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自分だけじゃ気づけない
本日はお稽古DAY。
平日ということもあり師匠と1対1で贅沢な時間を過ごしました。
お稽古や自主練が終わった時に気づいたことを忘れないようにInstagramのストーリーで
#すずのひとりごと
でつぶやいていたのですが、ちゃんと記録していきたいなと改めて思い、noteに自分用のメモ的な感じですが書き残していこうかと。
さてさて、本日は10/30、31に開催予定の展示会に向けて作品を仕上げに
夏の日差しに魅せられて
夏のパッと明る
あの強い日差しに照らされた先に見える影の世界は
一年の中で最も濃くはっきりと描かれていると思う
今私たちが見ているテクスチャのある世界とは反対に
影の世界は、本来の姿をシンプルに映し出す。
人でも物でも、何事もひとつの見え方では存在しない。
もうひとつ
ふたつ
もしかしたらみっつ?
別の姿があることを忘れちゃいけない。
文字の由来も同じ。
3000年も前の人が、何を見て
雨の日、傘のまどあかり
自分用に作ったピンクのドラゴンの傘、雲雨を見て主人から俺にも作ってとのことで制作へ。
描いている文字は
冏
(ケイ・あきらか・まどあかり)
当時、まどあかりは洞窟をまどとして捉えていた。
この文字は洞窟に差し込む月の光、日の光を書き起こしたもの。
作品として描いた冏を拡大し一部をプリントし、傘の白く抜けた部分から薄日が差し込むようなイメージで仕上げた。
自分の傘の中に
意図された光が落ちる
いつでもクリスマス 私が傘を好きになったストーリー
こっくりした赤と緑で天使の柄が描かれた
なんともメルヘンな傘
この傘は、母が20代の頃に買ったもので、私が大学1年生の時に譲り受けた。
この傘を開くだけでクリスマスになっちゃう…
初めは無理くり持たされて
「派手だし、クリスマスじゃん」
なんて言われて恥ずかしい…
でも不思議なことに、母が今の自分と同じ歳の時に使っていたのかと考えると、20年近い物語が詰まってるのかと思うと愛着が湧いた。
ピンクの龍とお出かけ
雨の日ってなんだか憂鬱で、傘を開くことが厄介だなあ。なんて思う。
雨の日に気分が上がる傘があったらいいなあ。
そんな時にふと思いたって、墨文字と紙の白と黒の世界にいたところから、自分の好きな色を加えて傘用に作品を制作。
そして、仕上げた作品を傘に仕立ててもらい、世界一カワイイ(と私は思ってる)傘を手に入れた。
描いた文字は雨と雲、「雲雨」。
ピンクのドラゴンが、雨雲に入り天に登って行こうとす