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誰かを傷つける300円。自分を癒す300円。


メルカリで注文した商品が届かない。
1週間経っても、10日を過ぎても。
さすがに、何かあったのでは?と不安になる。


相手にまだ届いていないことをメッセージする。しかし、何のリアクションも返信も返ってこない。


1日、また1日と過ぎ、
とても気になってきた。
気づいていないの?と思い、もう二度とほど連絡を入れる。


さすがに2週間届かなければ
もうキャンセルしようと思った。


すると、その出品者は他の商品のやり取りや評価返しは行なっているようで、《アプリを扱う時間があるなら、こっちの連絡もやってくれよ💢》とモヤモヤが膨らむのを感じた。


注文したものは、300円の画材だった。
楽しみにしてたのに。


今日は来たかな?と空っぽのポストをのぞく日々が、ワクワクからイライラしたものに変化して、


私の中で、これは、相手の評価を【悪い👎】にして、対応が良くなかったことをコメントとして残してやりたい🤬と思うようになってしまった。

コメントを残すためには、キャンセルではなく、商品を受け取ったというボタンを押す必要がある。それは、300円を捨ててでも、コメントをしてしまいたいという選択だった。


そう考えてしまう自分にとても違和感を覚えた。私は怒っていた。そして、お前は私を傷つけたんだという烙印を押してやりたい気持ちと戦っていた。


ただ一言、「すみません」「確認してみます」と返信を送ってくれたら良かった。
商品は届かなくても、残念だと思うだけで怒りが沸くことはなかった。雑に扱われた、ほって置かれたと思った。



久しぶりにニンテンドーSwitchを手に取って、ゲームショップを開いた。ちょうどセールをしていて、安くなっていた。気を紛らわせられそうな作業ゲームや物語系のゲームが100円だったので3つ購入した。


自分が癒されるのを感じた。この300円と、人を傷つける300円の価値を考えた。


私は、寝る前に
メルカリの取引キャンセルのボタンをおした。






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TOMO
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