楽をするために自己否定を選んでいた?
こんにちは、心理カウンセラーのともみと申します。今日もnoteを読みに来て下さりありがとうございます。このnoteでは、もうご存知かとは思いますが、読むだけで日常の悩み改善を目指して書かせて頂いております。
主な活動としては言葉の意味や捉え方の矯正を目的としています。その必要性を知って頂きたく、無料で情報発信をしています。しかし、繰り返し振り返らないと意味のないものとなります。と言う事で、"振り返り"についての必要なワークの部分だけは今後、有料化しようかなと考えています。
とは言え、noteで必要性を感じて頂けたなら、今からご自身で常に振り返りをして頂ければ問題ありません。ただ、もし、ご自身だけでは難しいと言う場合は、どうか私を頼って下さい。無料でも有料でも得をするように。そう考えながら書き綴らせて頂きます。
またこう言った内容を公式LINEにてメルマガにしております。今日のnoteも以前配信したLINEの内容を引用しました。もし最後まで読んで下さり、良いなと思って頂きましたら、是非無料ですので公式LINEご登録の方よろしくお願いします。
しかし、まだ不要です。読んで頂きご判断の上、何卒よろしくお願いします。
https://lin.ee/PWAxTyq
今日は、自己否定しないように、させないようにするために自分や他者への関わりを話していきます。
〜なぜ自己否定してはいけないのか?〜
まず、それについてお話します。
それは自分が存在している以上、自己否定し続ける事はどう足掻いても矛盾が生じてしまうからです。この矛盾が人間にとってはかなりストレス。逃れたいぐらい苦しいのです。辻褄を合わせた方が人間にとって楽であるため、楽になりたくて辻褄合わせに行動を起こしてしまいます。
矛盾が生じて引き起こされる、このストレスの事を認知的不協和と言います。
認知的不協和について以前何度かお話ししました。以前の記事を載せておきます。
https://note.com/t0mo3iiiy/n/n482a6ba9543f
では冒頭に戻ります。人は矛盾というストレスから逃れようと、楽を求めて行動を起こすと言う心理があります。
〜楽を求めて行動する生き物〜
実はこの"自己否定する"も人間にとって楽。人の行動の全ては楽を選んでいます。よって、無意識にこの楽を選ぶ事により、私達は苦しめられていたのです。分かりやすく言うと、楽の選び方で苦が来ると言う事です。すぐ楽をするから、しっぺ返しが来ているのです。
では、"自己否定も楽"と言うのはどう言う事か?
それは、断れなかったり、相手を責める事ができなかったり、そうすると自己否定してしまって納得した方が一時的に納得感が得られ、楽になるからです。答えが見つかり、矛盾から解放され、スッキリするから自己否定が楽なのです。
納得感は安心感とも言えます。納得できない間は不信感や不安感です。納得とは人間にとって"生きる術探し"。こう考えれば良いんだと言う答え。答えが見つかれば楽になれるのです。
納得の積み重ねによって、人は生き方が決まります。自分の守り方を知る行動こそが納得。なのでこれまでずっと納得について熱弁して来たのはこの理由です。これぞ人間の本質。
自己否定しない、させないために、どこに納得を置くのかを予め決めておくと良いです。
相手に伝えるとき、納得の着地点を提示しておきましょう。「あなた自身はすごく素敵(人格肯定)。ただこの出来事が悲しいの。」「さっき怒ってごめん。あなたは悪くなかったのに(相手を認める)、たまたま起こった出来事が想定外で悲しかったの。」など。
人は楽をする生き物。勝手に想像させて、勝手に納得すると、自己否定に行き着く可能性があります。そう、それは先程言った、自己否定が楽だから。
しかし、その楽の前にもっと最初に答えを出していたら‥?もっと楽ですよね?しかも最初に答えが分かってるから安心して話を聞くことができる。
自己否定を回避するため、人格を認めた上で話し合いましょう。これは相手がさらに楽をして納得してもらえるようにする手間。この手間が大事です。
〜楽をするための手間はおしまない〜
最初に手間をかければ、後々自分達の楽に繋がります。すぐ分かり合えて、答えも早くに見つかり、無駄な事を考えなくてお互いに済みます。
そして改善に向けて行動できるから、同じ繰り返しが減る。とにかく無駄が省けるのです。
無駄が省け、同じ繰り返しが減れば、悩みが減ります。悩みが減れば心身共に健康を保つ事ができます。
脳や体は、常にエネルギー温存するようにできています。生き残る為に、常に省エネモード。いざと言う時に発揮できるよう、パワー温存しているのです。そのために楽を選ぶシステムになっています。
脳にとって答え探しを考え続ける行為は多大なエネルギーを必要とします。脳は苦しく、ストレス状態です。だから早くに決断しようとしてしまいがち。これが白黒思考。0か100。どっちが悪か正義かを考えてしまう根本的な原因です。また、このエネルギーが足りないと、すぐに答えを出そうとする悪循環。白黒判断を早め、合理的な判断ができなくなるのはこの理由です。
答えを求めたがると言う仕組みを知って、お互いに話し合いをしてみましょう。先に納得を得る手間を。これでトラブルはぐんと減ります。
是非試してみてね。ではまたお会いしましょう。今日も笑顔が溢れる良い一日を。
ともみ。