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鈴木えて
2023年9月13日 13:32
そのときは空っぽみたいに懺悔して手の施しようもなく歌ってアルファケンタウリに移住したvtuberからクリスマスにもらいたてのプレゼント人口の2割がフライング・ワームに連れ去られた経験を持ちます黎明兆す神謡に振り向けば左耳だけパーリーナイト楽市楽座の向かいに住んでいてときどき托卵されるのも仕方ないART is good. NFTの鳥が蝶が集う我がランゲルハンス島手伝ってくれる
2022年3月4日 14:09
うつくしい神とひととの口約束として光の三原色は祝福は触れたらわかる 黄砂舞う春陽の中に指を反らして歩行者天国 手の触れ合ったよろこびは花火のように遅れてとどく木漏れ日だろうあなたをなぞらえるならば 噴水が湧き上がりまひるま理由なく好きでいいからはつなつにくまなく触れて ゆっくりでいい恋が愛に変わるあいだに付け替えた千の電球一面に光るわたしより先に暑がることさえも滲むいのちの
2022年1月15日 11:08
晩秋を旅するならば崇敬を冬を旅するならば誓いを魂の水位が下がるのがわかる薄い詩集をなくしたときに感情の比喩ばかり言う 生理的な涙ばかりを右目がこぼす葉を落とす木立の影の深さを言うこの唇に色は乗せない静寂よりことばが世界を創るときすれ違うために生まれてしまう花のない水盤のように身じろぎもせず黙り込んだ記憶 なみだつ黒真珠のピアス外せば膿汁はわたしが嵐の海であるから精神に宿
2021年8月22日 15:11
火をつけるまたはつけないはつなつの今またはつかなつかの間の水
2021年8月19日 08:39
雫落つ 我を鉋と言ひしきみの我にやさしくきみに冷たく百日紅のかげより人ら湧き出でて花、生殖のうつはたること目の裏に雪が止まぬと泣いてゐて冷たくなつてしまつた 九月
2021年8月11日 17:48
夜光虫も白うさぎも売っておりまして清潔な管理区域へようこそうっすらと人間の冒涜 観覧車から美しい人だけ探す石畳にバービー人形落ちていて踏まずに拾い上げずに いたみ(I don’t know how to speak to him. I don’t know how to speak to her.) 驕って黙殺を覚える 牛乳寒天の甘さに慣らされていくようにめいそうし/んけいはん