果を知っておけば、変に影響を受けすぎないのではないかと思うのです。

先ほど、栄養ドリンクの例を挙げましたが、タウリン1000mgと言われようが1gと言われようが入っている量は同じです。

伝え方で量は変わらないことを知っておけば、必要な場面で自分の必要としているものを得やすくなると思います。

これは、余計な買い物や望んでいない買い物を防ぐことにつながるのではないでしょうか。

買い物の場面ではフレーミング効果だけではなく様々な工夫がなされていますが、一つの切り口を知っておくことで、時々、自分の買い物を見直す良いきっかけが得られると私は考えています。


・伝える時の言葉選び

自分が誰かに提案をする時や意見・情報を伝える時に、フレーミング効果を知っておけば、目的に合わせた言葉選びがしやすくなると思います。

ポジティブな部分を受け取ってほしいというねらいの時とネガティブな部分を受け取って欲しいというねらいの時では、伝え方は変わりそうです。

相手をコントロールするとまでは言いませんが、同じ事柄でも、より自分のねらいに即した伝え方をした方が効果的と言えると思います。

特に提案の時などには有効と言えるのではないでしょうか。

私もプレゼンテーションをする機会があるので、フレーミング効果を意識して取り入れてみようと思います。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

〇〇効果というのは実にたくさんありますが、「自分にどう生かすかが大切なところではないかなぁ」と改めて感じました。

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。

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