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読まれる文章とは? 自分の読みにくい文章の手直し 

他人の読みにくい文章はすぐにわかります。しかし、自分の読みにくい文章はわかりにくいものです。そして、この読みにくい文章こそが、読者離れを引き起こしている可能性があります。当然と言えば当然なのですが、読みやすい文章の方が読者様に好かれ、この読者様がリピーターになります。

ちなみに、誰かに「上達の探求の文章が読みにくい」と指摘された訳ではないです。一応、最低限度の自己客観視ができるはずの大人ですので、以前から自分の文章に対してそのように感じていました。

今回は、noteの自分の文章を読み返し、自分で自分の文章を手直ししてみました。急いでいる方は目次をご参照下さい。

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なお、悪文は、昨日私が書いた下の記事を例に取り上げました。


私の文章の大きな欠点とは?


私の文章には3点の大きな欠点があります。
最初に、その3点について書きます。

1.主語が長い

私の文章は、時々主語が異常に長くなります。そのため、文章を読む方の読解を苦しめているはずです。

2.修飾語が長い

私の文章は、主文を説明するための修飾語が長い時があります。

3.一文が長い

文章の一文は、40~50語が適切らしいです。しかし、私の文章は、主節と従属節の両方が長くなり、80語を超えることがあります。noteの場合、一行が36文字です。一文を一行と半分以内、つまり54文字以内で終わらせることを目指した方が良さそうです。


悪文の例と手直し

最初に、下の文章をご覧下さい。悪文は昨日の文章の冒頭から抜粋しました。読みにくいところが2箇所あります。さて、どこでしょうか。


 今回は2022年4月に立てた目標の続編です。前回の目標の達成度を確認した上で、新たな目標を追加しました。

 日本人は元々目標を立てることが大好きな民族かもしれません。そして、その目標を達成できないと嘆き悲しみ、最後にはその取り組みをやめてしまう人も多い一族かもしれません。

 しかし、私たちクリエイターの多くは、noteを趣味の一部として考えている人も多いはずです。noteの有料記事で生活費を稼ぐ必要がある人や副業として成功させなければならない人ならば話が別ですが、もしそうでなければあまり目くじらを立てて目標達成に拘る必要はないと思います。

 そんな私もかなりいい加減です(笑)。

 本来、人間には、目標よりも夢や目標を達成したイメージや確信できる到達点・通過点を持つことの方がずっと大切です。人はそういう夢や目標の方が難なくクリアします。それに関しては、また別の機会に書きます。今回の記事も気軽に読んでいただければ幸いです。

2022年5月以降の目標 (noteの探求) スキ制限中 → 解除


もうすでに読者の皆様もきっとお気づきのことでしょう。

まず、下の文章(囲み記事・太字3行)が非常に読みにくいです。仮に理解できたとしても、一文を読むことにエネルギーを使います。全文を読み終える頃には、読者様も疲れ切っているかもしれません。

また、従属節と主節が長すぎます。そのため、一文が89文字になってしまいました。

このような文章を頻繁に書いていますと、リピーター様が付きにくくなる恐れもあります。

noteの有料記事で生活費を稼ぐ必要がある人や副業として成功させなければならない人ならば話が別ですが、もしそうでなければあまり目くじらを立てて目標達成に拘る必要はないと思います。

昨日の私と違って、今日の私ならば、以下のように書きます。

noteのクリエイター様の中には、noteの有料記事で生活費を稼ぐ必要のある人がいます。また、副業として成功させなければならない人もいます。これらに該当しないのであれば、あまり目くじらを立てて目標達成に拘る必要はないと思います。

どうでしょうか?こちらの方が断然読みやすいとは思いませんか?

さらに、もう一例挙げてみます。

本来、人間には、目標よりも夢や目標を達成したイメージや確信できる到達点・通過点を持つことの方がずっと大切です。人はそういう夢や目標の方が難なくクリアします。

今日の私ならば以下のように書きます。

本来、人間には、目標よりもずっと大切なことがあります。例えば、「夢や目標を達成したイメージ」や「確信できる到達点・通過点を持つこと」が、それに該当します。それらが夢や目標をより達成しやすくします。

いかがでしょうか?文章を書いている私でさえ、こちらの文章の方が容易に主張を理解できます(笑)。

自分の文章を客観的に直視することの難しさ


人は誰でも自己中心的な生き物です。そのため、書いている文章も独り善がりなものになりやすいです。

それを避けるためには、やはり、書いた文章を何度も読み返すことが大切でしょう。いつも時間に追われて文章を書いていますと、この一番大切なことを忘れてしまいます。

私たちは文章を書くプロではありません。ですから、一々書いた文章を丁寧に推敲することはありません。しかし、将来の有料記事を見据えた投稿ならば、自分の文章を丁寧に推敲する時間を持ちたいものです。

もし身近に文章を読んでくれる家族や友人がいるのならば、その方々からアドバイスをいただくことも一つの方法でしょう。


人様の文章が読みにくい時


ここだけの話です。

noteクリエイター様の文章が読みにくい時に、私はその文章の続きを読みません。スキを押して次の記事に向かいます。私同様に意外とこういう方も多いかもしれません。

我々クリエイターにとってこのようなことは屈辱です。しかし、文章を読むか読まないかの選択権は読者様にあります。

こういうことをされないようにするためにも、一度過去記事の読み直しや訂正、リライトを行った方がいいかもしれません。

私が苦手な文章とは?

私にも読むことが苦手な文章のタイプがあります。最後にこれについてまとめておきます。

1.1行ごとに余白を設ける文章

例を挙げれば下のようなタイプの文章です。こんな感じで30行も書かれますと非常に疲れます。私ならばこの3行を一段落で書きます。改行は絶対にしません。ただし、強調したい文章の時は敢えて1行にして目立たせます。

今日は暑くて気温が28度に達しました。

明日の予想気温は32度だそうです。

そろそろ扇風機や冷房の準備をした方が良さそうです。

2.段落のない文章

上の文章とも関係があるのですが、段落のない文章は読みにくいです。関連事項はある程度まとめて書くことが常識です。段落の使い分けができない方は、義務教育レベルの小説や評論を読んだ方がいいかもしれません。段落の見本は無数にあります。

3.1文を3行に分けて書く文章

もしかしたら、スマホで読まれることを意識したのでしょうか?例えば、下のような文章がその代表です。これですと、マウスのスクロールの回数が異常に多くなります。私は非常に苦手です。こんな感じで文章が30個も続きますと、私はそれだけで読まなくなります。

もしかしたら、
スマホで読まれることを
意識したのでしょうか?


まとめ

 私たちの文章は多くの人々に読まれることで価値が高まります。文章の価値とスキの多さには必ずしも相関関係がある訳ではありません。
 その読者様を増やすためには、リピーターを増やすことが一番です。
 なぜなら、リピーターこそが一番の口コミを作るからです。
 そのためには、やはり、我々が読みやすくて理解しやすい文章を書き続けることが大切である、と私は考えます。


今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また、いつもスキとコメントありがとうございます。




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