![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171513361/rectangle_large_type_2_062d4ee0f5e5057ed4685996ae9e5c4f.png?width=1200)
如月|February
コラム|温める
寒い冬の夜、かつては湯たんぽがお湯の暖かさで足を温めました。時代が進むと電気アンカが登場し、さらにその後、昭和50年代後半に登場した「使い捨てカイロ」は、寒い日のお出かけなどの強い味方となりました。近年では、再生可能なアイテムが再び注目されています。湯たんぽは、シリコンやプラスチック製などもあり、カバーはフリースやマイクロファイバー素材など選択肢も豊富。また充電式カイロも注目されています。エコで暖かな冬の暮らしを!
今期は暖冬予報の冬。暖冬とは12〜2月の3か月平均気温が平年より高い場合をさしていわれます。原因はエルニーニョ現象で、赤道付近の東風が通常よりも弱く、日本においてはシベリア付近からの寒気が流れ込みにくくなります。しかし一時的に強い寒波が入り込んだ時には、雪雲がいつも以上に発達し大雪になる可能性があります。暖冬と聞くと過ごしやすい印象を持ちがちですが、温度変化が大きいことで農産物に影響を与えたり、短時間での大雪や雪崩など、災害への注意も必要です。
医療情報|50歳以上の男性が腎臓を守るための対策
「沈黙の臓器」とも呼ばれる腎臓は、毎日全身の血液を50回以上濾過し、不要な老廃物を尿として排出する働き者!
しかし、この腎臓、我慢強いための症状が現れにくく、悪化すると人工透析や腎臓移植が必要になることもあります。では、腎臓を守るためにはどうすれば良いのでしょうか?
腎臓を壊す5つの習慣と対策
塩分の摂りすぎ
塩分過多は腎臓に負担をかけます。長寿で有名な滋賀県・長野県は減塩運動の徹底で健康寿命が延びた成功例です!
【対策】減塩:1日6g以下を目標に、出汁をきかせて薄味に!加工食品は塩分が多いので注意しましょう。水分不足
水分が不足すると尿が濃縮され、腎臓が過労状態に。少量ずつこまめに水分補給を心がけましょう。
【対策】水分補給:1日に1.5~2リットルを少量ずつ摂取運動不足と肥満
運動不足は内臓脂肪増加や肥満につながります。高血圧症や糖尿病となると腎臓に過剰な負担がかかります。
【対策】週150分程度の有酸素運動を取り入れて、腎臓を守りましょう。
アルコールやカフェインの過剰摂取
利尿作用により脱水状態となり、腎臓に負担をかけます。
【対策】飲みすぎに注意して、水も合わせて摂りましょう。
毎日の小さな工夫が、腎臓の健康を守るカギです。今日から少しずつ生活習慣を見直してみませんか?未来の自分が喜ぶ結果が待っています!
健康オタク|地中海食のススメ
和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された優れた食文化です。
地中海食とはイタリア、スペイン、ギリシャなどの地中海に面した国々で食べられている食事の総称でどちらとも長寿食として知られています。
地中海式食事と日本食の特徴
地中海式の食事
主食
全粒粉のパン、パスタ、クスクスなど
タンパク質
魚介類、豆類が中心。赤身肉は控えめ
脂質
オリーブオイルが主役
野菜
トマト、ブロッコリー、ナス、パプリカ、ズッキーニなどの
多彩な野菜を豊富に使う
調味料
ハーブやスパイス(バジル、オレガノ、ローズマリー)が特徴
発酵食品
ヨーグルト、チーズなど
味付け
塩をベースにオリーブオイルのコクとハーブの香りをプラスした味わい
日本食
主食
白米や玄米、麺類(そば、うどん)
タンパク質
魚介類、大豆製品(豆腐、納豆)や少量の肉が中心
脂質
植物油(ごま油など)を使用するが、脂質は控えめな傾向
野菜
根菜(大根、ニンジン)や葉物(ほうれん草、小松菜)など
調味料
醤油、味噌、昆布や鰹節の出汁など
発酵食品
味噌、納豆、漬物、醤油など
味付け
出汁の旨みと醤油、味噌などで素材の味をいかすのが特徴
【特徴】
魚介類、野菜、豆類を多く摂取することは和食との共通点として挙げられますが
地中海食には抗酸化物質が豊富に含まれることで健康長寿に有効。
和食では味噌、納豆、漬物、醤油など、地中海食でもヨーグルト、チーズなどの発酵食品を摂ることで、ともに腸内環境を整える効果が期待できます。
【相違点】
日本食は出汁の旨みを重視し、油を控える傾向があります。一方地中海食はオリーブオイルを積極的に摂ります。不飽和脂肪酸が豊富で、悪玉コレステロールを減らし、血圧や血糖値低下に有効です。
地中海食を日々の献立に加えることで味覚の楽しみを広げ、楽しく美味しく、健康を手に入れましょう!