わかりやすく伝えることの難しさ 私たちの主張をいかにして伝えるか
三日間に渡って下の3点の記事を書いてきました。
「日本人大学生の学力低下が恐ろしい 危うい日本の未来」
「困った大人たち 幼稚園からやり直した方がいい人」
「5行以上の長文を理解できない日本人が5割もいるらしい」
以上の3点の記事はそれなりに反響もあったわけですが、そこで満足してはいけないと思います。というのも、私たちnoteクリエイターはここからある大切なことを問題提起しなければならないからです。
つまり、上記3点に該当するような大人たちに対して、
私たちの主張をどのようにしてわかりやすく伝えるか
、ということです。
それで、私なりにその対策を考えてみました。ありきたりの対策ではありますが、過去記事の総括の意味も兼ねて簡単にまとめてみました。
なお、「そんな低能な連中は無視すればいい」という人たちもいるかもしれません。しかしその考えは、問題放棄であり建設的ではありません。話が通じない人たちに対しても、少しでも伝えることが大切であると私は考えます。
もちろん、その困難さは誰よりもわかっているつもりです。なぜなら、偏差値25~29程度の低学力と呼ばれる子どもたちにも長年学習指導をしてきたからです。彼ら彼女らの読解力や理解力を肌で感じていますので、5行程度の長文を理解できない大人たちならば、まだ何とかなるかもしれません(笑)。
一番言いたいことを最初に主張する 目次の活用
5行以上の長文を理解できない大人たちが5割もいるということは、最初の3~5行程度に私たちの主張を練り込む必要があります。
そのためには、noteの場合、目次を有効に活用した方がいいでしょう。
今回の記事も、目次を一瞥すれば、私の一番言いたいことがすぐに目に入ってくるはずです。
主張を繰り返す
説明的文章や評論文、論説文などでもよく使われるように、こちらの主張を表現を変えて何度も繰り返すことも大切です。それにより、読み手に対してこちらの主張を印象深く伝えることができます。
記事を書く側としては、記事を読んだ人の心や脳に何か一つでも残ってもらえれば大成功だと思います。
記事は動画や画像と異なり脳裏に焼き付くことは極めて稀です。その弱点を補うためにも、主張の反復は必要不可欠です。
「まとめ」や「最後に」を書く
「まとめ」や「最後に」においても、こちらの主張と関連する話を書いておいた方がいいかもしれません。私はこれらを頻繁に採用していますが、それにはそういう意味があったのです。
私の文章は他のnoteクリエイターと比べますと長いです。読者が迷路に迷い込まないようにするために、「まとめ」や「最後に」を書いていたとも言えます。
一文を短くする
私の文章は一文が長いです。酷い時は一文の長さが50文字を超えて、3行に渡って書かれることもあります。これですと、読解力が低い大人たちには主張が伝わらない可能性が高くなります。
そのためには、1文を1行以内に収めることが理想でしょう。
主語と動詞の発見をしやすいように心掛ける
前述したように文章が長いと主語と動詞を見つけることも困難になるはずです。
私の過去記事では、主語への修飾語が多すぎて、主語が2行目に発見されることもありました(笑)。
このことが気になって念のため最近の中学生が使用している国語の教科書を確認したところ、私のように主語が長い作家が多くて安心しました。
しかし、一般的な大人の平均学力が中学2年生であることを考慮しますと、それ未満の大人たち、つまり小学生レベルの大人たちにも理解できる文章を書くためには、主語と動詞の発見が楽な文章を心掛けるべきでしょう。
ちなみに、上の文章も3行です(笑笑笑)。もしかすると、この3行でさえ理解できない大人たちが、少なくとも3分の1ぐらいは存在するのかもしれないのです。もしこれが事実ならば、ユーチューブなどの動画が称賛されることも頷けます。
大見出しを有効に活用する
noteには「大見出し」という機能があります。これを有効に活用しますと、読み手の負担が減ります。
「大見出し」には話題変更や段落変更の意味がありますので、数行ごとに大見出しがあれば、読み手は楽になるはずです。
論点を3~5点に絞る
一記事当たりの論点は3点に絞ると相手の頭に残りやすいという人もいます。ですが、場合によっては、それは1点でもいいかもしれません。
私の場合、長文ならば5点前後、短文ならば1点、その中間ならば3点程度に絞りたいです。
太字や箇条書きを利用する
私の記事ではたまに太字を利用しています。これは記事の中でも読者に覚えておいてもらいたいキーワードや文章で使用しています。
noteには他にも箇条書きの機能がありますので、その活用も行えば読者には見やすい記事を書けるはずです。箇条書きは私も極たまに使用しています。
最後に
私の記事は本来、記事冒頭で取り上げた3種類のタイプを対象にしていません。ですから、この記事を書くことにはある種の戸惑いがありました。
しかし、わかりやすい文章を書き続けることは、私たちの永遠の課題です。
私もよくあるのですが、途中で読むことをやめてしまう記事は意外と多いです。そういった場合、こちら側の責任だけではないと思います。
その事実を踏まえますと、独り善がりにならずに、常に読み手を意識した読みやすい文章を心掛けたいものです。
<今日の3行日記>
一昨日も昨日も体調がいまいちでした。そのため、異常な睡魔に襲われてあまり充実した1日を送れませんでした。おそらく急激な気候変化がその要因だと思われます。
<今日の3行日記>のグーグル英語翻訳
The day before yesterday and yesterday I was not feeling well. As a result, I was attacked by abnormal sleepiness and could not spend a very fulfilling day. This is probably due to rapid climate change.
イラスト素材:いいねをくれるパンダ
今日の記事の内容は過去にも似たようなことを書いています。しかし、読者はnoteクリエイターの記事を熟読していることは少ないので、似たような記事を何度書いてもいいと思っています。
また、同じテーマにチャレンジするということは、自分自身への挑戦という意味もあります。つまり、新たな考えが出てくるかもしれないという自分への期待もあるのです。
イラストと記事には関係はありませんが、スキといいねには関係があるのではないでしょうか。
今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございます。