毎日、必ず4枚以上は写真を撮って、毎日Xにあげる、ということをやっています。 「frabgments of 日付」として、つまり「その日の断片」として記録しています。 これをやりはじめたのは、以前書いたこの記事の内容がきっかけ。 ここでは、自分がどんな写真を撮りたいのか、「光ː光景」「影ː面影、影響」というキーワードで考えています。 一応、自分の中で落ちるところまで考えられたので、良かったのですが、 このままでは 「知った気になってるようじゃ、今日も丘サーファー」
使い始めて、3か月ほど経ってきたでしょうか。 なかなか使い慣れてきたので、記録的な写真の羅列を。 最近撮った中で、一番好きな感じのもの。 ピント面と光の感じがとても好き。中判感がでている気もします。 毎日持ち歩いているのですが、朝、職場の近くの道路。 この凸凹なコンクリートって、光によってテクスチャ感が際立つのでよいですねえ。 これは夜の公園。 時計が手入れが行き届いていない感じが、逆に良い。 iso400なので、ぶれないように気にしながら。 これも夜だけど、iso
普段、写真を撮るにあたって、心がけている考えをここに残しておこうと思います。 「光の写真」「影の写真」 意識しているのは、「光の写真」と「影の写真」。 これはライティングやシャドーという意味ではなく 光の写真:光景の写真 影の写真:面影、影響の写真 という意味で使っています。 これでもまだわかりにくいですよね。 もう少しかみ砕いて 光(光景)の写真とは、その場面やモチーフを瞬間的に伝えることが目的の写真として考えています。例えば、動物の決定的な瞬間や、景色、風景の
capture oneという、編集ソフトがあります。 最近、X上でこのcapture oneの新機能が話題になりました。 その新機能とは、「マッチルック」といい、 編集したい写真に、元となる写真を読み込ませることで、元となる写真の色味に、ワンタッチで合わせることができる、という機能です。 この機能の話題を見て、ぼくはこんなことを思い出しました。 20年前とかそこらへん、ぼくたちは電話番号と住所を100件覚えることができていたわけです。 しかも特殊能力とかじゃなく、ま
タイトルの通りですが、濱田英明さんの「時間の面影(Resemblance of time)」を見に、神戸まで行ってきました。 濱田英明「時間の面影(Resemblance of time)」 自分の住まいは東京なので、新幹線で新大阪まで。 自由席でしたが、まあまあ空いてましたね。 本旨とはズレますが、はじめてスマートEXを使ってみました。ものすごく便利。帰りの予約も行きの新幹線内でできて、モバイルsuicaでそのまま通れるのも新体験でした。 新大阪からは、乗り換えて
表題の通り、東京都庭園美術館「あかりともるとき」に行ってきました。 とても美しい建築と調度品、開け放たれた窓からの光が心地よいものでした。 東京都庭園美術館の本館である旧朝香宮邸。 普段は作品保護のため、直射日光などは入らないようになっているのですが、今回は、建築自体を作品として見せるための企画。 毎年やっているようですね。今回は、あかりがテーマ。 では、そんな美しい建築とひかりの写真たちをどうぞ。 アールデコの美しさがこれでもか、と押し寄せてきますね。 調度品な
leica S 006を購入してから、2か月ほどたちました。 カメラの扱いにも、DNGのダヴィンチ現像も、少しずつ自分のイメージに近づいてきた印象。 では、例によって、いくつか最近の写真を見ていただきたいと思います。 うーん、やはり、深度にしても、色にしても、立体感にしても、懐の深さを感じる。 ずっとfoveonとともに写真を撮ってきた人間ですが、CCDのおかげなのか、センサーサイズのおかげなのか、foveonで感じる空間感を実感できるのは、とてもよかった。 fov
この夏、フィンランドに行ってきました。 その時の写真たちが、自分の中で本当に良かったので、これは何か物としての形に残したい、と思って、写真集を作ってみました。 カメラはSIGMAのsdQuattro、レンズはオールドレンズのvivitar35mmを中心にいくつか。 今回の旅は、「暮らすように旅する」をテーマに、アパートメントを借りて、3週間ほど滞在しました。 生活という日常を、フィンランドという非日常の中で、行うことで、自分にとって良い写真が撮れたな、と思っています。
あまり運用してなかったこちらのアカウント、カメラを買い替えたのを機に、また始めてみようかな。 ということで、写真を載せるアカウントにしようかなあ。 これがいまのメインカメラ。 LeicaS typ006です。 CCDセンサーの中判デジタルです。 では、写真たちをみてください。 編集はDaVinciResolveで行っています。
クリスマス近くになると思い出す話。 今は昔、学生時代。 なんとなく好きな女性がいました。 いわゆる、趣味が合う、みたいな間柄。 好きなんだけど、それを言語化できない間柄。 そんな彼女から、お誘いがあった。 「12月22日にチャップリンの映画が新宿でやってるから観に行こう」 正直、嬉しかったし、ドキッとした。 でも、冷静に、「そんなニッチな誘いを受けるのはぼくだけだろう」とも思った。 なにせチャップリンである。 セリフはない。 そして絶妙にクリスマスから外れてい
ちょっとだけ書いてみようと思った。 特別な話ではないけれど 先日、胃腸炎になって、仕事を休んで、1日ねていました。 人はこんなに寝れるのかってぐらい寝るんですが、そうは言ってもたまに起きるわけです。 そんななか、外の光がカーテンにあたってやわらかくなり、部屋に射し込む。 寝ぼけた眼にはそんななんでもない光が美しく見えるわけです。 しかも、寝て起きて寝て起きてを繰り返すと、光の質が変わって、タイムスリップした感覚になる。 1日家の外に出ず、外の光に小さな感動を覚えなが
息子の悪口 先日、妻がこんなことを話してきた。 妻「今、幼稚園で、縦割り活動してるんだけど(年中と年長が一緒に活動する)、帰り際に年長の子がこんなこと言ってて・・・」 年長くん『〇〇君ねー(うちの息子のこと)、自分のこと〇ちゃんて言ってるんだよー。変だよねー。』 妻「これ聞いた時、ほんと、『何がダメなんだー!!』って怒鳴ってやろかと思っちゃった笑。まあ、その子のお母さんはママ友と話してて取り合ってなかったんだけどねー」 まあ、子供にはあるあるな話なんだろうな、怒鳴り込
いまの(というかここ数年来ずっと)日本に流れる空気感は、これだよなあ。 いま、国際舞台で肝を突くような人選をされて、慌てて燃やし失くそうとしているように見える。 これを、国際舞台から降りた方が歌っている皮肉。
最近、話題になっている漫画の一つ。 『LOOK BACK』 チェンソーマンでも話題の藤本タツキ先生が、急にジャンプ+で掲載した読み切りです。 人とのコミュニケーションが得意で漫画が好きな藤野と、不登校だけど細密な絵が得意な京本の2人の小学生の話。 この2人が漫画を通して交流していくことでストーリーが展開していきます。 ぼくがこの漫画を読んだ感想で最初に出てきたのは 「辛いことも悲しいこともあるかもしれないけれど、漫画の持っている救いにすがって、前を向いて進むしかない
通勤途中に、蓮の葉に乗った、やけに立派なお地蔵様がある。 日常のことなので、「やけに立派だなあ」ぐらいにしか思っていませんでした。 あと、花が生けてあることぐらい。その花が生きているのか、造花なのか思い出せない程度。そんな認識でした。 今朝、そのお地蔵様とは、道路を挟んで反対の道を歩いていると、 50代ぐらいのサラリーマンがそのお地蔵様に手を合わせ、首を垂れていました。 思ったよりも長い感じ。心の中で何か言葉を唱えているのがわかる時間。 そんな場面に、想像が巡ります