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日々つれづれ

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日々思うことをつれづれと。
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2019年11月の記事一覧

勘違いされずに伝わる距離感と信頼感が悩ましい話。

勘違いされずに伝わる距離感と信頼感が悩ましい話。

誰かと話していて、いいたいことを飲み込むことがある。わたしの場合、それは作家だということが多いのだけど、飲み込む理由は、いいたことをシンプルに言うと誤解されてしまいそうで、それを恐れて頭の中で「説明」をつけたしていくと時間がかかり、伝えるタイミングをのがしてしまうから。

先日は「考えて手が止まるから、どんどん手が動く人がうらやましい」ということを言われていて、わたしもまったくそのとおりなので、共

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わたしの大切なものとこれからの暮らしを考えた。

わたしの大切なものとこれからの暮らしを考えた。

病気になってこの先がないかもしれないという事態になり、そしたら今やってることも先につながらないならちょっとしんどいわー休みたいわーってなってたんだけど、ありがたいことに順調にお薬の効果がでてくると「おやおや?もうちょっとはこの先があるかも…」やばい。どうしようと。

あと何年かわからないけど、まだ生きていかなくちゃいけないのなら、病気を契機に自分の人生をかえることができるんじゃないかと、副作用が軽

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許してもらうが一番つよい。

許してもらうが一番つよい。

20代の頃、訪問販売の営業をしておりまして毎日一般家庭に電話をかけ、アポをとって営業に出向き、2時間〜3時間ほど話して契約をとるっていうお仕事をしてました。

契約は8万円〜90万円ぐらいまでコースがあって、お客様にあわせた提案をするんですけど、こちとら売上ノルマがありますから、会社のマニュアル的には一番高いコースから売ることになります。それでもだめなら…みたいな感じで価格を下げたコースをおすすめ

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市にひとつの本屋がつぶれるかもなんだって。

市にひとつの本屋がつぶれるかもなんだって。

昨日聞いた話なんだけど、わたしが住む街のうわさでは、どうやら駅の近くの本屋がつぶれるらしい。いや、まだ街のうわさ段階なので、ホントにつぶれてしまうのかはわからない。なんせ市にひとつの本屋だ。市にひとつですよ?大切にしたいじゃないですか。

じゃ、使っていたかというと…正直そうでもない。Amazonや楽天、メルカリのネットショップが充実しているし、それに定期的に通う大阪のお店の最寄り駅にも本屋があっ

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うちの新入社員の書く文章が変わった話。

うちの新入社員の書く文章が変わった話。

うちの新入社員。…ていつまで彼女のことを新入社員と呼ぶんでしょうか。今年の4月にはいって、もう半年。バイトの頃を含めれば、1年は経ってますけども。

彼女は誰もが知る国立大学出身で本が大好き。おそらく小さい頃からそうだったのだと思う。身も凍るような寒い日でも光熱費がもったいなくて湯船に浸ることはしないけど、読みたい本は惜しみなく買いたいような人だ。

でもみんなが読むような文章を書くのは表現が気に

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誰にも怒られないから成長してない気がする話。

誰にも怒られないから成長してない気がする話。

20代後半からフリーランスのデザイナーという名のなんでも屋さんをやっていたのだけど、30歳になったときに一番仕事を発注してくれていた会社に社員として雇われた。

ここではこれでもかというほど、めちゃめちゃいろんなことで怒られた。最初はデザイナーとしてのセンスがないみたいに言われていたのだけど、しぶとく振ってもらえる仕事をやり続けていたら任せてもらえるようになってきた。最後に上司の手によって修正され

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