- 運営しているクリエイター
#ラブコメ
創作小説・神崎直哉の長い1日 第1話 ときぬき萌えリアル
※この作品のオリジナル版は2006年に執筆されたものです。
最終章 伝説の樹の下で
卒業式を終えたオレは教室の机に戻ると、何か見慣れない物があるのを発見した。
「なんだ? これは……」
それは差出人不明の手紙だった。
『小波クンへ
今日の夜19時に
公園の伝説の樹の下で待ってます
あなたを想う者より』
「なんじゃこりゃ~っ!!」
オレは叫んだ。
教室中のみんなが一
創作小説・神崎直哉の長い1日 第6話 朝食ーモーニング息子。ー
制服に着替えた俺は、朝食を食べにリビングに行った。
「あっなおや!待ってたよ~早く食べよ~♪」
必要以上にデカい食卓の上には、簡素なジャム付トーストとコーヒー。
そして先程の謎の行動が無かったかのように、凛がヘラヘラしながら待っていた。
先に喰ってればいいのに。
こいつはいつも、お預けをくらった犬のようにおとなしく待っているのだった。
「加齢臭は?いないみたいだけど?」
「