幸福になるための基礎的な素養として読解力を軽視すると高い確率で不幸を引き寄せる ごんぎつねを読めないこどもたち
少し前に非常に頭の悪い人からのコメントがありました。早速それらを削除して相手をブロックしたのですが、このような人たちには複数の共通点があります。その一つが読解力の欠如です。
今回は、大人が幸福になるためには基礎的な素養としての読解力が必要不可欠であることに関して書きます。
本題に入る前に、私の記事が相互フォローしているひとみさんの「先読みと洞察力」という記事で紹介されましたので、その記事のリンク先を貼っておきます。ひとみさん、いつもありがとうございます。
ご紹介いただいた記事がこちらです。
【読解力】社会人1万人以上見て分かった”文章読めない”人の特徴
今回の記事を書くことになった動機となる動画がこちらです。動画投稿者のサトマイさんはとても優秀な方です。このような日本人女性が若い人から出てきますとまだまだ日本も安心ですね。
私のサトマイさんの動画に対する評価は、100点満点でいつも95~99点です。この方は人を尊重するということがわかっていますので、安心して最初から最後まで視聴できます。人を尊重している記事や動画は優しさと思いやりで溢れていますので、視聴していてほとんど傷つくことがないです。この方は言葉を的確に選べます。ですから、誰かさんのように必要以上に敵を作ることもないはずです(笑笑笑)。
ちなみに、私がユーチューブの動画ですべてを視聴する人は非常に少なくて、おそらく数名です。もちろん、サトマイさんもその一人です。
読解力がない子どもたちの末路
私は前職で教育関係の仕事をしていました。その際に痛感していたことは、子どもたちの読解力不足でした。そのため、私はいつもできる限り早い内に授業で国語も選択するように勧めていました。
しかし、恐ろしいことに、学習塾に入会して来るお母さん方の要望は以下の通りでした。
1.数学を基礎から頼む(約45%)
2.英語を何とかしてくれ(約45%)
3.5教科すべてをお願いします’(約1割)
4.国語をお願いします(極々一部)
全体的な傾向としては、生徒の皆さんの国語の点数は、40~70点に集中していました。そのため、20~30点しか得点できない数学や英語を何がなんでも上昇させたいと考える親御さんたちが多かったです。
なお、4番目の国語を選択する生徒に限って、学年1位だったり国語以外の偏差値が75だったりしました。このようなお子さんの場合、親御さんも賢く冷静なので自分の子どもの読解力不足に気が付いているものです。
秋以降に伸び悩む理由とは?
私の地域では秋に私立の過去問、冬に公立の過去問を行って受験に備えます。その際に、成績アップで伸び悩む生徒たちにはある共通の問題がありました。
それは、文章問題を正確に読み取る力に欠けていることでした。つまり、読解力が極端に不足していたのです。
皆さんご存知のように、入試問題では文章問題が多くなります。長文の文章を正確に読んで問題の主旨を正確に捉える力が弱い生徒たちは、応用問題で躓くことが必然でした。
公立レベルの受験業界に詳しい人たちは、受験終了後皆口を揃えて言います。それは、「今年の問題も基本を押さえていれば高得点できる内容でした」という決まり文句です。
確かにそれは間違いないです。しかし、ある程度出題パターンが出尽くしてしまった入試問題では、易しい問題を難しく思わせるために敢えて長文化しています。私の地元の公立高校入試もその傾向が強く、数学と理科などは私から見れば基本問題でも、子どもたちから見ますと難問に見えていました。
私の指導で、それらが易しい問題の複合体であることを知りますと、あとは国語の読解力さえあれば、全教科で高得点できることを子どもたちも理解してくれていました。
大人の平均学力は中学2年生レベル???
この大見出しに関しては過去記事でも何度も取り上げたのですが、相変わらず読者の入れ替わりが激しいのでまたこれらについて触れておきます。
ある受験関係者によりますと、私たち日本人の大人における平均学力は中学2年生レベルだそうです。これに関しては俄かには信じられませんが、「平均」ならば確かにそうかもしれません。
「平均」ということは、下の方は小学生レベルの学力しかなく、読解力も小学生レベルだということを意味しています。
記事冒頭でも書きましたように、私のnoteのコメント欄でも時々意味不明の書き込みがあります。彼ら彼女らに共通する点は、やはり基本的な読解力がないということです。そのため、私の記事の内容を曲解しており、被害妄想的な困ったコメントを書いてきます。
少し前にコメント削除・アカウントブロックした人もそれは明らかでした。その人の自己紹介欄やコメントを読みますと、人生そのものがあまりうまく行っていないということでした。
【読解力?】ごんぎつねが読めないこどもたち
実は、今回の記事を書く前に、サトマイさんの下の動画を取り上げる予定でした。ところが、昨夜上の動画も見つけてしまいましたので、当記事で一緒に紹介しておきます。
この動画を視聴しますと驚きますよ、本当に。現代の小学生はここまで想像力が欠如しており、場面経験が少ないということになります。しかし、仕方がないのかもしれませんね。今時の子どもは幼稚園に入学する前からスマホに触れている世代ですから。私はいまだにスマホに触れたことがないです(笑笑笑)。
この動画を視聴した時に私も「ごんぎつね」の詳細を忘れていました。幸い手元にあった2013年のラジオ英会話7・8月号で「ごんぎつね」の物語を扱っていて助かりました。念のため「ごんぎつね」の全文に関するリンク先を3点貼っておきます。
ごんぎつね 全文
【朗読】「ごんぎつね」新美南吉作(わ!しながわ地域応援プロジェクト参加)
【絵本】 ごんぎつね 【読み聞かせ】日本昔ばなし
幸福になるための基礎的な素養として読解力を軽視すると高い確率で不幸を引き寄せる
個人的には、高校・大学レベルの数学や物理、化学、古文、漢文ができなくても、大人になってからそれほど困るとは思えません。
しかし、中学・高校レベルの現代文の読解力が欠けていますと、大人になったから相当苦労すると思います。
当記事を読んでいる方々の多くは中高年のようですが、皆さんのお子さんやお孫さんにはくれぐれも幼少の頃から読み聞かせをしっかりと行っていただきたいものです。
私たち人類は兄弟姉妹です(笑)。全員遠い親戚です(笑笑笑)。私たちの子孫が滅亡しないためにも、大人たちがしっかりと子どもたちの読解力向上に力を注ぐべきでしょう。もちろん私も、その一助となるような活動を今後も続けて行く所存です。
大人の読解力を鍛える本
アマゾンでたまたま見かけた読解力関連の本を2冊載せておきます。どちらもkindle版もあるようです。
「頭がいい」の正体は読解力 (幻冬舎新書)
大人の読解力を鍛える (幻冬舎新書)
今日の爆笑
【面白い話】学校で女子の恥ずかしいあるある10選【アニメコント】【漫画】【異世界漫画】【漫画動画】【AI実写化】【2ch】
今日の動画は最初の20秒で大爆笑できます(笑笑笑)。
イラスト素材:色んなマフラーの巻き方どうぶつ
「パンダ きつね」で検索しましたら、下のイラストが出てきました。今日の記事にピッタリですね(笑)。
今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございます。