ちょっとしたアレンジを加えることで、色々なことがもっと楽しくなる
小学校教員のちょっと役立つ情報発信【1026記事目】
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「ちょっとしたアレンジ」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
①ちょっとしたアレンジは料理でいうスパイス
・日常にスパイスを加えてみるイメージ
ちょっとしたアレンジを加えると言われても何だかピント来ない人もいるかもしれません。
ちょっとしたアレンジと言っても、大それたものではありません。
本当にちょっとしたことでいいと思うのです。
イメージは、卵かけごはんにどんな調味料くらいの感じです。
想像したら、卵かけごはんが食べたくなってきました。
ちなみに最近、辛みそ入れるのにはまっています。
・ちょっとしたアレンジは過程を楽しむ機会を作ること
話が脱線しかけましたが、ちょっとしたアレンジはこのようなイメージです。
卵かけごはんを食べること一つとっても、ちょっとしたアレンジをするだけで何だか楽しくなりませんか?
実際に味が変わると結果が楽しいというのもありますが、「どうアレンジしようか」と考える過程自体にも楽しさがあるのではないかと私は考えています。
こんな風に考えてみると日常にスパイスを加えたいという気持ちがじわじわと湧いてくるかもしれません。
卵かけごはんのイメージ、ぜひ覚えておいて欲しいなと思います。
②学校でのちょっとしたアレンジの例について
卵かけごはんのことだけ書いて、学校に関することを何も書いていないので、簡単に追記していきたいと思います。
・指導の方法をアレンジ
子どもがどう学ぶか。
これを考えるととても面白いなと考えています。
等々、色々なアプローチがあると思います。
学校現場では、今まで以上に子どもが主体的に学ぶ時間や機会を増やしていこうという流れが強くなっています。
教室に40人近くの子どもたちがいて、先生が1~2人だとどうしても講義のようなスタイルになりがちですから、何とかしようということなのだと思います。
実現するのが難しそうだなと感じますが、ちょっとしたアレンジをすることで状況が変わるということも少なくありません。
子どもに任せてみたり、内容を教えるような時間を減らしてみたりするといった指導の方法を変えるだけでも、様子は変わってくると思います。
ちょっとしたアレンジをして、その過程を子どもたちと共有してみるとと子どもたちも先生も学校の生活が今より楽しくなるのではないかと感じています。
・教材をアレンジ
授業では、教科書やオリジナルの教材、トークや経験など、何かを教材として用いて、子どもたちと学びをつくっていくことになります。
その教材をちょっとアレンジしてみるのも面白いと思います。
教材のアレンジは先ほど書いた指導の方法とリンクしている気がします。
どんな指導の方法を選ぶかで、教材も変わります。
逆にどんな教材を用いるかで、指導の方法も変わるという面があります。
卵かけごはんの例のように、ちょっとしたアレンジを加えるだけでも楽しくなると思います。
かけ算九九の勉強だとしたら、お菓子の箱の中を見せて何個入っているか問うというのと、お菓子の箱の中を少しだけ見せて何個入っているか問うというだけでも、子どもの反応や予想にちょっとした違いが生まれてきます。
前者だと、答えを考えて終わってしまいそうということが多いです。
ですが、後者ですとひとつのお菓子のサイズをもとに、何個入っていそうか予想したり、食べてあるんじゃないかと考えたりと想像を膨らませる余白があります。
「そんなこと別にどっちでもよくない?」と思われるかもしれません。
ですが、このちょっとしたことの積み重ねが子どもの様子に大きな違いを生み出していくと私は感じています。
ちょっとした積み重ねの機会を生み出すためには、ちょっとしたアレンジがとても有効だと言えると思います。
少しのアレンジでしたら、継続的にも取り組みやすいですからね。
先ほどの例だと先生が問いを出していくイメージが浮かんできますが、子どもたちに問題を考えてもらって出し合ったり、実際に日常で試したりするなど、学びの橋渡しをしていくとさらに面白くなりそうです。
そんな風に考えてみると日常がもっともっと楽しくなってくるのではないでしょうか。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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