紗 suzu-moji

はじめまして、紗です。※すずと読みます。 甲骨文字をベースに古代文字アートを描いていま…

紗 suzu-moji

はじめまして、紗です。※すずと読みます。 甲骨文字をベースに古代文字アートを描いています。 甲骨文字の世界って可愛いんだぞ!とみんなに知ってもらいたい…そう思いながら文字たちの生きる場所を作品にしています。ゆるーく投稿します。 https://potofu.me/suzumoji

マガジン

  • すずのひとりごと

    日々、描く中で感じることを記録用に呟いていきます。

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    古代文字アートで描いた作品を傘にしているシリーズ。 自分だけの、あなただけのオリジナルの傘を制作中。 マガジン my umbrellaでは制作話を発信していきます。

記事一覧

自己紹介

すごく今更ですが自己紹介 「紗」と書いて、「すず」と読みます。 すずという読み方は珍しくてわかりにくいかもしれませんが、個人的には気に入っています。 紗(しゃ)…

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自分だけじゃ気づけない

本日はお稽古DAY。 平日ということもあり師匠と1対1で贅沢な時間を過ごしました。 お稽古や自主練が終わった時に気づいたことを忘れないようにInstagramのストーリーで #…

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みどりの雨の中で

みどりが大好きな彼女。 だから、みどりは絶対取り入れると決めていた。 彼女は、とても温かい人柄で、○△□の中でイメージするなら○な人で、誰に対しても面倒見が良く…

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夏の日差しに魅せられて

夏のパッと明る あの強い日差しに照らされた先に見える影の世界は 一年の中で最も濃くはっきりと描かれていると思う 今私たちが見ているテクスチャのある世界とは反対に …

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うるわしく漂って

雨の日にイロドリのある世界へ。 古代文字の傘シリーズ、麗についてまだ書けていなかったので、制作話を少し 「麗」は、母と義母に贈るために作り出したもの。 昨年、2人…

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雨の日、傘のまどあかり

自分用に作ったピンクのドラゴンの傘、雲雨を見て主人から俺にも作ってとのことで制作へ。 描いている文字は 冏 (ケイ・あきらか・まどあかり) 当時、まどあかりは洞窟を…

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いつでもクリスマス 私が傘を好きになったストーリー

こっくりした赤と緑で天使の柄が描かれた なんともメルヘンな傘 この傘は、母が20代の頃に買ったもので、私が大学1年生の時に譲り受けた。 この傘を開くだけでクリスマス…

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ピンクの龍とお出かけ

雨の日ってなんだか憂鬱で、傘を開くことが厄介だなあ。なんて思う。 雨の日に気分が上がる傘があったらいいなあ。 そんな時にふと思いたって、墨文字と紙の白と黒の世界…

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my works

甲骨文字が魅せる文字と絵の世界。 その世界を墨で紙に刻み込んでいく。 身体全体を使って描く姿を記録した。 #art #japaneseart#drawing #アート #書道#美術

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自己紹介

自己紹介



すごく今更ですが自己紹介

「紗」と書いて、「すず」と読みます。
すずという読み方は珍しくてわかりにくいかもしれませんが、個人的には気に入っています。

紗(しゃ)は生糸の織物の一種で、とても目が細かく、表具や蚊帳、着物などに使われ親しまれているもの。

私もいろんな人やものと丁寧に紡ぎ合わせて、永く愛されていけるように頑張りたい、と思います。

さてさて

SUZU-MOJI について

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自分だけじゃ気づけない

自分だけじゃ気づけない

本日はお稽古DAY。
平日ということもあり師匠と1対1で贅沢な時間を過ごしました。

お稽古や自主練が終わった時に気づいたことを忘れないようにInstagramのストーリーで
#すずのひとりごと

でつぶやいていたのですが、ちゃんと記録していきたいなと改めて思い、noteに自分用のメモ的な感じですが書き残していこうかと。

さてさて、本日は10/30、31に開催予定の展示会に向けて作品を仕上げに

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みどりの雨の中で

みどりの雨の中で

みどりが大好きな彼女。
だから、みどりは絶対取り入れると決めていた。

彼女は、とても温かい人柄で、○△□の中でイメージするなら○な人で、誰に対しても面倒見が良くて、愛を持って接する人でした。

そんな彼女に提案した文字は、孚(はぐくむ)。

孚(はぐくむ)は、

子供に母が手を伸ばす姿を描いた文字。

彼女の温かい手が子供へと伸びていく
子供は嬉しくて綺麗な丸を描くように回っている
そんな情景を

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夏の日差しに魅せられて

夏の日差しに魅せられて

夏のパッと明る

あの強い日差しに照らされた先に見える影の世界は
一年の中で最も濃くはっきりと描かれていると思う

今私たちが見ているテクスチャのある世界とは反対に
影の世界は、本来の姿をシンプルに映し出す。

人でも物でも、何事もひとつの見え方では存在しない。

もうひとつ
ふたつ
もしかしたらみっつ?

別の姿があることを忘れちゃいけない。

文字の由来も同じ。
3000年も前の人が、何を見て

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うるわしく漂って

うるわしく漂って

雨の日にイロドリのある世界へ。

古代文字の傘シリーズ、麗についてまだ書けていなかったので、制作話を少し

「麗」は、母と義母に贈るために作り出したもの。
昨年、2人とも癌を患い、私含め健康について考えさせられた一年となった。

人生100年時代
まだまだこれから先も長生きして、一緒に笑っていて欲しい。そう思っていた時に、頭の中で「美」の文字が浮かんだ。

「美」は頭に大きな羽飾りをつけた巫女の姿

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雨の日、傘のまどあかり

雨の日、傘のまどあかり

自分用に作ったピンクのドラゴンの傘、雲雨を見て主人から俺にも作ってとのことで制作へ。

描いている文字は


(ケイ・あきらか・まどあかり)
当時、まどあかりは洞窟をまどとして捉えていた。
この文字は洞窟に差し込む月の光、日の光を書き起こしたもの。

作品として描いた冏を拡大し一部をプリントし、傘の白く抜けた部分から薄日が差し込むようなイメージで仕上げた。

自分の傘の中に
意図された光が落ちる

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いつでもクリスマス                       私が傘を好きになったストーリー

いつでもクリスマス 私が傘を好きになったストーリー

こっくりした赤と緑で天使の柄が描かれた
なんともメルヘンな傘

この傘は、母が20代の頃に買ったもので、私が大学1年生の時に譲り受けた。
この傘を開くだけでクリスマスになっちゃう…
初めは無理くり持たされて

「派手だし、クリスマスじゃん」

なんて言われて恥ずかしい…

でも不思議なことに、母が今の自分と同じ歳の時に使っていたのかと考えると、20年近い物語が詰まってるのかと思うと愛着が湧いた。

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ピンクの龍とお出かけ

ピンクの龍とお出かけ

雨の日ってなんだか憂鬱で、傘を開くことが厄介だなあ。なんて思う。

雨の日に気分が上がる傘があったらいいなあ。

そんな時にふと思いたって、墨文字と紙の白と黒の世界にいたところから、自分の好きな色を加えて傘用に作品を制作。
そして、仕上げた作品を傘に仕立ててもらい、世界一カワイイ(と私は思ってる)傘を手に入れた。

描いた文字は雨と雲、「雲雨」。
ピンクのドラゴンが、雨雲に入り天に登って行こうとす

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my works

甲骨文字が魅せる文字と絵の世界。
その世界を墨で紙に刻み込んでいく。
身体全体を使って描く姿を記録した。

#art #japaneseart#drawing #アート #書道#美術