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ナナメの夕暮れ

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#若林正恭

ナナメの夕暮れ 【somo somo! ブックス】

著者: 若林 正恭  出版社: 文藝春秋

 私は20代の頃、よくひとり旅をしていた。旅先で知り合う人たちの交流が楽しく、何度もひとり旅をしていたが、最初の理由は「自分探し」だったように思う。見つかるはずもない「自分」を探す旅。そう思うとなぜ「自分探し」をしたのだろうか。「自分に自信が持てず、他人を羨む心から抜け出したかった」。そうではないかと思う。その時期に本書に出会っていたら、私の心により響い

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ナナメの夕暮れ

久しぶりのnote。

これまでは書きたいことがいくつかあって、下書きに入れたそれをちょこちょこ書き足しては、投稿していっていた。
なぜだろう、ここのところそれが無くなってしまったのは。

緊急事態宣言が全国に出され、日本中に自粛ムードが漂っている。
いや、実際には自分の周りではあまり変化がないので漂っている「らしい」というのが正しいのか。

これまで全く聞いたことのなかった「ソーシャルディス

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Vol.1 気持ちの時効 ~ナナメの夕暮れより~

「気持ちの時効というものがあるのだろうか。(12頁目/若林正恭)」

就職活動まで「負ける」ことを知らず生きてきて、就職活動で初めて「負ける」ということを知った。
では、なぜ就職活動で負けたのか?
それは、就職活動で行なわれる「自己PR」や「面接」というものが苦手だったからだ。

結局、不動産仲介業に就いた自分は、ここでも負けに負けを重ねることになった。
簡単に言うと、16ヶ月で5件の契約数である

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36歳二児の母の自分探し、私にも「ナナメの夕暮れ」がおとずれた

36歳二児の母の自分探し、私にも「ナナメの夕暮れ」がおとずれた

めったに雪なんて降らないのに、雪が積もっている。
母親が雪が降るたびに、「あんたが生まれた日は大雪だった。何もそんな日じゃなくてもいいのに。一番寒くて大変な時に生まれた」と言う。

言われるたびに私はため息をついた。
「それ私が悪いの?」

でも、今は違う。

母は、雪が降るたび私が生まれた日を思い出すのかと思うと、母からの愛を感じられるのだ。

さて、2020年を一言でいうならば、「自分探し」と

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