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遠足に行きたくない息子と、その母の心の機微

自分の機微に気付きまくる100日ドリル 17



さて、今日も書いてみよう。

一昨日の晩、息子とお布団に入ってねむねむしていたら「ぼく明日遠足に行きたくない」という話になった。行きたくないの?紙漉き楽しみじゃない?とか話してると、「ぼくはヘタだから」「うまくできないから」「上手じゃないから」という言葉がぽろぽろ出てくる。
うまくできないと、どんな気持ちなになっちゃうから行きたくないのかなー、ヘタだと、みんなとやるのが恥ずかしい感じかな?聞くとそのようであった。
朝になって、やはり行きたくないの意志は固く、私としては息子を遠足に送り出した後のスケジュールをなんとなく組んでいたので、行ってもらいてえなぁ~という気持ちがあったが、なんとなく組んでいたスケジュールとはどんなものかを意識の上にちゃんと取り出してみてみたら、note書いたり、読書したり、ヤギ散歩してたまに寝転んで昨日みたいにのんびりすごそーってかんじだった。しかもちょっと、のんびりしたい、という気持ちとともに、火・水・木とそんな感じですごしたので、ちょっぴりのんびりが飽きてきてた。そんな機微。

ふっと、「ようちえんの遠足に一緒に行っても気分転換になっかも…?」という思いが湧いたことをキャッチした。でもすぐに「のんびりスケジュールを手放すことは惜しい気」が湧いたこともキャッチして決断できず、
「紙漉きはしないでいいように、公園でおやつ食べるのだけ楽しめるようにスタッフに伝えるよ」とか(これが受け入れられる森のようちえん)
「はくちゃんヘタじゃないとお母ちゃんは思うよ」だとか「やってみたら楽しいかもしれんよ」などと、「環境の整備」とか「暖かいはげまし」っぽいことを(これはただの親の気持ちの添加になっちゃうんかもなー)手を変え品を変えしたけどやっぱり行きたくないそうで、

森のようちえんのスタッフラインに相談したところ、えんちょーの提案は「紙漉きしないでも大丈夫よ~公園で一緒におやつ食べよう」と、「京ちゃんもヘタだからやらないよー」って伝えてみて~、とのことで、息子に言ってみるが、自分だけしないでいると、お友達にそれを指摘されたりしそうなのがイヤだということで、その案はやはり却下。なるほど。
次に、「京ちゃんもヘタだからやらないんだってー」と伝えると、笑顔だった!!
なるほどー、そうなんか、、やっぱり、それが安心するのかー。環境の整備よりも、励ましっぽいやつよりも、まず「ぼくとおんなじきもち」をわかってもらったら安心だよね。笑顔が物語る安心感!

そーかそーか、じゃあ行く準備しよっか!と進めようとすると「行かないよ」と。あらそう、それとこれとは別ね。えーどうしよう。じゃあ、やっぱり、お母ちゃんも一緒に行く系?そのパターン?…それだったら行ってみる?ですよねー。んじゃ行くか!

ここで私はちゃんと自分の機微をも掬い取らんと、と意識した。「お母さんとして、やさしく子どもの気持ちに寄り添い、行動に表すべき」と思って遠足に行くの?それは自分ののんびり過ごしたいという気持ちがないがしろになってないか?と。さすれば、
「のんびり過ごしたい気持ちもあったけど、ちょっとのんびりが飽きてる気持ちもあった。だから、自分が気分転換にもなって息子が嬉しいんだったら、遠足行くっていう過ごし方でもいいんじゃない?」と自分が納得した。

でも、正直言って子どもたち大勢と過ごすのって、疲れる。森のようちえんのお当番、えんそくの引率として行動すると思うと、少しばかり緊張感がある自分もいるのは否めない。その気持ちがまだひっぱってることをキャッチした。なので、
子ども大勢と過ごす、お当番、引率がなんで緊張すんの?なんかちゃんとしないといけないと思ってるの。まあ、緊急の事態なんかでは然るべき行動をとることを求められるだろうけど、緊急の事態以外は別に楽しめばいいんちゃうの?気分転換と思って行くんだろうがよ。そんないつ起こるかもわかんない緊急事態にずっと備えてたらそりゃストレスで疲れるわい!ずっと緊張状態で疲れてたら、緊急事態にも本能働かんぞい!

と突っ込んどいた。はは、ほんまや、引率として、とかまあおいといて、自分の気分転換のために、息子の遠足に気楽についていこーっと。

なな、1700字も書いて、まだ遠足行ってもなかった!
着いてからも、息子の機微やら自分の機微やらの気づきがいっぱいあるのに。機微に向かえば、毎瞬間にも、気づきがあるな!

いったんおわり!


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on the boatのJさん(旧すぎぼnote)
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