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「SUZU GROUP First meeting 2025」を行いました!

こんにちは!The SUZUTIMES 編集部の これえだ です。
今日は一昨日(1月6日)に行われたばかりの、社内会議の内容をご紹介します!

会議の様子もですが、代表の鈴木のプレゼンも一緒にまとめますので、ちょっとおカタい部分も含めてまとめます。
普段のThe SUZUTIMESとは違う、ちょっと組織っぽいところ(?)も見ていただけると嬉しいです!


この日の会議は、2025年一発目の会議ということで・・・ミライエ長岡の会議室にマネージャー・店長たちが集まって行われました。

<時間>
10:30〜18:00
<内容>
AM:イシューの振り返り/パーソナルワークデザイン
PM:SUZU GROUP Vision2025/TEAM論

適宜休憩を挟みつつでしたが、7.5時間と、結構みっちりな会議でした!!

各店舗で年末年始の営業を無事に終えて、やっと顔を合わせることができたメンバーも多く。
「お疲れ様です〜!」から始まる雑談の声や、テーブルに配布されたWILLOW HOUSEのパンを見て「これ食べてみたかったやつだ!」なんて声も聞こえてくる中の、濃くて自由な・・・なんだかSUZUらしい会議でした!

イシューの振り返り

イシューとは、「論点」「争点」といったことを表す単語ですが、私たちは『何を考えるべきか』『解決すべき課題』『やるべきことを見つける』を判断する際の指針として考えています。

イシューの考え方は、昨年から本格的に導入。
各店舗に「店舗イシュー」、特定の店舗に所属しないマネージャー陣は「個人イシュー」として、それぞれが設定したものを持って動いています。

経営理念(存在意義):食を通じて未来を創造する
行動指針(考え方):UPDATE OUR LOCAL
Vision for 2030(目指すべき姿):新潟を世界屈指の美食都市へ

『経営理念』という土台があって、『Vision』に向かっていく上での矢印である『行動指針』。
『イシュー』はその指針をより明確にするための課題として存在します。

こんなイメージです!

会議の前半では、2024年をそれぞれのイシューに基づいて振り返りました。

1年を通して一体感があったと感じる店舗もあれば、ハード面での環境は整ったけれど思った成果をあげられなかったと語る店舗もありました。

イシューという共通言語があることで目標設定だけでなく振り返りの作業もわかりやすく、課題を明確化して今年の方向性を語ることができた時間だったように感じました。

SUZU GROUPが目指しているもの

昨年の振り返りと今年のイメージがついたところで、鈴木からSUZU GROUPが会社として目指しているものに関する共有がありました。

Well-being

僕らは、これからの時代に対して、「人」の価値や「人が働く意味」を開拓している立場だと思っています。

食体験を価値として届ける会社として・・・たとえば、飲食の観点から言うと、今は“コンビニのセルフレジでさっとおにぎりとお茶が買えて、美味しくお腹いっぱいになる”ということが当たり前にできる時代。

そういうシーンが増えていく中で、“わざわざ新潟のお店に来て、会話して語って、食べて楽しんで”という、人だから提供できるものを価値としているわけです。

その中で、僕らはより、これまでの考え方を超えて、連携とかデザイン的思考を活用することで、未来へのアクションとして繋げていきたいと考えています。

僕らがそういった考え方で進むことで、人だけでなく地域もよくなる。
生産者さんやSUZUに関わる人とその環境・・・いろんな方向に対して働きかけることができるのが、うちの会社だと思っています。

私たちの考える地域デザイン

働くことの価値を高めることも、そのうちの一つだと思っています。

SUZUで働くことで、成長できる喜びや楽しみを感じてほしい。

それって、もっと広い視野で言うと・・・僕らの子供たちの世代にとっても大切なことだと思っています。

機械化がどんどん進む中で、人の価値がもっと大切になっていく。
そんな社会に対して、僕らは立ち向かっているというか、開拓している感覚でいます。

地域循環や地域経済

市場を見ると、もっと広げて大きいところで成果を出す方が良いのかもしれない。

「地域」で絞るとそれだけ市場は狭くなるわけだから、効率が悪いと表現されることもある。

でも、『地域循環』や『地域経済』といった、地域に根ざしたものを通して地域を良くしたいと考えています。

会社としての経済的な大きな発展よりも、文化資本や自然資本を活用した地域にとっての幸福度を価値として捉えています。

ミドルアップ型

トップダウンでもボトムアップでもない、その中間のミドルアップ型の組織でいたいと思っています。

理念やイシューによって同じ方向を向いた上で、現場にいるそれぞれの「個の魅力」や「強み」を活かした動きをタイムリーにできるように。

2025年は、SUZU GROUPにあるそれぞれの部署や動きを、チームとしてどう繋げていくかを強化する一年にしたいと思っています。

パーソナルワークデザイン

ここからは、その「個」についてのワークを実施しました。

これもSUZUの会議では何度か出てきているワークなのですが、3つの大きなテーマに沿って自分を分析し(進めやすいよう、各テーマには質問項目が設定されています)自分の価値観・得意・興味などから、『自分の方向性』を定める作業です。

これを行うことで、日々の業務に対する考え方や、問題にぶち当たった時に立ち返る場所ができるので、自分のやるべきことが明確になります。

ワークの中では“自分の長所は?”を周りの人に聞いてみるという設問もあり、自分だけじゃ見えない面も見えるのが面白いんです。
「え?そういう風に見えているの?」や「嬉しい〜!」なんてやりとりも。

最終的に自分で導き出す『方向性』は、昨年と似ている人もいれば、より深くなった人・全く変わった人もいて、節目節目でやることの意義を感じました。

SUZU GROUP Vision 2025

後半は、イシューやパーソナルワークデザインを踏まえた上で、それらを活用した2025年のビジョンについて、鈴木のプレゼンからスタートしました。

チームとしてイシューを高める

テーマは『イシューのセカンドステージ』。
具体的には、『チームとしてイシューを高める』ということをやっていきます。

目指すのは「創発型チーム」。
SUZUは、店舗もそれぞれ業態が違うし、営業や広報とさまざまな部署があります。
僕らの中にあるいろんな部門の個人がより有機的に繋がることで、課題を解決するだけじゃなく、それぞれがもっと良くなっていくのが創発型のチームです。

今の僕らを当てはめるとしたら、「自立分散型チーム」だと思っています。
それぞれの強みや魅力をもった人や店舗があって、良くも悪くも孤立しているような状態。

それをもっと繋げて、部署や業態を超えたつながりを有効活用していく視点を持つことで、TEAMとして動くことができると考えています。

TEAM論

そこでキーワードとなるのが、『部門を超えた融合とナレッジ(知識)の共有』。
チーム論から、「イシューをアップデートする」ということに置き換えた、この3つの段階について考えたいと思います。

①イシューの視覚化
②部門を超えた共有
③ナレッジ(知識)の共有

これらのサイクルを継続的に回すことで、チームとしての動きを活発化していけたらと思っています。

鈴木のプレゼンはここまで。
その後、各テーブルで自由に意見の共有が行われました。

ここでもさまざまな意見が交わされました!

「誰がどんなことが得意か、まだ表面に出てきていない」
「結局いつもと同じメンバーが動くだけになってしまう気もする」
「店舗と店舗・営業と製造って、お互いの事情があるのがわかるからこそ、遠慮してしまう」
「部門を超えた共有は最低限できていると思うけれど、もっとやれる余地があるのかも」
「実際に課題が生まれた時、どういったフローで“部門をまたいだ共有”“ナレッジの共有”に繋げるか」
「『HELP BOX』なんて、課題をもっとラフに共有できる場所を作るのは?」

などなど。

全ての店舗が異なる業態でそれぞれの個が同時に動いている私たちならではの課題から、赤裸々な意見、具体的な動きの提案など、良い意味で“答えが出ない”“まとまらない”意見交換でした。

今はまだぼんやりとしか見えていないTEAMとしてのつながりも、この1年をかけてSUZUらしいTEAMを作ることができたらと思います。

感想の共有では、「毎年新しい考え方やわからないことがあるって、ワクワクします!」なんて感想もあがりました。

書き初め

会議を締めくくりとして行ったのは、毎年恒例となりつつある『書き初め』です。

イシュー・パーソナルワークデザイン・2025年のビジョンを吸収した上で、それぞれが感じたことや大切にしたい言葉を半紙に書き留めます。

筆を持つなんて、小学生以来?!なんて人も(笑)
店舗に持ち帰り、1年間の抱負としてバックヤードに貼っている店長もいるそうな。

手は入ってるし、それぞれがそれぞれの動きをしているし・・・
SUZUらしさがある、思わず笑ってしまう一枚です(笑)

最後に・・・

今回はSUZU GROUPの新年最初の会議をレポートとしてまとめました!

会議の中であるベテラン社員が「この会社は個性豊かな人が揃っていて、まるで動物園だなと思っていて・・・」なんて言っていましたが、まさにそんな感じです(笑)

数字は苦手だけど新潟やお客様との会話にものすごく長けた人や、とにかく人を育てることが好きでこの会社を選んでいる人など。
(かくいう私も、縁もゆかりもなかった新潟の食を伝える仕事を名古屋でしている、ちょっと変な経歴の人かもしれません。)

会議に出席したスタッフ以外にも、SUZUに所属する社員、主婦さんや学生アルバイトのスタッフも含め、SUZU GROUPに関わってくれている人たちは、いろんな個性と興味と魅力を持った人たちがたくさんいます。

それが繋がって有機的に作用するようになったら・・・!!!
これからの一年が楽しみになる、ワクワクする気持ちになりました。

また、「人」を大切にする会社として、もっとSUZUスタッフ個人の魅力を発信していきたいと感じました!!!

皆様は1年のスタートをどんな気持ちで切りましたか?

自分で書いておいてなんですが・・・
私はこの記事を時々読み返しながら、1年間、広報としての幅を広げていきたいと思います。

では、次回もお楽しみに!

これえだ