最近買った本
この間、夜勤明けでダラダラと寝たあと、
そうだ本屋さんへ行こう!
と急に思い立ったので行って来ました。
私は本屋さんへは年に3.4回しか行かないので、
貴重な本屋さんデーでした。
そのとき買った本の記録と、それぞれを
どうやって読んでいきたいかをまとめます。
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暮らしと生き方の、読書案内。
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これはsnsでも何度か見かけていて、
欲しいなあと思っていた本。
売り切れていたら嫌だから、
近くで1番おおきい本屋さんへ行ったのだった。
パラパラと立ち読みをしたけれど、
やっぱりすごく気になる内容で面白そう。
雑誌こそ丁寧に読み進めたい派なので、
じっくり寝かせてパラパラと贅沢に読み進めたい。
読むなら昼じゃなくて夜な気がする。
寝る前にちまちまと大切に読んでいきたいな。
長い読書
島田潤一郎さんの本。
私は夏葉社という出版社が好きで、
ここの出版社の本をいくつか持っている。
有名なのだと、「さよならのあとで」
などがあるだろうか。
内容ももちろん、
その美しい装丁がとにかく素敵な出版社さんで、
本棚に並べておきたくなるラインナップ。
その大好きな夏葉社の創業者が
まさにこの本の著者の島田潤一郎さんであり、
彼の読書体験が詰まっているのがこの本である。
この本が出た、という情報が出てからというもの
ずっと欲しいなあと憧れていた本だった。
今回手に入れることができて本当に嬉しい。
この本もゆっくりと読み進めたいけれど、
一気読みしちゃいそうな予感。
とりあえずお湯わかせ
柚木麻子さんのエッセイ。
最近ネットでこの方のエッセイをいくつか読んで
すごく面白いなあと思ったので購入。
こういう、いつの間にかスラスラと
読み進めてしまうような文章を書く人に憧れる。
私が最近noteで日記を続けられているのも、
この方のエッセイを読んだから、
というのが大きい。
なんというのかな、何でもない日でも
文字にして書き起こしてみると
すごく素敵な1日に思えてくるなって感じたし、
あとで日記を書こう!と思うと
なんだか1日を充実させられるような
気がするんだよね。
それは、この方のエッセイの書き方に
かなり影響を受けているように思う。
それで今回思い切ってこちらを購入してみた。
ほとんど中身を見ずに買ってしまったが、
1日に1エピソードを読むような感じで、
毎日少しずつ読み進めていきたい。
センスの哲学
最近インスタで相互フォローになった方で、
前々から密かに憧れていた方がいる。
その方がこの本をストーリーに載せられていて、
わあ!やっぱり選書のセンスがいいなあ!
と思ったのと、これは絶対に私も好きだ、と
確信に近いものを得たので即購入。
この本を買うためにこの日
本屋さんに赴いたと言っても過言ではない。
それに、私は頭の良い方の本を
たまに読みたくなる。
パラパラと読んだ感じだと
内容的には結構難しい本かもしれないけれど、
自分の知らないことに手を付けずにいては
いつまでも何も「分からない」から。
自分が「分かる」本だけを読みたくないのだ。
たまにはこういう、
「簡単には分からなそうな」本にも挑戦したい。
最後に残るのは本
こちらは、多くの作家さんなどによる
読書に関する随筆集。
私は随筆というものが昔から結構好きだ。
多くを読んできた訳ではないけれど。
面白くてつい読み進めてしまう本も好きだけど、
こういう何かひとつのテーマに対する
随筆、エッセイ集というのを見つけると
なぜかとてつもなく惹かれてしまう。
この本は読書や書物に関するそれなので
とくに面白そうだな、と思って
ほとんど手に取ってすぐに購入を決意。
ジャケ買い、というやつだ。
最後に残るのは本、というタイトルも凄く良い。
結局本というのは残る、というのが私の持論。
本というのはいつまでも、
巡り巡って誰か必要な人の元へ届くのだ。
本や写真などという記録媒体は、たとえ今は
意味がないと思われているものだったとしても
必ずいつか意味を持つ時が来る。
時間がそうさせるのだ。
例えば今、大して価値がない本だったとしても、
これが100年後まで残っていれば
立派な歴史的価値のあるものになる。
写真についても、
「そんなに写真を撮ってばかりいないで
その光景を目に焼き付けておいた方がいい」
というようなことを言われることもあるのだが、
私は誰に何と言われようと写真を撮っておきたい。
数年経てば、いつ何をしていたか、
その時何を思ったかなんて、
記録媒体がなければ何も思い出せないのだから。
年を重ねるたびに、そう思うのである。
結局のところ、記憶というのは頼りないのだ。
だから、「記録」という媒体としての本が
私はとても重要なものだと思っている。
それは、その人にとってだけでなく、
後世の人間にとっても大切なものなのだ。
結局、後世まで残るのは記憶ではなく記録。
日頃からそういうふうに考えているので、
このタイトルにはすぐに惹かれた。
最後に残るのは本。本当にそう思う。
この本こそ
私の本棚に最後まで残る本になることを願って、
たくさんの作家さんの読書生活を
じっくりと覗き見したい。