月冴ゆる大雪夕景
冬月の大雪山麗を
茜さす夕陽が照らす
山なみもえて
暮れゆく空に さ迷う想い
黄昏の氷月が浮かぶ
遠くの茜空
静寂の下 憂う想いを染めて
静寂の夜空に浮かぶ
孤独な想い人の眼差し
茜さす光と影の闇に溶けていく
心のアルバムめくれば
鮮やかによみがえる
茜空に溶け出して
溺れていたい白月の宵
そがれ老人の余談です
16年前車中泊で北へ一人旅 東川町から旭岳温泉にむかう道から撮った一枚
当時は老後の趣味に絵画をと思って スケッチ代わりに取っていたのだが 次第に写真の魅力に取りつかれていく 次第に写真を撮る旅に 車中泊はその為には最も適した移動手段
今思うに 本当に撮っていて良かった 蔵を探し回るのは大変だけど 記憶を巡る旅は楽しい 写真に想いを乗せて詩を書いているなんて 当時は思いもしなかったこと もしnoteに出会えていなかったら 今何してるだろう