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20240415日経より所感

スノーピーク、MBO成立、株主総会後に上場廃止へ スノーピークは13日、米投資ファンドのベインキャピタルと実施したMBO(経営陣が参加する買収)について、TOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。12日までの買い付け期間に、買い付け予定数の下限を上回る応募があった。スノーピークは6月に予定する臨時株主総会を経て、早ければ7月にも上場廃止となる。 →かつて働き方の一つの提案としてスノーピーク本社が取材されていた。 新潟にあるオフィスだったと思うが、アウトドア企業だけにかな

    • 240402日経より所感

      ラピダスに5900億円追加支援 経産省が今年度、半導体「後工程」など 経済産業省は国内で最先端半導体の製造を目指すラピダスに対し、2024年度に追加で5900億円を支援することを決めた。近く発表する。そのうち製造工程の「後工程」と呼ばれる技術の開発へ500億円超を補助する。  トヨタ自動車やNTTなどが出資するラピダスは、2020年代後半に2ナノ(ナノは10億分の1)メートルの線幅の次世代半導体の量産を計画している。  経産省はこれまでに3300億円の補助を表明していた。24

      • 20240314日経より所感

        大手賃上げ、5%超相次ぐ 人材確保に配分 春季交渉、日鉄は14% 製造業8割が満額回答 2024年の春季労使交渉は13日、集中回答日(総合2面きょうのことば)を迎えた。  製造業の主要労働組合が加盟する金属労協によると、午後5時時点で回答を得られた52組合の全てで基本給を底上げするベースアップ(ベア)に相当する賃金改善の回答を得た。このうち86.5%は満額や要求以上の回答を得た。回答額は平均1万4780円と、14年以降で最も多かった23年交渉を更に上回った。  トヨタは13日

        • 20240312日経より所感

          ベネワン軸にROE改善 「9%超」狙う第一生命、TOB成立へ 保険業界、先行きに危機感 事業拡大・顧客開拓めざす 第一生命ホールディングス(HD)が11日を期限に実施した福利厚生代行のベネフィット・ワンに対するTOB(株式公開買い付け)が成立する見通しだ。第一生命HDは自己資本利益率(ROE)9%超を目指すなかで、ベネワンを事業変革の中核に据える。本業である保険事業への危機感から、保険以外の事業の拡大と新規顧客の獲得に向けて異例の大型買収に動いた。次期中計ではグループ全体の利

          20240308日経より所感

          公取委、賃上げの障壁にメス 下請法違反で日産に勧告 中小の価格転嫁促す 公正取引委員会は7日、日産自動車に対し下請け企業との取引で不当な減額を行っていたとして再発防止を求める勧告を出した。継続的な賃上げを妨げかねない企業間の不適切な取引にメスを入れた。成長と分配の好循環の実現は中小企業の賃上げがカギを握る。原材料費や人件費の上昇を価格に上乗せする価格転嫁の促進は欠かせない。(関連記事経済・政策面に)  公取委によると日産は完成車部品の製造委託先36社に、発注時に決めた金額から

          20240308日経より所感

          20230308日経より所感

          セブン&アイ、そごう・西武社員引き受け まず数十人 セブン&アイ・ホールディングス(HD)が、2023年に米投資ファンドへ売却したそごう・西武の社員の受け入れを今春に始めることが分かった。まず数十人を出向者として受け入れる。さらに100人程度まで増える可能性がある。西武池袋本店(東京・豊島)へのヨドバシカメラ出店などで百貨店に余剰人員が出ることが予想される。セブンは受け入れでそごう・西武の再出発を支援する。  要員が減る見通しの西武池袋の従業員や、部門統合などで組織のスリム化

          20230308日経より所感

          20240306日経より所感

          理想を求めて(3)「人類に10億年分の健康を」 100錠で今日も私は若返る(テクノ新世) 米ロサンゼルスに住むブライアン・ジョンソン氏(46)は、フィンテック企業を8億ドル(約1200億円)で売却して大富豪になった。次に生涯の目標にしたのが「死の超越」だ。 体年齢46→18へ  年に200万ドルをつぎ込み、自らを実験台に不老不死のプロジェクトを進める。46歳の体を18歳の頃に若返らせようと奮闘中だ。計画は1000本を超える論文や出版物に基づき、30人を超える医療チームが支える

          20240306日経より所感

          0304日経より所感

          「あえて非正規」若者で拡大 10年で14万人増 「やむを得ず」は半減 処遇や社会保障、新たな設計必要 非正規の働き方をあえて選ぶ人が増えている。25~34歳のうち、都合の良い時間に働きたいとして非正規になった人は2023年に73万人と、10年前より14万人増えた。「正規の職がない」ことを理由にした非正規は半減した。正社員にこだわらない働き方にあった処遇や、社会保障の制度設計が必要になっている。  都内で働く25歳のある女性は大手IT(情報技術)企業の正社員から、非正規社員とし

          0304日経より所感

          0226日経より所感

          市販薬乱用若者むしばむ 救急搬送の半数/SNSが影響も、精神面のケア必要 風邪薬など市販薬を過剰摂取する「オーバードーズ」が若者の間でまん延している。これが原因と疑われる20代以下の救急搬送は2023年1~6月で2602人と、全体の半数近くを占める。SNSの影響もあるとみられ、生きづらさを抱える若者の精神面のケアや啓発が必要となる。  「せき止め薬を大量に飲んだ」。23年12月14日朝、東京都足立区の路上で20代の男性と10代後半の女性が倒れているところを発見された。女性は一

          0226日経より所感

          0221日経より所感

          物流改革へ異業種タッグ ファミマ×コカ・コーラ、日清食品×JA 24年問題、トラック融通や共同配送 ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパン(コカBJI)はトラック物流で提携する。コカBJIが自社商品を運ぶトラックを使い、ファミマの各商品を店舗に届ける。日清食品と全国農業協同組合連合会(JA全農)は共同輸送でトラックの配送効率を高める。運転手の長時間労働を是正する4月の規制を前に、業種を超えた物流連携が広がってきた。  2024年4月以降にドライバーの時間外労働の上

          0221日経より所感

          0220日経より所感

          HV販売の伸び、EVを逆転 昨年、主要14カ国で3割増 トヨタは台数最高 欧米、中国、日本を含む主要14カ国のハイブリッド車(HV)の販売台数が2023年、前の年から30%増えて電気自動車(EV)などの伸び(28%)を上回った。トヨタ自動車のHV販売台数も過去最高を更新。品ぞろえの豊富さや使い勝手の良さが支持されたもようで、急拡大を続けてきたEVの成長ペースが踊り場を迎えている。 EVはコストの3~4割を電池が占めるとされる。今後、開発が進み低コストの電池が実現する可能性はあ

          0220日経より所感

          0219日経より所感

          三菱商事、インドで日本車販売網 現地大手に3割出資 巨大市場開拓 新会社はブランドごとに専売店を展開する。現在の店舗数は約150店舗で、インドの独立系自動車販売店では最大規模となる。三菱商事は新会社をインド車に加えて、日本車の販売拠点にもする考え。まずTVSで既に扱っているホンダの販売を拡大する。日本の自動車メーカーとの交渉を担い、日本車のブランドや車種を増やす。  インドでは自動車メーカーごとに設けられた専売店での販売が主流だ。販売網が弱いトヨタ自動車やホンダはシェアが低

          0219日経より所感

          0212日経より所感

          日野自・ダイハツ・豊田織機で認証業務研究 不正受け トヨタ会長が表明 トヨタ自動車の豊田章男会長は11日、不正が発覚したグループ3社の日野自動車、ダイハツ工業、豊田自動織機で、認証業務に関する自主研究活動を始めてもらう考えを明らかにした。工程や必要な能力について3カ月間をめどに整理する。  愛知県新城市で報道陣の取材に応じ、「認証の工程について、モノと情報の流れを整理させる」と述べた。  3社では相次いで認証不正が発覚しており、豊田会長は1月末に「グループの責任者」として変革

          0212日経より所感

          0208日経より所感

          「転職で賃金増」最多35% リクルート23年調査 幅広い業種で上昇  リクルートは7日、同社のサービスを通じて2023年に転職した後に賃金が増えた人の割合が35.0%だったと発表した。22年の33.0%を超え、さかのぼることができる02年以降で最高となった。人手不足を背景に幅広い業種で募集や採用時の賃金が高まっている。  「転職時の賃金変動状況」の調査結果を公表した。前職に比べて賃金が1割以上増えた人を「賃金が増えた」と定義して集計した。 →転職先での賃金上昇が1割以上、と

          0208日経より所感

          0207日経より所感

          ローソンがKDDIのグループに入る。足元の業績は堅調だが、国内コンビニエンスストアは5万6千店弱で足踏みしており飽和感が強い。ローソンはKDDIが持つデジタル技術を生かして実店舗とネットとの融合モデルや海外展開の基盤をつくり、最大手セブン―イレブン・ジャパン1強の市場に挑むことになる。(1面参照)  「ローソンの将来を共有し、各社が持つ強みを生かしていく」。ローソンの竹増貞信社長は6日、東京都内で開いた記者会見で語った。これまで親会社の三菱商事から、国内外のサプライチェーン(

          0207日経より所感

          0206日経より所感

          ワクワク働いていますか(2) Z世代「頼れるのは自分」(迫真) Z世代は多感な時期にリーマン・ショックや東日本大震災を経験した。最近は新型コロナウイルス禍が起き、経済や社会の不安定さを目の当たりにした。芽生えたのは組織に身をすべて委ねることへの不安。目に見える実績や数字を追い求め、自分の市場価値の向上に貪欲だ。 販売職で入った前職の大手メディアは残業がないなど職場は「ホワイト」だった。うんざりしたのは何をするにしても色々な上司の承認が必要な「はんこリレー」。仕事のスピード感

          0206日経より所感